接続設定

接続設定は同期処理の実行に必要な基本設定です。
特に「通常」と「予備」は ISPに 接続するためには必須の設定です。
ご利用の前に必ず設定を行なうようにしてください。


  • 通常
  • 予備
  • モニター
  • 完了状態
  • 実行予定



  • 目次

     


    通常

    同期の実行にはインターネットに接続する必要があるため、 ISPに 接続するための設定が必要です。
    ここでそのための設定を行ってください。

    なお、Pocket PC 上で リモート接続の設定が行なわれていない場合は そちらの設定を先に行なっていただく必要があります。
    また、設定を行なったリモート接続は Auto Web Recorderを使用する前に、 一度テストを行って確実に接続が行なえることを確かめておいてください。


    接続
    種類
    同期に使用する接続の設定名を指定します。
    リモート接続の設定名のほか 「ブラウザの接続設定に合わせる」、「LANで使用する」を 指定することができます。
    「ブラウザの接続設定に合わせる」を選択する場合は Pocket Internet Explorerの設定が適切に行われている必要 があります。
    Pocket Internet Explorerの設定は「ツール」メニューの「オプション...」 を選択し、「接続」タブを開いて行ってください。
    パスワード設定
    種類で指定した接続設定のパスワードに関する設定を行なってください。
    試行回数
    接続に失敗したときに何回まで試行を繰り返すのか回数を設定します。
    “3”と設定した場合には、3回接続に失敗した時点で処理を中断します。
    試行間隔
    接続に失敗したときに再試行までの待機時間の秒数を設定します。
    試行回数と合わせ3分間の再試行は2回(最初の試行と合わせて3回)以内と なるよう設定してください。
    プロキシ
    プロキシを利用する場合は設定を行なってください。 接続の種類で「ブラウザの接続設定に合わせる」を選択している場合はこの設定は不要(※)です。

    ※ ここでは不要ですが、ブラウザ側で設定する必要があります。

    プロキシ設定
    プロキシ設定用のダイアログを開きます。
    時間制限
    接続が制限時間を超えたら中断する
    接続の時間制限を行いたい場合はチェックしてください。
    この設定をチェックすると処理の途中であっても設定時間を超えた場合には処理を中断し回線を切断します。
    制限時間
    制限したい接続時間を設定してください。
    通信機器側に同様の設定を行なえる場合は念のため、その機能も利用されることをお勧めします。
    何らかのトラブルによってこの機能が動作しない場合のバックアップ手段となります。



    目次 接続設定

     


    予備

    「通常」 が最初に行われる接続試行のための設定であるのに対して、 ここでの設定は「通常」設定による接続が失敗した場合に利用されます。
    設定項目についてはまったく同様ですので、「通常」 の説明をご参照ください。




    目次 接続設定

     


    モニター

    同期実行時の状態をモニターするための設定を行います。


    サウンド
    同期処理の各タイミングで鳴らされるWavファイルを 指定します。
    この機能を利用すれば画面を見ていなくても処理の状況を ある程度把握することができます。
    各エディットボックスの右にある[...]をタップするとダイアログに よってファイルを参照できます。Pocket PC で録音した 音声ファイルなどを指定するときに便利です。
    [テスト]ボタンは指定されたWavファイルを再生し内容をチェックできます。
    ※ サウンドによる通知が必要ない個所はWavファイルを指定 する必要はありません。
     
    同期処理の開始
    同期処理が開始されたときの音を指定します。
    このタイミングは電話回線の接続より前です。
    同期処理の完了
    同期処理が完了したときの音を指定します。
    このタイミングは電話回線の切断より後です。
    接続の完了
    電話回線が接続したときの音を指定します。
    LAN接続を使用する場合はこの音は再生されません。
    このタイミングは同期の開始より後です。
    切断の完了
    電話回線が切断したときの音を指定します。
    LAN接続を使用する場合はこの音は再生されません。
    このタイミングは同期の完了より前です。

    ダイアログ
    詳細情報を表示する
    この項目をチェックするとダイアログに表示される内容が より詳細になります。



    目次 接続設定

     


    完了状態

    一番最近完了したスケジュールの完了状態を表示します。

    使用スケジュール名
    同期を行ったスケジュールの名称を表示します。
    接続
    同期に使用した接続が「通常」であったか「予備」であったかを表示します。 「予備」接続が使用された場合は「通常」の接続設定に誤りがないか見直してください。
    同期開始日時表示
    処理を開始した日時を表示します。
    処理時間
    処理の完了までにかかった時間を 時分秒 で表します。
    完了状態
    正常に完了したのか、中断されたのかなどを表します。
    ここでエラーが表示されている場合は、接続の設定に誤りがないか見直してください。
    エラー件数
    エラーがあった場合、その件数を表示します。
    このエラーはプログラムそのもののエラーではなく、 サーバーとの間のファイルの取得に関するものです。
    大抵の場合コンテンツプロバイダ側の リンクミスなどによってファイルの取得が行なえなかったことを表しています。
    ここでのエラーに対処する方法はありません。



    目次

     


    実行予定

    接続設定の中で表示されている場合は 今後、もっとも早く実行が予定されているスケジュールの情報を表示します。
    スケジュールのプロパティの中で表示されている場合は、 そのスケジュールがもっとも早く実行される予定の時間が示されています。
    予定がない場合にはその旨が表示されます。

    使用スケジュール名
    実行が予定されているスケジュールの名称を表示します。

    実行日時
    実行予定の日時を表示します。

    ※ プロパティページを開いた時点での情報が表示されているため、 次に開きなおした場合には情報が変化している場合があります。
    この情報が確定するのは「お気に入り」のプロパティシートを閉じた時点です。



    目次

     


    パスワード設定

    接続設定の種類で指定した リモート接続の設定にパスワードが保存されていない場合はここでの設定が必要になります。
    「mopera Live!!」など、パスワードが不要なプロバイダーを利用する場合は必ず 「パスワードは不要」をチェックしてください。

    パスワードは不要
    一般的なプロバイダーではチェックしないでください。
    「mopera Live!!」などパスワードが不要なプロバイダーを利用する場合には必ずチェックをつけてください。
    パスワード
    接続設定の種類で指定したプロバイダーのパスワードを入力してください。
    パスワードの確認入力
    確認用にもう一度接続設定の種類で指定したプロバイダーのパスワードを入力してください。



    目次

     


    プロキシ設定

    企業内からの利用や何らかのサービスを受けるために プロキシを通したい場合に設定してください。
    一般的な個人ユーザーの環境ではプロキシサーバーを使用しなければならないケースはあまりありません。
    逆に企業内からの使用ではプロキシを経由しないとサービスを受けられないことが多いと思われます。
    接続の種類で「ブラウザの接続設定に合わせる」を選択している場合はこの設定は不要(※)です。
    ※ ここでは不要ですが、ブラウザ側で設定する必要があります。

    プロキシ サーバを使用する
    プロキシサーバーを使用する場合はチェックをつけてください。
    アドレス
    プロキシサーバーのアドレスをドメイン名またはIPアドレスで指定してください。
    ポート
    プロキシサーバーのポート番号指定してください。
    ローカルアドレスにはプロキシを使用しない
    プロキシは使用するが同じLAN内のほかのマシンのサーバーにアクセスする際にはプロキシ を通さないようにする場合はチェックしてください。



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