============================================================================ .RAR ファイルの解凍をウィンドウズ上で!(もとからできてるっちゅーねん!) UNRAR32.DLL 開発用SDK Ver 0.05 亀井 哲弥 ============================================================================ 0.はじめに このたびは「UNRAR32.DLL」をダウンロードして頂きありがとうございます。 これは、Eugene Roshal 氏が開発し、ヨーロッパ方面でよく使われているら しい RAR ファイルの解凍を実現する DLL (ライブラリ)です。32ビット版で すので、Windows 95 または Windows NT(i386用)でのみ動作可能です。 単独で使用することはできません。対応したアプリケーションが必要です。 また、現在 NIFTY-Serve FWINDC MES #3 にて進行中の『統合アーカイバA PI仕様』(仮称)に準拠しています。 なお、「API仕様」は現在進行形のプロジェクトです。したがって、この UNRAR32.DLL に含まれる機能も、最終決定版ではないと言うことを充分に認 識の上ご使用ください。 それから貴方のソフトでこのDLLに対応する場合、出来るだけダイナミック リンク(LoadLibrary/GetProcAddress)で使用するようにして、UNRAR32.DLL が無い環境でも、(RAR関係が使えないだけで)問題なく動作するような設 計にしてください。 1.ファイルについて UNRAR32005.LZH を展開すると以下のファイルが得られます。 UNRAR32.TXT : このドキュメント UNRAR32.DLL : ライブラリ本体 UNRAR32D.TXT: UNRAR32.DLL でのコマンド等についての説明ファイル UNRAR32.API : UNRAR32.DLL で使用できるAPIの説明書です。 src/* : ソースファイルです。 2.使い方 これはライブラリのみですので、単独では使用できません。 A. プログラムから API については,UNRAR32.API をご覧ください。 UNRAR32.DLL を使用するには unrar32.h または comm-arc.h をインク ルードし、リンク時に unrar32.lib(自分で作成してください)をリンク するか、LoadLibrary()/GetProcAddress() によりダイナミックにリン クすることが必要です(出来るだけこちらの方法を)。 B. 一般ユーザーから このDLLを使用するためには、対応したアプリケーションが必要です。 また、このDLLはWindowsのシステムフォルダ(通常は Windows 95なら \Windows\system\、Windows NTなら \Windows\system32\)にコピーし てお使いください。上記以外の場所に置くことは、今後の本DLLのバー ジョンアップなどによる仕様変更の際、重大な問題を引き起こす可能性 もありますので、十分注意が必要です。 また、Eugene Roshal 氏より配布されている UnRAR.DLL が必要です。DLL 単体では配布されていないので(たぶん)、wrar203.exe に含まれている UnRARDLL.rar を解凍して入手してください(DOS窓で unrar x unrardll.rar と入力すれば解凍できます)。 wrar203.exe は http://www.geocities.com/SiliconValley/Lakes/2797/ または「窓の杜」(http://www.forest.impress.co.jp/archiver.html) など から入手することができます。 3.著作権及び転載について UNRAR32.DLL はフリーソフトウェアです。とりあえず著作権は作者が保有し ていますが、著作者人格権を行使する意志はありません。改変および再配布に 対する制限は一切設けません。暇があって物好きな方はもっとまともなものを 作って公開してください。ただし、Copyright 表示は残しといてくれると嬉し いなっと。 UnRAR.DLL は Eugene Roshal 氏が著作権を保有しています。 またこのソフトを使用することによって生じた結果等について、作者は責任 を負わないこととさせていただきます。 4.サポートは A. 会議室 NIFTY-Serve バグ報告・意見・要望 FWINDC MES( 3) 【仲間】共同開発仲間募集・ネタ#2 B. メール kamei@jsdlab.co.jp/JCA00343@niftyserve.or.jp また、下記の URL に関連情報を公開していきたいと思いますので(私がやる わけじゃないけど)、合わせてご覧いただければ幸いです。 http://www.csdinc.co.jp/archiver/ 5.バージョン履歴 version 0.05 1998/04/04 ・パスワード付き書庫に対応。 ・絶対パスを相対パスに変換するようにした(念のため)。 version 0.04 1998/03/23 ・パス名の比較の不具合を修正。 ・-s オプションを追加。 version 0.03 1998/03/17 ・レスポンスファイルを指定できるようにした。 version 0.02 1998/03/16 ・実は完成していなかった(^^; ・UnRAR.DLLがロードできない場合はメッセージボックスを表示するようにした。 ・文字列リテラルをリソースに追い出した。 ・コマンドラインの解析がタコっていたのを修正。 version 0.01 1998/03/13 ・完成(^^; ------------------------------------------------------------------------------