Microsoft Office 2000 Service Pack 2 (SP-2) は、Office 2000 Service Release 1 (SR-1) リリース以降に提供された不具合を修正するアップデート モジュールを集めた最新のサービス パックです。こちらを適用することで、Office 2000 コンポーネントを最新環境へアップデートすることができます。

Microsoft Office 2000 SP-2  をインストールする前に、重要をご確認ください。Microsoft Office 2000 SP-2 の詳細な情報については、こちらのフォルダを開いて、Readme.doc をご覧ください。さらに新しい情報については、SP-2 の Web ページを参照してください。

ご使用のコンピュータにインストールされている Office 2000 のバージョンを確認するには

Office 2000 SP-2 をインストールするには、あらかじめ Office 2000 SR-1 をインストールしておく必要があります。Office 2000 SP-2 は、Office 2000 SR-1よりも前のバージョンの Office 2000 にはインストールできません。お使いの Office 2000 環境が SR-1 でない場合には、このページ後半の説明にしたがって、先に SR-1 アップデートをインストールしてください。

使用しているコンピュータにインストールされている Office 2000 のバージョンを確認するには、次の手順を実行します。  

1.  Windows の [コントロール パネル] を開きます。

2.  [アプリケーションの追加と削除] を開きます。

3.  インストールされているすべての Office 2000 アプリケーションに「SR-1」という表示があるか確認します。 

4.  「SR-1」と表示されていない場合は、まず SR-1 アップデートをインストールする必要があります。

5.  「SR-1」と表示されている場合は、SR-1 がコンピュータにインストール済みなので、SP-2 のみをインストールします。   

Office 2000 SP-2 のインストール

Office 2000 SP-2 は、以下のアプリケーションに対して適用することができます。  

Microsoft Outlook® 2000 SR-1
Microsoft Access 2000 SR-1
Microsoft Excel 2000 SR-1
Microsoft Word 2000 SR-1
Microsoft FrontPage® 2000 SR-1
Microsoft PowerPoint® 2000 SR-1
Microsoft Access 2000 SR-1 ランタイム  

上記のアプリケーションがシステム内に存在しない場合は、「必要なバージョンの製品が見つからないのでインストールを中止します」という内容のメッセージが表示されます。  

標準アップデート

Office 2000 SP-2 標準アップデートは、Office 2000 SR-1 に対する最新の製品アップデートを提供するもので、スタンドアロン コンピュータにインストールしなければなりません。すでに SR-1 へのアップデートが済んでいる場合は、以下の手順に従って、SP-2 へアップデートしてください。

1.   SP-2 標準アップデートのフォルダを開き、Sp2cdpak.exe をダブル クリックします。

2.   表示されるダイアログの指示に従って、SP-2 の標準アップデート ファイル Sp2upd.exe を保存するフォルダを指定します。

3.   Windows エクスプローラなどで Sp2upd.exe を保存したフォルダに移動して、Sp2upd.exe をダブル クリックします。SP-2 標準アップデートのプログラムが開始されます。

SP-2 インストール後は、コンピュータを必ず再起動してください。

管理者用アップデート

Office 2000 SR-1 用の SP-2 管理者用アップデートは、標準アップデートと同様に Office のバージョンをアップグレードします。さらに、SP-2 管理者用アップデートには元のファイルに対するバイナリ パッチではなく、完全にアップデートされたファイルが収録されています。中央のサーバーから一括して複数のコンピュータに Service Pack 2 をインストールする場合は、SP-2 管理者用アップデートを使用してください。

すでに SR-1 へのアップデートが済んでいる場合は、アップデート パッケージをインストールする前にまず SP-2 管理者用アップデートのフォルダを開き、Readadm.doc をご覧ください。  

Office 2000 SR-1 アップデートのインストール

標準アップデート

Office 2000 SR-1 標準アップデートは、スタンドアロン コンピュータにインストールしなければなりません。SR-1 へのアップデートがまだ済んでいない場合は、まずこちらのフォルダを開き、Paread.txt をよくお読みになってから、以下の手順に従って SR-1 アップデートをインストールしてください。    

1.   SR-1 アップデートをインストールする前に、最新版の Windows インストーラをインストールしておくことをお勧めします。Windows 2000 をお使いの場合は、Windows インストーラをアップデートする必要はありません。Windows インストーラをインストールするには、Windows 98 および Windows 95 をお使いの場合は こちらのフォルダの Instmsi.exe をダブルクリックします。Windows NT 4.0 をお使いの場合は、こちらのフォルダの Instmsiw.exe をダブルクリックします。  

* Windows インストーラのインストールを行うと、コンピュータが再起動されます。再起動後、この CD-ROM の Sp2inst.htm ファイルをダブルクリックするか、この CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入し直すことにより、このページを再度表示します。引き続き、下記の手順に従い Office 2000 SR-1 アップデートのインストールを行ってください。  

2.   Microsoft Office 2000 SR-1 アップデートをインストールするには、こちらのフォルダを開いて Setup.exe をダブル クリックします。

3.   Microsoft Office 2000 使用許諾契約書の画面の使用許諾契約書をお読みになり、全条項に同意される場合は、[「使用許諾契約書」の条項に同意します]をクリックし、[次へ] をクリックします (同意されない場合、セットアップを継続することはできません)。

4.   [Office のアップデート] と [Windows のアップデート] のアイコンが表示されます。  

* [Office のアップデート] をクリックすると、現在ご使用の Office アプリケーションの機能を Office 2000 SR-1 にアップデートします。

* [Windows のアップデート] をクリックすると、現在ご使用の Internet Explorer を Internet Explorer 5.01 にアップデートします。

* お使いのコンピュータにおいて Office または Windows がすでに最新の状態にアップデートされている場合は、クリックできないように淡色のアイコンで表示されたり、クリック後に「既にインストールされています」と表示されます。  

5.   現在ご使用の Office アプリケーションの機能を Office 2000 SR-1 にアップデートするには、[Office のアップデート] をクリックします。お使いのコンピュータにおいて、アップデートが必要な Office 2000 のコンポーネントが表示されます。

6.   アップデートを開始するには [次へ] をクリックします。

7.   Office のアップデートが終了するまで時間がかかりますので、しばらくそのままお待ちください。再起動後、システムの設定が行われ、アップデートが完了します。

8.   現在ご使用の Internet Explorer を Internet Explorer 5.01 にアップデートするには、手順 2、3 を順に行い、手順 4で [Windows のアップデート] をクリックします。

9.   Internet Explorer 5.01 のインストールの画面が表示されるので、インストールの種類を選択して、インストールします。

10. Microsoft IME 2000 SR-1 アップデートをインストールするには、こちらのフォルダを開いて IME2KSR1.EXE をダブルクリックします。

11. Microsoft Bookshelf® Basic 2.0 SP-1 をインストールするには、こちらのフォルダを開いて、BS2JPSP1.EXE をダブルクリックします。  

SR-1 へのアップデートが完了したら、この CD-ROM を再度 CD-ROM ドライブに挿入し直すことにより、このページを再度表示します。引き続き、「Office 2000 SP-2 のインストール」の指示に従い SP-2 のインストールを行ってください。  

管理者用アップデート

Office 2000 用の SR-1 管理者用アップデートは、標準アップデートと同様に Office 2000 を SR-1環境にアップデートします。さらに、SR-1 管理者用アップデートには元のファイルに対するバイナリ パッチではなく、完全にアップデートされたファイルが収録されています。中央のサーバーから一括して複数のコンピュータに SR-1 をインストールする場合は、SR-1 管理者用アップデートを使用してください。

SR-1 へのアップデートがまだ済んでいない場合は、SR-1 管理者用アップデートをインストールしてください。こちらのフォルダにSR-1 管理者用アップデート はあります。SR-1 管理者用アップデートが完了したら、このページへ戻り、「Office 2000 SP-2 のインストール」の指示に従って SP-2 をインストールしてください。  

重要

• Office 2000 SP-2 を一度インストールすると、アンインストールすることはできません。  

• Office 2000 SP-2 に含まれる Outlook のセキュリティ アップデートは、Outlook の一部機能に制限を設けることにより、さらに高度なセキュリティ環境を提供します。詳細は、Web ページ「Outlook 2000 SR-1 アップデート: 電子メール セキュリティ」を参照してください。   

• ネット フォルダを利用しているとき、電子メールの送信確認ダイアログやアドレス帳へのアクセス確認ダイアログが表示される場合がありますが、ネット フォルダは正常に動作します。

• Palm や Windows CE デバイス (PDA) と同期を行う場合、電子メールの送信確認ダイアログやアドレス帳へのアクセス確認ダイアログが表示される場合がありますが、同期機能は正常に動作します。  

• Team Folders を操作している場合は、自分に代わってプログラムがメールを送信するときに多くのプロンプトが表示されます。プロンプトに応答して操作を続けると、送信処理が実行されます。  

• Microsoft ビジネス ツールの顧客データ マネージャ (SBCM) を使用している場合は、多くのプロンプトが表示されます。ただし、顧客データ マネージャはそのまま動作します。  

• Office ドキュメント形式で PowerPoint® プレゼンテーションを送信する場合 (PowerPoint 内の [ファイル] - [送信] - [メールの宛先]) は、送信されるプレゼンテーションに Script.js ファイルが含まれるので、警告が表示されます。.JS ファイルは、制限を受けるファイルの種類としてリストに指定されています。  

• Word または Microsoft Excel からアドレス帳にアクセスすると、プログラムがアドレス帳にアクセスしようとしているという内容のプロンプトが表示されます。  

• Word または Microsoft Excel からアドレス帳にアクセスすると、プログラムがアドレス帳にアクセスしようとしているという内容のプロンプトが表示されます。

• Microsoft Access では、Send.Mail マクロによってプログラム アクセスのプロンプトが表示されます。

• はがきスタジオの住所録の取り込み、または書き出しを行ったときに多くのプロンプトが表示されます。プロンプトに応答して操作を続けると、処理が実行されます。 　

• Office 97 Personal Business Edition の電子地図帳連絡先フォームの発行に失敗します。　

• はがきスタジオ 2001 から Outlook の連絡先にアクセスしようとすると、警告が表示されるようになります。その場合はアクセスを許可する時間を最長に設定すると警告が表示される頻度が下がりますが、警告を消すことができなくなりますのでご注意下さい。　　

開発者用などの詳細な情報については、Web ページ 「Outlook 2000 SR-1 アップデート: 電子メール セキュリティ」をご覧ください。    

Microsoft Office チーム一同  

© 2000 Microsoft Corporation. All rights reserved