---------------- エラーコード一覧 ---------------- ここでは、BIOSのエラーコードの原因、対策を説明します。 ● -1 すでに同じ回線がオープンされています 【原因】すでに他のアプリケーションまたはドライバでオープンし使用されている回線を指定しました。 【対策】他の回線を指定し、オープンします。 ● -2 指定された回線はオープンされていません 【原因】オープンされていない回線を使用しようとしました。 【対策】回線をオープンした後に使用します。 ● -3 回線番号の範囲エラー 【原因】回線番号の範囲が1〜32であるにも関わらず、その範囲外の回線を指定しました。 【対策】他の回線を指定しオープンします。 ● -4 他に同じ通信パラメータパケットを使用している回線があります 【原因】他の回線が使用している通信パラメータパケットを使用して回線をオープンしようとしました。 【対策】新たに通信パラメータパケットを確保しオープンします。 ● -5 他に同じベースI/Oアドレスを使用している回線があります 【原因】他の回線が使用している物理回線(UART)を使用して回線をオープンしようとしました。 【対策】他のオープンされていない物理回線を指定し、オープンします。 ● -6 ボードが存在しません 【原因】回線の初期化ができませんでした。原因は次の状態が考えられます。 ・ボードが拡張スロットに接続されていません。 ・ボード上のディップスイッチで設定されているベースI/Oアドレスと、指定されたベースI/Oアドレスが異なっています。 ・他の拡張ボードが使用しているI/Oアドレスと重なっています。 【対策】上記の原因を捜し対処します。 ● -7 通信パラメータパケットが破壊されています 【原因】通信パラメータパケットが何らかの原因で破壊されています。 【対策】このエラーが発生した場合には、BIOSの初期化が必要です。「BIOSの無条件初期化」を実行してください。このとき、他の回線も初期化されます。 ● -10 割り込み指定エラー 【原因】割り込み番号(IRQ)の値が範囲外です。 【対策】正しい割り込み(IRQ)を使用するように設定してください。 (RSA-DV/Sは IRQ 3,4,5,6,7,9,10,12) (RSA-DVU/Sは IRQ 3,4,5,6,7,9,10,11,12,14,15) ● -11 ベースI/Oアドレスエラー 【原因】指定したベースI/Oアドレスの下位4ビットが0以外になっています。 【対策】ボードの取扱説明書を良くお読みになり正しく設定してください。 ● -13 通信モードエラー 【原因】指定した通信モードのストップビットの設定が無効となっています。 【対策】1,1.5,2ビットのいずれかの設定にしてください。 ● -14 受信バッファ長エラー 【原因】指定した受信バッファ長が8〜32000の範囲外です。 【対策】8〜32000の範囲内に設定してください。 ● -15 ブレーク送信時間エラー 【原因】指定したブレーク送信時間が1〜65534の範囲外です。 【対策】1〜65534の範囲内に設定してください。 ● -16 フロー制御エラー 【原因】指定したフロー制御の値が0〜3の範囲外です。 【対策】0〜3の範囲内に設定してください。 ● -20 タイムアウト時間内にデータの受信ができませんでした ● -21 即時復帰の場合に受信バッファにデータがありませんでした ● -22 受信バッファの初期化時に、受信データが残っていました ● -23 受信バッファの変更時に、受信データが残っていました ● -30 タイムアウト時間内にデータの送信ができませんでした ● -31 即時復帰の場合に送信ができませんでした ● -32 フロー制御により、タイムアウト時間内に送信ができませんでした ● -33 即時復帰の場合に、フロー制御により送信ができませんでした ● -40 中断指示割り込みによって終了しました