■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■ LANマネージャクライアントの設定(LCI2-T) ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ この度は、メルコ製品をお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。 この「LANMAN.TXT」には、マイクロソフトLANマネージャクライアントのセットアッ プ手順が記載されています。 製品に添付されているマニュアルを参照してパソコンへの取り付けをおこなった後、 ドライバのインストールをおこなってください。 ※このドライバをDOS/V機にインストールするには、EMM386.EXE Ver4.49以降が必要で す。 ---------------------------------------------------------------------------- マイクロソフトLANマネージャクライアント ---------------------------------------------------------------------------- NDISドライバ(v2.01)を使用してマイクロソフトLANマネージャのクライアントマシ ンとして設定する方法について説明します。 ※NDIS(Network Driver Interface Specification)は、データリンク層と本製品の 通信に関して、マイクロソフト社と3Com社が定めたインターフェースの規約です。 本製品は、NDIS2.01 MACドライバの仕様を満たしており、マイクロソフトLANマネ ージャクライアントソフトおよびNDISドライバ対応の各種アプリケーションを利用 できます。LANマネージャのサーバには使用できません。マイクロソフトWindowsNT Server 4.0付属のLANマネージャクライアントソフトウェアを使用することにより、 WindowsNT Server 4.0に接続することができます。 ●ドライバのインストールを始める前に Windows3.1がセットアップされているパソコンでも、DOSプロンプトでインストール を行います。 ●ディレクトリとファイルの構成 「LCI2-T Driver Disk」のMSLANMAN.DOS下のディレクトリ構成は次のとおりです。 このディレクトリ構成は、LANマネージャのインストール時に使用する「補助ドライ バディスク」に合わせてあります。 \ | +--- MSLANMAN.DOS | +--- DRIVERS | +--- ETHERNET | | | +--- LCI2AT ------ LCI2AT.DOS | | PROTOCOL.INI | | LCI2AT.SIS | | | +--- LCI298 ------ LCI298.DOS | PROTOCOL.INI | LCI298.SIS | +--- NIF ------ LCI2AT.NIF LCI298.NIF 「LCI2-T Driver Disk」で、提供されるドライバファイルは次のとおりです。 LCI2AT.DOS DOS/V用NDIS2ドライバ(LANマネージャのサーバでは使用できません) LCI298.DOS PC-9821用NDIS2ドライバ(LANマネージャのサーバでは使用できません) NDISドライバのインストールを行うために使用するファイルは次のとおりです。 ・DOS/V用 PROTOCOL.INI プロトコルマネージャ設定ファイル LCI2AT.NIF ドライバ情報ファイル ・PC-9821用 PROTOCOL.INI プロトコルマネージャ設定ファイル LCI298.NIF ドライバ情報ファイル ●ドライバのインストール 《注意》 設定を行う前に、パソコンに本製品が正しく取り付けられていることを確認してくだ さい。 ドライバのインストールは、パソコンの環境によって手順が異なります。あてはまる ケースに従って作業を行ってください。 マイクロソフトLANマネージャのセットアップ途中にドライバをインストールする時 「■セットアップ途中にドライバをインストールするとき」へ進みます。 マイクロソフトLANマネージャのセットアップ後にドライバをインストールする時 「■セットアップ後にドライバをインストールするとき」へ進みます。 ■セットアップ途中にドライバをインストールするとき マイクロソフトLANマネージャのセットアップ途中にインストールするときは、次の 手順に従ってください。 (1) LANマネージャのセットアップを開始します。 ※インストールを続けていくと、『ドライバ選択』画面が表示されます。 (2) [Tab]を押し、[その他のドライバ]にカーソルを合わせ[Enter]を押します。 (3)「LCI2-T Driver Disk」をフロッピードライブに挿入し、パス名に「A:」 (フロッピードライブがAドライブの場合)を指定します。 ※『ドライバの選択』画面が表示されます。 (4) [ドライバ一覧]から[MELCO LCI2-T Ethernet Adapter(DOS/V)]   (PC-9821の場合「MELCO LCI2-T Ethernet Adapter(PC-9821)」)を選択します。 (5) ネットワークプロトコルは、サーバ側のプロトコルと同じものを選択します。 ※以降の操作は、画面の指示に従ってください。 ■セットアップ後にドライバをインストールするとき マイクロソフトLANマネージャのセットアップ後にドライバをインストールする時は、 次の手順に従ってください。 (1) LANマネージャのSETUPユーティリティを起動します。 ※メニューが表示されます。 (2)[表示/変更]を選択します。 (3)[表示/変更]メニュー内の[ネットワークドライバの登録]を選択します。 ※現在の設定が表示されます。 (4)[設定削除]を選択し、内容を削除します。 (5)[新規設定]を選択します。 ※『ドライバ選択』画面が表示されます。 (6) [Tab]を押し、[その他のドライバ]にカーソルを合わせ[Enter]を押します。 (7)「LCI2-T Driver Disk」をフロッピードライブに挿入し、パス名に「A:」 (フロッピードライブがAドライブの場合)を指定します。 ※『ドライバの選択』画面が表示されます。 (8)[ドライバ一覧]から[MELCO LCI2-T Ethernet Adapter(DOS/V)]   (PC-9821の場合「MELCO LCI2-T Ethernet Adapter(PC-9821)」)を選択します。 (9) ネットワークプロトコルは、サーバ側のプロトコルと同じものを選択します。 ※以降の操作は、画面の指示に従ってください。 ●PROTOCOL.INIファイルについて インストール後本製品の通信モードを手動で変更したい場合には、[PROTOCOL.INI] ファイルを直接修正してください。[PROTOCOL.INI]ファイルは、LANマネージャを インストールしたディレクトリに登録されています。 (例) [LCI2AT_NIF] [LCI298_NIF] DRIVERNAME=LCI2AT$ DRIVERNAME=LCI298$ [PROTOCOL.INI]ファイルで指定できる値は以下のとおりです。 ・「DRIVERNAME」.......NDISドライバのドライバ名を指定します。必ず半角大文字 で、「LCI2AT$」(PC-9821シリーズの場合「LCI298$」)と記述してください。 ・「MEDIUM」...........伝送モードを指定します。(省略時は、「_10HALF」となります。) _10FULL :伝送モードを10M/全二重(Full_Duplex)固定に指定します。 _10HALF :伝送モードを10M/半二重(Half_Duplex)固定に指定します。 10FULLの例 [LCI2AT_NIF] DRIVERNAME=LCI2AT$ MEDIUM=_10FULL −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。                     2000年 2月25日  株式会社 メルコ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−