MIDI Station ヘルプ - 動作環境／開発環境

　MIDI Station アレンジファイル仕様について

　■アレンジファイル概要

MIDI Stationでは簡単なスクリプト（テキスト）を組むだけで曲のアレンジができます。
現在は楽器変更、各種コントロール変更のみの対応です。
ファイルはMIDIStationのフォルダの下のarrというフォルダに格納してください。
ファイル名は任意の名前＋".arr"です。
なお、ファイル内容のチェックは行っていないので記述は慎重に行ってください。
（大文字、小文字は区別しなくても大丈夫ですが余計なスペースなどは入れないよう、お願いします）

　■ヘッダ

ファイルの一行目に”[MIDI Station Arrange File]”という文字列を必ずおいてください
二行目にはアレンジファイルの名前が格納されます。ここで指定した名前がMIDIStationのメニューに表示されます

それ以降のキーは順序は指定されていません。
現在使用できるキーと、キーの内容は次のとおりです。　

　■[Option]キー

各種オプションを設定します。
ここで各種コントロールの有効・無効を設定します。

●Exp オプション

エクスプレッションの有効・無効を設定します
Exp 1で有効、Exp 0で無効になります。
このオプションを省略した場合、エクスプレッションは有効になります。

●Pit オプション

ピッチベンドの有効・無効を設定します
Pit 1で有効、Pit 0で無効になります。
このオプションを省略した場合、ピッチベンドは有効になります。

●BS オプション

バンクセレクトの有効・無効を設定します
BS 1で有効、BS 0で無効になります。
このオプションを省略した場合、バンクセレクトは有効になります。

●MOD オプション

モジュレーションの有効・無効を設定します
MOD 1で有効、MOD 0で無効になります。
このオプションを省略した場合、モジュレーションは有効になります。

　■[Inst]キー

楽器変更情報を指定します。
指定方法は「変更前楽器番号：変更楽器番号」です。
たとえば「1:2」と指定した場合楽器番号１であるグランドピアノは楽器番号２であるブライトピアノに変更されます。
指定は１行に一楽器ずつ指定してください。
複数行に記述することで複数楽器の指定が可能です。
ここで指定しなかった楽器は[Else Inst]キーで指定された動作に従います。

　■[Else Inst]キー

Instで指定されなかった楽器の変更情報を格納します。
[Else Inst]の下の行には「THRU」または楽器番号を記述します。
THRUの場合[Inst]キーで指定されなかった楽器は元の楽器のまま演奏されます。
楽器番号を指定した場合は[Inst]キーで指定されなかった楽器はここで指定された楽器で演奏されます。
これを使用することで「すべてピアノで演奏する」などといった動作も可能になります。

なお、このフォーマットは試作段階なので、何か機能に対する要望がありましたら、メールにてご連絡ください。
できる限り機能搭載したいと思います。
また、「使えるアレンジファイル」ができたという方は是非、私までメールにて送ってください。
MIDI Stationに付属、またはホームページにて紹介します。
また基本的にアレンジファイルの公開は自由とします。

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