======================================================================== アイデアプロセッサ【iEdit】version 1.15 by MH (アウトラインプロセッサ + ダイアグラムエディタ + α) ======================================================================== ●概要  アウトラインプロセッサとダイアグラムエディタを合体させると便利なアイ デアプロセッサになるのではないか?? そう思って作ってみました。  iEditでは、ラベルとテキストからなる「ノード」をアイデアを構成する1つ の単位とします。ツリーによる階層構造とネットワークビュー上のダイアグラム の組み合わせでアイデアを練り上げていきます。  ノードとノードの関連をリンクと呼びます。リンクはネットワークビューのダ イアグラムでは線と矢印で表現されます。また、リンク先はノードに限らず、デ ィスク上のファイルやWebのURLなども指定できます。  文書の構成を考える、フロー図を書く、日々の仕事を整理するなど用途はさま ざまです。  バージョン1.10からはテキストファイル、HTML、XMLへのエクスポート/インポ ート機能を追加しました。 ●動作環境  iEditは、Windows 95/98/NT4.0 で稼動します。Windows 95は、Internet Explorer 3.0以降がインストールされている必要があります(多くのPCはこの 条件を満たしていると思います)。  また、XMLのインポート機能を利用する場合は、Ineternet Explorer 5.0以降 がインストールされている必要があります。  iEditは、Microsoft Visual C++ 6.0J(Service Pack3) で作成いたしました。 ●特徴  ○ツリーによる階層管理と、ネットワーク図による関係の視覚化  ○ツリーの階層に対応したネットワーク図の切り替え  ○ノードの表示属性を個別に設定可能  ○ノードの自動レイアウト機能  ○テキスト/HTML/XML形式でエクスポート/インポート可能(V1.10〜) ●用途  ○ブレインストーミング  ○文書の構成を練る  ○状態遷移図、フローチャートの作成  ○Webのブックマーク集として  ○プログラムの画面設計を作る ●インストール  解凍したら、適当なディレクトリにiEdit.exe および、iEditDoc.iedをコピー してください。iEdit.exeのアイコンをダブルクリックして起動すると、拡張子 ied のファイルがシステムに登録されます。  「インポート」コマンドでXML形式のファイルをインポートする際、Microsoft Internet Explorer 5 がインストールされている必要があります。それ以前の 環境ではこのコマンドは動作しません。Internet Explorer 4.01 SP1をご利用の 場合は、 http://msdn.microsoft.com/workshop/c-frame.htm#/workshop/xml/index.asp から 「Microsoft XML Parser Redistributable」を入手してインストールする ことで、このコマンドが有効になります。 ●使用方法  使用方法の詳細はiEditDoc.iedをご覧ください。また、PDFのドキュメントを別 途用意しています。(内容が少し古いのでそのうち改訂したいと思ってます) http://member.nifty.ne.jp/kondoumh からダウンロードしてください。 ●アーカイブに含まれるファイル iEdit.exe iEdit プログラム本体 Readme.txt このファイルです iEditDoc.ied iEditのサンプルかつドキュメント wz階層付きテキストの変換ツールtxt2xml.exeは、v1.15からは同梱しません。 http://member.nifty.ne.jp/kondoumh/software/iedittools.html からダウンロードしてください。 ●アンインストール  アンインストールはiEdit.exeを削除してください。iEditのファイルタイプを システムから削除したい場合は、エクスプローラなどの「表示」→「オプション」 メニューを選択し、オプションダイアログの「ファイルタイプ」タブをクリック して「登録されているファイルタイプ」のリスト一覧を呼び出してください。この 一覧から「iEdit Document」を選択して削除ボタンを押せば、システムからファ イルタイプが削除されます。他のファイルタイプを誤って削除しないよう、この 操作は十分慎重に行ってください。 ●iEditの入手先  http://member.nifty.ne.jp/kondoumh  http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/writing/wp/index.html  Vectorの方は更新はゆっくりです。 ●iEdit 改訂履歴 2000/02/4 : V1.10 ・インポート、エクスポート機能の追加(テキスト、HTML、XML)。  ・ネットワークビューですべての階層のノードを表示するモードを追加。  ・ノードの描画属性に角の丸みのある矩形を追加。  ・ノードのランダム配置機能追加。  ・ネットワークビューで「すべて選択」コマンドが効くように変更。  ・選択したノードがスクロールアウトしている場合、自動的にスクロールする   ようにした。  ・「インポート」コマンドを「ファイル」メニューから「ツール」メニューに移動した。 2000/02/21 : V1.11 ・全ての階層のノードを表示しているモードの不具合を修正(スクロールや   リンクの修正時のリドローなど)。  ・リンクの太さによって自動レイアウト時の結合強度を変えるようにした。   リンクが太いほどノードが近い位置に配置される。  ・XMLのタグでリンクの太さを指定できるようにした。  ・ネットワークビューでリンクよりノードのマウス選択を優先させるように   した。  ・起動時にリンクビューのリストが表示されない不具合を修正した。  ・リンクビューで、リンクのプロパティを取得、設定できない場合があるのを   修正  ・データのエクスポートでHTMLを出力する際Win95ではファイル名の都合でファ   イルができていない不具合を修正 2000/03/10 : V1.12  ・HTML出力ファイルで主題へのアンカタグが間違っているのを修正  ・ダイアグラムのクリップボードコピーでOSによってメタファイルのサイズを 変更するようにした。NTでも、95/98でも適正なサイズのメタファイルが作成 できるようになったはず。  ・リンクビューでBSキーを押すと、落ちるバグを修正(リンク先ジャンプのスタ ック処理の不具合) 2000/03/20 : V1.13  ・アウトラインビューでノードを追加したときに、親ノードや兄弟ノードの属性 (色、形、フォントなど)を継承できるオプションを追加した。  ・テキストファイルのエクスポートで、WZ階層付きテキスト形式を出力するよう に変更。また、本文を出力するかどうかを実行時選択できるように変更  ・WZ階層付きテキスト形式をXML形式に変換してiEditにインポートできるように するためのコマンドラインツールtxt2xml.exeを同梱するようにした。 (↑ WZ階層付きテキストへの対応はasaki様より、リクエストいただきました)  ・インポート処理のアウトラインビューにおいて、ノードを折りたたんでおくよ うに変更した。  ・XML出力時に、ノードのラベルとテキストに関しては、で囲 んで出力するように変更した。 2000/03/24 : V1.14(不具合修正のみ)  ・リンクビューでのコピー(カット)・ペーストで、URLやファイルへのリンクのプ ロパティに古い情報が残っているのを修正(HTML出力時にアンカが変になる)  ・アウトラインビューノードラベル編集モードなのにノードが追加できてしまう 場合があり、その後のデータ整合性がなくなってしまうため、この場合にノード を追加しないように修正した。  ・アウトラインビュー上で、他のノードにリンクを指定するダイアログでキャンセ ルしたとき、アイテムがドラッグモードになっていたり、最悪の場合iEditが異常 終了してしまうバグを修正した。 2000/04/10 : V1.15  ・テキストファイル出力、HTML出力、XML出力において、ツリー全体だけでなく、 部分ツリーを独立したファイルに出力することが可能になりました。部分ツリー を出力する場合、他のツリーにまたがるリンクは出力されません。  ・XMLのエクスポートで、ノードの形、色、リンクの矢印の種類などのグラフィ カルな属性も出力するようにした。  ・ツールバーにダイアグラムのクリップボードコピーのコマンドを追加した。  ・XMLのエクスポートでノードのテキストに余分な改行が入ってしまうのを修正。  ・Windows NT 4.0 + IE5.01の環境で、XMLのインポートでテキストの改行が変に なってしまうのを修正した。  ・WZ階層付きテキスト形式をXML形式に変換してiEditにインポートできるように するためのコマンドラインツールtxt2xml.exe(1.13〜)を同梱せず、別ファイル   としてダウンロードできるようにした。 http://member.nifty.ne.jp/kondoumh/software/iedittools.html ●著作権・免責事項  本プログラムは、フリーソフトウェアです。著作権は近藤正裕(MH)にあります。 本プログラムを使用して発生したいかなる損害も作者は一切の責任を負いません。 また、プログラムの仕様改良に関する義務も負いません。  本プログラムに対するご意見、ご要望、バグ報告などは、 PXC02423@nifty.ne.jp までお願いいたします。