____________________________________________________________ Microsoft Windows 2000 対応 BJ ラスタ プリンタドライバ Version 1.10 取扱説明 *** Copyright CANON INC. 2000 *** ____________________________________________________________ ============================================================ ご使用になる前に ============================================================ ■はじめに ------------------------------------------------- このたびは「BJ ラスタ プリンタドライバ」をご利用いただき、 誠にありがとうございます。 本製品はキヤノン BJプリンタ用のプリンタドライバです。 インストールすることにより、Microsoft(R) Windows(R) 2000 で動作する各種アプリケーションから美しい印刷を行えるように なります。 ■商標について --------------------------------------------- Microsoft、Windows、Windows NT、Windows 2000は 米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商 標です。 Pentiumは、米国Intel Corporationの商標です。 その他、本文中に記載されている社名や商品名は、各社の登録商 標または商標です。 ■本製品の内容 --------------------------------------------- 本製品には以下のものが収められています。 BJラスタ プリンタドライバ(以下プリンタドライバと略す) 印刷を実行するために必要なソフトウェアです。 お読みください(readme.txt) 本ファイルです。プリンタドライバについての重要な情報が記 載されています。 ■使用環境 ------------------------------------------------- 本製品は以下のシステムおよび環境での使用を推奨します。 ソフトウェア Windows 2000 Professional 日本語版 Windows 2000 Server/Advanced Server 日本語版 ハードウェア コンピュータ:Intel社製 x86 ベース CPU Pentium 166MHz 以上、または互換性のある マイクロプロセッサ搭載 メモリ: Professional 最小32MB(推奨64MB) Server/Advanced Server 最小64MB (推奨128MB以上) ハードディスク:インストール時に25MB以上の空き容量が必要 ドライブ:CD-ROM ドライブ インタフェース:パラレルインタフェース、またはUSBインタフ ェース プリンタケーブル:双方向通信可能なセントロニクスケーブル またはUSBケーブル 画面:VGA 以上の解像度を持つディスプレイ 注: ・上記以外のOSを使用しているクライアントマシンから印刷する 場合、プリントサーバーにある本プリンタドライバは使用され ません。 ■インストール方法 ----------------------------------------- Windows 2000を起動して、下記の手順で本プリンタドライバをイ ンストールしてください。Windows 2000に付属の取扱説明書も参 考にしてください。 注: ・プリンタドライバのインストールを行うためにはプリンタの設 定に関するアクセス権が必要です。 ・プリンタドライバをダウンロードした場合、解凍したフォルダ の名称が日本語だと正常にインストールできません。[C:temp] などのような英文名称にしてください。 <LPTポートで使用する場合> 1) Windows 2000を起動し、Administratorsグループのメンバーと してログオンします。 2) [スタート]をクリックし、 [設定]、[プリンタ]を選択します。 3) [プリンタの追加]をダブルクリックします。 プリンタの追加ウィザードが起動しますので、指示に従って操 作します。 4) [ローカルまたはネットワーク プリンタ画面]で[プラグ アン ド プレイ プリンタを自動的に検出してインストールする]の チェックボックスをオフにして、[次へ]をクリックします。 注:オンのままで次へ進むと、Windowsはプラグ アンド プレイ によって接続されたプリンタを自動検出しようとします。 検出が成功した場合は、【USBで使用する場合の】4)以降 の手順でドライバをインストールできます。 何らかの理由で検出が失敗した場合は、「プラグ アンド プレイ プリンタを検出できませんでした。プリンタを手動 でインストールする場合は、[次へ]をクリックしてくださ い。」と表示されます。この場合は[次へ]をクリックし、 5)へ進んでください。 5) [プリンタポートの選択]画面で[LPT1:]、または使用するポート を選択します。 6) 製造元とプリンタの一覧が表示されたら、[ディスク使用]をク リックします。 7) BJプリンタドライバのファイルが入っているフォルダを開き、 [OK]をクリックします。 8) インストールするプリンタドライバ名を確認し、[次へ]をク リックします。 注: ご使用の環境によっては、[現在のドライバを使う]か[新しいド ライバに置き換える]かを選択する画面が表示されます。 本ドライバをインストールするためには[新しいドライバに置き 換える]を選択します。 9) 以降はプリンタの追加ウィザードの指示に従って操作してくだ さい。 インストールが完了すると、[プリンタ]フォルダにお使いの機 種のアイコンが表示されます。 注:コンピュータを起動したときにWindowsのプラグ アンド プレイが実行されて、[新しいハードウェア検索ウェザー ドの開始]画面が表示される事があります。 この場合は、<USBで使用する場合>の4)以降の手順でプリ ンタドライバをインストールすることができます。 <USBで使用する場合> ご使用のプリンタがUSBに対応している場合、USBケーブルを接続 するとWindows 2000のプラグ アンド プレイが自動的に実行され ます。 次の手順でプリンタドライバをインストールしてください。 1) Windows 2000を起動し、Administratorsグループのメンバーと してログオンします。 2) プリンタの電源が入っている事を確認し、USBケーブルでコン ピュータとプリンタを接続します。 3) Windows 2000のプラグ アンド プレイが自動的に開始され、[新 しいハードウェア検索ウェザードの開始]ダイアログが表示され るのを待ちます。 4) [次へ]をクリックします。 5) [ハードウェア デバイス ドライバのインストール]画面で[デバ イスに最適なドライバを検索する(推奨)]を選択して[次へ]を クリックします。 6) [ドライバファイルの特定]画面で[場所を指定]のチェックボッ クスをオンにして、[次へ]をクリックします。 7) [配布ファイルのコピー元]画面で、プリンタドライバのファイ ルが入っているフォルダを指定して、[OK]をクリックします。 8) [ドライバファイルの検索]画面で、[このデバイスのドライバが 見つかりました。]と表示されます。 9) インストールが完了するまで、[プリンタの追加]ウィザードの 指示に従って操作していきます。 インストールが完了すると、[プリンタ]フォルダにお使いの機 種のアイコンが表示されます。 注: ・インストールの最後に「デジタル署名」に関する警告メッセー ジが出ることがありますが、[はい]を選んで処理を続行してく ださい。 ・ご使用の環境によっては、Windows 2000付属のプリンタドライ バ(Microsoft社製)が自動的にインストールされている場合があ りますが、Canon製プリンタドライバをご使用になることをお勧 めします。 [プリンタ]フォルダで、プリンタ名が「Canon Bubble-Jet BJXXXX」で始まるものがマイクロソフト社製のプリンタドライ バです。 <BJC-430J USB対応モデルをUSBインタフェースで使用する場合> 1) Windows 2000を起動し、Administratorsグループのメンバーと してログオンします。 2) プリンタの電源が入っている事を確認し、USBケーブルでコン ピュータとプリンタを接続します。 Microsoft社製のプリンタドライバである[Canon Bubble-Jet BJC-430J]が自動的にインストールされます。 3) [スタート]をクリックし、[設定]、[プリンタ]を選択します。 「Canon Bubble-Jet BJC-430J」プリンタアイコンがすでに登録 されています。   これをそのまま使用することもできますが、Canon製のプリンタ ドライバをインストールするには以下の手順に従ってください。 4) [プリンタの追加]をダブルクリックします。[プリンタの追加] ウィザードが起動します。 5) [プリンタ ポートの選択]画面の[次のポートを使用]の一覧から [USBxxx]を探し、右側の[プリンタ]欄に[Canon Bubble-Jet BJC-430J]と表示されているものを選択します。 6) 以降は、インストールが完了するまで、[プリンタの追加]ウィ ザードの指示に従って操作していきます。 完了すると、プリンタのアイコンが表示されます。 注: ・BJC-430J USB対応モデルをUSBインタフェースで使用した場合、 プリンタのプロパティの[ポート]タブにある[双方向サポートを 有効にする]がオンになっていると、印刷スピードが遅くなりま す。 USBインタフェースで使用する場合は、この設定をオフにするこ とをお勧めします。ただし、オフにした場合は、カートリッジ の種類を検知する機能などは使用できなくなります。 ============================================================ 印刷設定の概要 ============================================================ ■設定画面を開く ------------------------------------------- ・アプリケーションソフトから開く 通常、アプリケーションソフトの [ファイル] -[ページ設定]の [プリンタの設定]や[ファイル]-[印刷...]の[プロパティ]などを 選択するとプリンタドライバの設定画面が開きます。 ・単独で開く よく使用する設定を既定値として使用したい場合、印刷していな いときにユーティリティ機能を実行したい場合は、以下の手順で プリンタドライバの設定画面を開きます。 1. [スタート]-[設定]-[プリンタ]を選択します。 2. [プリンタ]フォルダで使用する機種のプリンタアイコンをク リックします。 3. [ファイル]メニューから[印刷設定]を選択します。 ■各シートで設定できる機能 --------------------------------- プリンタドライバの設定画面には次のような5つのシートがあ り、各設定ができます。 [基本設定]シート プリンタにセットしたBJカートリッジ、用紙の種類に合わせ て基本的な印刷設定を行います。このシートにある項目だけ を設定すれば、用紙やインクの種類に適した印刷が実行でき ます。(機種によってはBJカートリッジの選択がないものも あります) [ページ設定]シート 用紙に対して原稿をどのように配置するかを設定します。 拡大/縮小印刷などの設定もできます。 [特殊効果]シート 原稿に特殊な効果を加える機能を選択できます。 [お気に入り]シート [基本設定]、[ページ設定]、[特殊効果]シートで行った設定内 容に名称をつけて保存することができます。よく使用する設定 は保存しておくと、ここで読み込むだけで設定が完了します。 また、不要になった設定は削除できます。 [ユーティリィティ]シート プリントヘッドのクリーニングやテストプリントなどの、プリ ンタ本体に関する補助的な操作を行うことができます。 注: 各設定項目の詳細については、オンラインヘルプの説明を参照 してください。設定画面の右上にある[?]をクリックし、説明 を見たい項目をクリックすると表示されます。 設定画面下部の[ヘルプ]をクリックするとそのシートでできる 仕事が表示され操作手順を参照できます。ヘルプ画面が表示さ れたあとで[F1]を押すと、ヘルプ機能の使い方を参照すること ができます。 ■使用上の注意 --------------------------------------------- 本製品の使用および、プリンタでの印刷に際しては、以下のよう な制限事項があります。ご使用にあたっては、あらかじめこれら の点にご注意ください。 ・一部のアプリケーションソフトでは、プリンタドライバで設定 した[部数]([ページ設定]シート)のとおりに機能しないこと があります。その場合はアプリケーションソフトの印刷ダイア ログボックスで部数を設定してください。 ・ネットワークでプリンタを使用している場合は、[基本設定]シ ートの[調べる...]でBJカートリッジが正しく検知できない場 合があります。この場合、プリンタが接続されているサーバ上 にインストールされているプリンタドライバの[調べる...]を 使用してください。 ・文字図形とイメージが重なり合ったドキュメントを印刷する と、ハーフトーン表現と色調整機能の自動設定が正常に動作せ ず、不正な印字結果になる場合があります。 この場合は、[基本設定]シートの[プリントアドバイザー]を選 択してください。[写真をきれいに印刷]か[図表やグラフをき れいに印刷]を選択すると正しく設定できます。 もうひとつの方法は、[基本設定]シートの[印刷品質]で[カスタ ム]を選択し、[ハーフトーン表現]で[自動]以外を選択します。 さらに、[色調整]で[マニュアル調整]を選択し、[色補正]で[自 動]以外を選択してください。 ・「色補正」の「自動」および「ハーフトーン表現」の「自動」 はアプリケーションソフトによっては不正な印字結果になる場 合があります。 この場合は、 [基本設定]シートの[プリントアドバイザー]を選 択してください。[写真をきれいに印刷]か[図表やグラフをきれ いに印刷]を選択すると正しく設定できます。 もうひとつの方法は、[基本設定]シートの[印刷品質]で[カスタ ム]を選択し、[ハーフトーン表現]で[自動]以外を選択します。 さらに、[色調整]で[マニュアル調整]を選択し、[色補正]で[自 動]以外を選択してください。 ・グラデーション、または図形の重ね合わせの多いデータを印刷 するとき、データの一部分が印刷されないことがあります。 これは、データを一時的に保存するための空きディスクの容量 が不十分であることが原因です。Windows 2000がインストール されているドライブの空き容量を40〜50MB程度増やせば、改善 されます。あるいは、[サーバのプロパティ]の[スプールのフォ ルダ]で空き容量が十分にあるディスクにスプールフォルダを設 定して改善してください。 ・印刷中の文書を[プリンタ]フォルダからキャンセルする場合、 実際に印刷が中断するまでしばらく時間がかかることがありま す。 ・印刷を中止するときは、印刷中の文書、印刷待ちの文書をすべ て削除してから、プリンタのリセット操作を行ってください。 ・プリンタ名の最後に(BJRSTR)のついている機種[例:Canon BJ F600 (BJRSTR)]を、Windows 95またはWindows 98から共有プリ ンタとして使用する場合は制限があります。 プリンタのプロパティの[共有]タブにある[追加ドライバ...]で Windows 95またはWindows 98のプリンタドライバを追加して、 自動ダウンロードし、Windows 95またはWinodws 98上にインス トールした場合は、そのプリンタドライバが正常に動作しませ ん。 Windows 95またはWindows 98のクライアントから共有プリンタ として利用したい場合は、まずコンピュータにWindows 95/ Windows 98用プリンタドライバをあらかじめインストールして おいてください。その後、Windows 95またはWindows 98上で次 の手順に従って、共有プリンタの設定を行ってください。 1. Windows95またはWindows 98上で、[スタート]-[設定]- [プリンタ]を選択します。 2. 使用するプリンタのアイコンを右クリックして、[プロ パティ]を選択します。 3. [詳細]タブをクリックし、[ポートの追加]をクリックし ます。 4. [ネットワーク]を選択し、[参照]をクリックします。 5. プリンタ一覧から、共有プリンタとして使用する機種を 選択して、[OK]をクリックします。 ・仮想メモリの容量が不足していると、正常に印刷が行えないこ とがあります。Windows 2000の[システムのプロパティ]の[詳 細]の[パフォーマンス オプション]-[仮想メモリ]で、仮想メモ リのファイルサイズを大きめに設定してご使用ください。 ・Windows NT 4.0のコンピュータに接続されたプリンタを、 Windows 2000から共有して使用する場合に、Windows 2000上で ネットワークプリンタとしてインストールすると、サーバー側 のWindwos NT 4.0用のプリンタドライバがWindows 2000にイン ストールされます。 Windows 2000上で、Windows 2000用のドライバを使用したい場 合は、ネットワークプリンタをインストールする前に、 Windows 2000用のプリンタドライバを、Windows 2000にインス トールしておく必要があります。 ・Windows NT 4.0とWindows 2000とでネットワークを介したプリ ンタの共有する場合には、それぞれのコンピュータで同一名称 のプリンタドライバを使用する必要があります。 たとえば、Windows付属のプリンタドライバ(Microsoft社製)と キヤノン製のプリンタドライバでは、共有できません。 また、キヤノン製 NT 4.0用プリンタドライバ(Version 3.00 以上 4.00未満)と本ドライバを共有して使用することはできま せん。共有して使用する場合は、Version 4.10以上のNT4.0用プ リンタドライバをご使用下さい。 ・ヘルプの説明の中で[機種別の説明を見る]をクリックすると、 [機種によって使える機能]の機種名一覧が表示されます。 ただし、冒頭の[機種によって使える機能]のみは機種名が表示 されません。 ・Windows 2000では、以下のプリンタをIrDA接続で使用できませ ん。ご注意ください。 BJC-80v BJC-50v BJ M70 ・BJ M70でパラレルインタフェース(LPTポート)を使用して印刷 するときは、コンピュータとプリンタの赤外線受光部が向き合 わないように設置してください。 向き合わせると、印刷結果に不都合が生じる場合があります。 ・[ページ設定]シートの[ページレイアウト]、[逆順で印刷]、[部 単位で印刷]は、プリンタのプロパティの[詳細設定]タブをクリ ックし、[詳細な印刷機能を有効にする]がオフになっている 場合は使用できません。 ・[ページ設定]シートの[ページレイアウト]、[逆順で印刷]、[部 単位で印刷]が機能は、PhotoShop4.0、Power PointなどEMFスプ ールを禁止するアプリケーションソフトでは機能しません。 ・[ページ設定]シートの[ページレイアウト]、[逆順で印刷]、[部 単位で印刷]は、[印刷]ダイアログボックスの[ファイルに出力] を選択した場合は機能しません。 ・[ページ設定]シートの[ページレイアウト]で2ページ分以上のデ ータを1ページに割り付けて印刷を行なう場合、アプリケーショ ンソフトによっては、割り付けされた各ページのデータがペー ジをはみ出して印刷されることがあります。 この場合、アプリケーションソフトでページからはみ出さない ように編集してください。 ・ヘルプの説明の中で[機種別の説明を見る]をクリックすると、 [機種によって使える機能]の機種名一覧が表示されます。 ただし、冒頭の[機種によって使える機能]のみは機種名が表示 されません。 ・LPTポートで使用中に、ステータスモニタの応答性が遅いと感じ る場合は、次のようにタイムアウトの設定を変更してください。 プリンタのプロパティを開き、[ポート]タブをクリックしてくだ さい、[ポートの構成]で再送信の[タイムアウト]の設定をデフォ ルトの90秒からより小さな値に変更します。その後コンピュー タを再起動してからご使用ください。 ・アクシスコミュニケーションズ株式会社のネットワークプリン トサーバ「AXIS PrintPoint 140 BJC」をご使用の場合、印刷は できますが双方向通信はできません。 ・ネットワークで共有して使用している場合、クライアントのコ ンピュータで、カートリッジを調べる機能[基本設定シート]の [調べる...])を使ったり、BJステータスモニタを起動してい ると、完了通知が表示されることがあります。 これは、プリンタを接続しているコンピュータで、[サーバーの プロパティ]の[詳細設定]タブにある[リモートドキュメントの 印刷が終了したら通知する]がオンに設定されているためです。 特にBJステータスモニタを起動時は、プリンタの状態を調べる コマンドを頻繁に発行するため、これらのコマンドごとに完了 通知が行われてしまいます。 完了通知を表示しないようにするためには、プリンタを接続し ているコンピュータで[リモートドキュメントの印刷が終了した ら通知する] をオフに設定してください。 ・以下の機種はコンピュータのBIOSでパラレルポートをECPに設定 してご使用になることをお勧めします。BIOS設定の方法につい ては、お使いのコンピュータの取扱説明書をご覧ください。 BJ F800 BJ F8500 BJ F600 BJ F610 BJ F6000 BJ F6100 BJ F300 BJ F850 上記の機種で、BJステータスモニタがプリンタの状態を正しく 表示しなかったり、印刷ジョブが正常に終了しなかったりした 場合は、印刷設定画面の[ユーティリティ]シートの[特殊設定] で、[プリンタをECPモードにする]の設定をオフにしてお試しく ださい。 ・BJ F8500、BJ F800では、普通紙耐水強化剤を使用することで普 通紙やはがき、封筒などの印刷に耐水性を得られます。 この効果を得るためには、[基本設定]シートの[用紙の種類]で [普通紙]、[はがき]、[封筒]、[厚紙]のいずれかを選んでくだ さい。 ただし、[印刷品質]が[速い]になっている場合は、普通紙耐水 強化剤は使われません。 ・BJ F8500、BJ F800で、[基本設定]シートの[用紙の種類]から [はがき]または[封筒]を選択した場合は、印刷された用紙を一 枚ずつ取り除くようにしてください。 ・BJ F800では、カラーのフォトインクだけがなくなってしまった 場合でも、設定を変更することで白黒のみの印刷は行えます。 [基本設定]シートの[BJカートリッジ]で[ブラック/カラー]を選 択するか、[白黒で印刷する]をチェックしてオンにしてくださ い。 ・Windows 2000に関する機能の詳細については、Windows 2000の ユーザーズマニュアルをご参照ください。 ■ご使用の際に制限のあるアプリケーションソフトについて ----- ・「Microsoft Word 2000」/マイクロソフト株式会社 Word 2000の[印刷]ダイアログボックスの[1枚あたりのページ 数]を使用する場合、プリンタドライバの[ページ設定]シート の[ページレイアウト]は[1ページ/枚]を設定してください。 両者の機能を同時に使用すると不正な印刷結果になります。 複数ページを1ページの紙に印刷したい場合は、どちらか片方 で指定してください。 ・「Microsoft Word 2000」/マイクロソフト株式会社 Word 2000の[印刷]ダイアログボックスの[用紙サイズの指定] を使う場合、プリンタドライバの[ページ設定]シートの[拡大/ 縮小印刷を行う]をオフにしてください。オンの場合、Word 2000の[用紙サイズの指定]でどのようなサイズを選択しても、 プリンタドライバの[ページ設定]シートの[出力用紙サイズ]に 合わせて拡大/縮小印刷を行います。 ・「Microsoft Word 2000」/マイクロソフト株式会社 Word 2000の[基本の用紙サイズ(A4/レター)に合わせて自動調 整する]がオン、印刷するドキュメントのページ設定が[縦]に なっている場合に、プリンタドライバの[印刷の向き]([ペー ジ設定]シート)の設定を[横]にすると、印字結果が不良となり ます。 この場合は、Word 2000の[基本の用紙サイズ(A4/レター)に合 わせて自動調整する]をオフにしてから印刷してください。 この設定を行うには、[ツール]メニューから[オプション設定] を選択し、[印刷]タブをクリックします。 ・「Microsoft Word」/マイクロソフト株式会社 用紙サイズ、印刷方向を変更する場合は、プリンタドライバ では設定しないでWordのページ設定機能で変更してください。 ・「Microsoft Word」/マイクロソフト株式会社 [ページ設定]シートの[拡大/縮小印刷を行う]を使う場合は以 下の操作を行ってください。 1. Wordの印刷ダイアログボックスを開きます。 2. プリンタドライバの設定画面を開き、[ページ設定]シー トで希望する用紙サイズを設定し、[OK]をクリックして 閉じます。 3. 印刷を実行しないで、いったん印刷ダイアログボックス を閉じます。 4. もう一度Wordの印刷ダイアログボックスを開きます。 5. もう一度プリンタドライバの設定画面を開き、[OK]で閉 じます。 6. 印刷を実行します。 ・「Lotus オーガナイザー 2.1J/97」/ロータス株式会社 Lotusオーガナイザー上でモノクロ印刷の設定をしてもカラー で印刷されます。プリンタドライバで[白黒で印刷する]を設 定してください。 ・「Photoshop 5.0J」/アドビシステムズ株式会社 システム管理者の権限を持たないユーザーは印刷できません。 システム管理者の権限を持ったユーザーに印刷してもらうよう にしてください。 この問題はPhotoshop 5.02以降で修正されています。 ・「Lotus Notes」/ロータス株式会社 掲示板の印刷を行うとシステムフリーズする事があります。 Notesの[ページレイアウトの設定]の余白を上下とも0.9あるい は1.1inchにしてください。 ・「Microsoft Outlook 97」/マイクロソフト株式会社 アプリケーションソフトで印刷をキャンセルすると、次の印刷 がクラッシュします。Outlookの[スケジュール]タブで印刷ド キュメントをスプールするように設定してください。 ・「Microsoft Excel」/マイクロソフト株式会社 Excelの[ページ設定]ダイアログボックスに表示される[印刷品 質]は、[オプション]ボタンでプリンタドライバの設定画面を 開き、[OK]で閉じる操作を行うと、常に[標準印刷(高品質)]に 変更されます。 そのまま印刷を開始すれば、プリンタドライバで設定した印刷 品質で印刷されますので問題はありません。 ・「Corel Draw 8J」/Corel Corporation CorelDraw 8J からプリンタドライバの印刷設定画面を開こう とするとクラッシュするか、文字化けした画面になります。 あらかじめ、[プリンタ]フォルダから印刷設定画面を開き、設 定を行ってからCorel Draw 8Jを起動して印刷してください。 または、Corel Draw 9Jにバージョンアップしてください。