〜 ページリーダー 〜 PageReader 1.2 ●はじめに このアプリケーションはテキスト形式の文章を縦書き表示で読む ためのビューアです。 ワープロやエディタと比べ読書に適した操作と表示になっています。 ページ読みやしおり等、快適な読書に必要な機能が揃っていますの で長文の読書にも最適です。 ●動作環境 Windows95以上のOS ●インストール "pr12.lzh"を解凍してください。 解凍後のファイルは下記の3つです。 ・使いやすい場所に実行ファイル(PReader.exe) のショートカット を作成すると便利です ※以前のバージョンをご利用の方へ 新しいバージョンをインストールする際に、PReader.cfgを更新し ないようにすると、以前の環境(しおり等)を引き続き利用する ことができます。 ●ファイルの説明(全3ファイル) "PReader.exe" 実行ファイルです。このファイルをクリックして実行します。 "PReader.cfg" 実行ファイルが使用するデータファイルです。 ※実行ファイルと同じフォルダに置いてください。 "Readme.txt" この説明ファイルです。 ●アンインストール 上記3つのファイルを(作成した場合はショートカットも)削除 してください。 レジストリやWindowsフォルダは使用していませんので以上で完全 に消去されます。 ●基本的な使い方 "PReader.exe"もしくはそのショートカットを押して起動します。 (テキストファイルをアイコンにドロップしても起動します。) テキストファイルをウインドウ内にドロップして開きます。 ([ファイル]〜[開く]でファイルを選択することもできます) 表示されている文章の上でマウスカーソルが左右の矢印になります。 ・左クリック:次のページに移ります。 ・右クリック:前のページに戻ります。 キーボード操作の場合は、矢印ボタンを使います。 (下:1ページ進む)(上:1ページ戻る) (左:1行進む)(右:一行戻る) ポイント:長文を読む時は1行づつ移動するよりもページ移動 の方が楽に読むことができます。 途中で読むのを止める場合は、しおりを使うと便利です。 メニューの [しおり]〜[しおりを置く] を選択すると、カーソルが しおりの形に変わります。しおりを置く位置の文字をクリックする と、赤いしおりがセットされます。 次回に読む時は、 [しおり]〜[しおりへ移動] を選択します。 終了するときは、ウインドウ右上の [×] ボタンを押してください。 ●補足説明 表示できるファイルの大きさに制限はありません。 (システムの容量に依存します。) ウインドウのタイトルバーに表示されている数字はページ数です。 (現在のページ/総ページ数) しおりは、1つの文書ファイル中に1つだけ設置できます。 過去20ファイル分のしおりを記憶しています。 記憶しているしおりの数が20を超える時は最近開いていないファ イルのしおりから順に消えてゆきます。 記憶しているしおりを全て消去する場合は[Ctrl+D]を押して下さい。 注:しおりを置いた文章ファイルの書き換えやフォルダの移動を行 うと、しおりの正しい位置情報が失われてしまいます。 ウインドウズに「ドラッグ中にウインドウの内容を表示する」機能 がある場合は、その機能を使われたほうが表示範囲の調整がわかり やすくなります。 [詳細設定]〜[フォントの縁を滑らかにする]について ウインドウズに「フォントの縁を滑らかにする」機能がある場合で かつ、その機能が使われていてる場合はフォントの縁を滑らかにす ることができます。 ただし、この機能を使うと処理速度が極端に低下します。 またフォントによっては、かなり拡大しないと効果の現れない場合 があります。 効果が無い場合や速度が気になる場合はチェックを外して下さい。 正しく起動しない場合は、設定ファイルが壊れている可能性があり ますので、"PReadr.cfg"を削除してみてください。(現在の設定と しおりのデータは消えてしまいます) 設定ファイルが存在しない場合は、新たに規定値で "PReader.cfg" が自動的に作成されます。 ●バージョン1.1から1.2の主な変更内容 1.「詳細設定」メニューの新設 「滑らか」メニューと「タブの桁数」指定はこの詳細設定に移 動しました。 2.前回終了時に読んでいたファイルを表示する ファイルを指定せずに起動した場合は、前回終了時に開いてい たファイルと位置を再現して表示する機能を付けました。 この機能はしおりとは無関係です。しおりを置かずに終了して しまった場合などに便利かと思います。 不要な場合は「詳細設定」で無効にすることができます。 3.HTMLファイルのタグを隠す HTML形式で配布されている文章をテキスト形式で保存しな おすのは面倒だし、そのまま開くとタグがうるさいという方の ために、とりあえずの対策として、タグを隠すようにしました。 タグを適当に隠しているだけですので、体裁やリンクは無視さ   れます。そのためファイルによってはまともに表示されない場   合もあります。 HTML形式かどうかは拡張子で判断しています。 4.ファイルドロップでウインドウをアクティブにする ウインドウ内にファイルがドロップされると、ウインドウがア クティブになるようにしました。 ドロップ直後からキー操作によるページめくりが可能です。 ●その他 本ソフトウエアはフリーウエアです。 本ソフトウエアにより損害等が生じても責任は負えません。 ご意見・ご感想など頂ければ幸いです。 FirstCircle E-Mail:mb@mbb.nifty.ne.jp