新規追加したプロジェクト,または既存のプロジェクトにアイテムを追加することで,バックアップするファイルを指定できます。ここでは,アイテムの追加方法や設定方法について解説します。
※ここでいうアクティブとは,プロジェクトリストで言うアクティブプロジェクトではなく,タブがアクティブなプロジェクトを表します。わかりにくいですね…。
アイテムの追加をする前に,まず追加したいプロジェクトのタブをアクティブにします。アクティブにしたプロジェクトに対して,次の3通りの方法でアイテムを追加することが出来ます。
いずれにしても,ドロップ後に三つ目と同じ画面が表示されます。この画面は,ソースアイテム追加ウィザードと表示され,最初のページで追加したいアイテムのアドレスを指定します。いずれの方法でも,ここで更にエクスプローラからファイル・フォルダをドロップして追加したり,不要なものを削除したり出来るようになっています。
完了後,次のページに進めると,それらアイテムに共通の設定を選択できます。追加したいアイテムに共通の設定を施した後,次へ進めるとアイテムがプロジェクトに追加されます。
レジストリのアイテムを追加する方法を紹介します。これは,[プロジェクト]-[レジストリアイテムの追加] からしか実行できません。このコマンドを実行すると,同様にソースアイテム追加ウィザードが表示され,二つの項目を設定するように迫られます。
キーの名前と書き出すファイル名の二つですが,前者はレジストリエディタで該当するキーの名前をそのまま記述し,書き出すファイル名では,書き出すべきファイル名を指定します。書き出すべきファイル名は,プロジェクトのディスティネーションの下のフォルダを指定することもできますので,たとえば RegBak\HKLM_Software.reg といった指定をすることもできます。
※レジストリのバックアップは,レジストリエディタを利用できる権限のあるユーザに限られます。詳細は管理者にお聞き下さい。Windows 9x では,無条件に行えます。
ファイル・フォルダ・レジストリいずれのアイテムについても,次の4通りの方法のいずれかで,アイテムのプロパティを呼び出せます。
アイテムのプロパティでは,個々のアイテム毎に設定を行うことが出来ます(いくつかの設定は,ツールバーから直接行うこともできます)。この設定については,詳細は F1 を押したり [ヘルプ] ボタンを押して,ヘルプを参照して下さい。