プロジェクトのプロパティ
全般
プロジェクト全般の設定
名前
プロジェクトの名前を設定します。プロジェクトの名前は,他のプロジェクトかぶらないようにした方が,管理の面でわかりやすくなります。ユニークな名前を付けて下さい。(ユニークは面白いじゃなくて,唯一の…って意味です)
ディスティネーション
ディスティネーション(バックアップ先)を設定します。横にドライブの種類が表示されるようになっていますので,ここでドライブが存在しないといわれたりするような指定は,しないようにして下さい。ディスティネーションの設定はフォルダ単位で行いますが,現在は存在しないフォルダでもかまいません。[...]
をクリックすると,ディスティネーションのフォルダを参照して設定できます。
履歴ディスティネーション
履歴ディスティネーション(履歴バックアップ先)を設定します。ディスティネーションのヘルプも参照して下さい。
完全実行の間隔
完全実行の間隔を指定します。0とすると毎回完全実行され,-1とすると完全実行されなくなります。完全実行等が不明な場合は,
スターティングガイドをご覧下さい。
履歴の最大数
履歴の最大数を設定します。履歴ディスティネーションの下に,この数字のフォルダを最大とする履歴が保存されるようになります。たとえば,Z:\History
と設定してある場合,Z:\History\1 というフォルダが作られ,その下に保存されていきます。
履歴は全て圧縮
履歴を全て圧縮するようにします。履歴は通常あまり使われることはないですが,場所はやはりとってしまいます。このオプションを使うことで,履歴を全て圧縮して場所を有効活用することが出来るようになります。
確認
プロジェクトを実行する前に確認する
プロジェクトを実行開始する前に,実行を継続するかどうかを確認します。また,[ボリュームを確認してから実行する]
を指定している場合は,ラベルが異なれば再試行するかどうか,確認します。
ディスティネーションのファイル削除時に確認する
ディスティネーションのファイルを削除する際に,いちいち確認するようにします。クリティカルなプロジェクトにおいては,チェックしておくと安全性が高まります。
トリガ
基本トリガ
アクティブ
プロジェクトをアクティブにするかどうかを設定します。アクティブでないプロジェクトは,自動的に実行されることはありません。アクティブなプロジェクトは,自動実行モードになっているときに自動実行されます。
起動直後にも実行する
Culiet を起動した直後に,必ず実行するようにします。自動実行モードでかつアクティブプロジェクトでないと,動作しません。
自動実行トリガ
間隔指定
間隔指定による自動実行を行います。Culiet
が起動してから指定した時間が経過すると,自動的に実行します。他の設定と併用しているときは,全ての設定に合致する場合に実行されます。
たとえば,12:00 に実行指定にして,10分おきにしている場合で,11:55
に手動実行していると,12:00 には実行されなくなります。次の日まで実行されません。11:45
に手動実行していると,動作します。
時間指定
時間指定による自動実行を行います。指定した時間・曜日になると,実行を開始します。指定した時間を1分でも過ぎた後に
Culiet を起動すると,実行されません。また,他の設定と併用しているときは,全ての設定に合致する場合に実行されます。
ここに示されているリストビューには,設定した時間・曜日が表示されます。日にちが0は無視を表します。ここで選択した後
[変更] をクリックすると,選択したアイテムを変更でき,[追加]
を押すと新しいアイテムを追加できます。同様に
[削除] を選択すると,アイテムを削除できます。なお,ドラッグアンドドロップで場所を移動することができます。
アイドル時指定
アイドル判定により一定時間が経過した後実行されるようにします。また,他の設定と併用しているときは,全ての設定に合致する場合に実行されるようになります。
高度
ディスティネーションのチェック
ボリュームラベルを調べてから実行する
ディスティネーションのボリュームラベルを調べてから,実行するようにします。ディスティネーションがリムーバブルメディア・ネットワークドライブ等の場合は,このオプションを利用することで,有りもしないディスティネーションにファイルがコピーされることが無くなります。
ディスティネーションが存在しないときに確認して欲しい場合は,全般シートの
[プロジェクトを実行する前に確認する] オプションを
ON にして下さい。OFF のままの場合は,確認せずエラーとして終了します。
(履歴)ディスティネーションのラベル
ディスティネーションのラベルを設定します。[...]
を選択すると,全般シートで設定されたディスティネーションパスに従って,ラベルが取得されます。
タイムスタンプ許容誤差
ファイルを比較する際に,ここで指定された時間の誤差までなら同一日時として扱います。特に,FAT-NTFS
間では2秒ずれることがあり,このままの設定にすることをお勧めします。