あ~な

アイテム
最小のバックアップ単位。ファイル・フォルダ・レジストリの内から1種類をとり,アドレスを一つだけ持つ。アイテムを複数まとめたのがプロジェクトである。
アイドル
暇な状態のこと。この Culiet では,CII と呼ばれる数値が落ち着いているときにアイドル状態と見なす。また,カーネルのプライオリティでは,アイドル時に実行属性をつけてプロセスを実行させる。
アクティブ
活動している状態。
アクティブプロジェクト
活動しているプロジェクト=自動実行対象になっているプロジェクトを表す。本ソフトウエアでは,アクティブプロジェクトだけが自動実行の対象となり,どう設定していてもアクティブでないプロジェクトは,手動で実行しなければならない。
圧縮
ファイルのサイズを小さくすること。理論的には本当に重石を載せて小さくするわけではなく,同じデータが重なってでてくる場合にそれを有効に利用することで小さくしたように見せかける。本ソフトウエアでは,統合アーカイバプロジェクト にて提供されている DLL (外部のライブラリ)を用い,バックアップするファイルを圧縮しておくことが出来る。
アドレス
場所。ファイルまたはフォルダの場合はフルパスを,レジストリの場合はキーの名前を表す。これらを総括して,本ソフトウエアではアドレスと読んでいる。

カーネル
ミラーリングエンジンのこと。Culiet においては,カーネルと本体とを分離し,別プロセスで動作するようになっている。これにより,より安定性を高めることが出来るなどの利点があると,作者は思っている。clmiren.exe として提供されている。ちなみに,カーネルサンダースや kernel32.dll とは無関係。
カレント
現在の~という意味。カレントアイテムで現在選択したり編集しているアイテムという意味。
完全
ちゃんとしていること。このソフトウエアでは,バックアップモードが3種類有り,その内の一つ。完全では,他の二つのモードを包括している上に,テーブルの更新,履歴の増加といった処理も行われる。
キュー
全能の生命体(マニアック…)。並んで待つ列を表し,入れていった順番にでてくる処理機構(FIFO=First In First Out)のこと。本ソフトウエアでは,複数のプロジェクトに同時に実行指令が来た場合は一旦キューに蓄えられて,前のプロジェクトが完了後に実行される。

サブフォルダ
特定のフォルダより下にあるフォルダのこと。たとえば,Windows フォルダのサブフォルダの一つに,System フォルダがある。
シェアウエア
所定のライセンスフィーを支払って初めてソフトウエアの使用権を得るソフトウエアのこと。当ソフトウエアは,シェアウエアである。
実行タイミング
特定のアイテムが,いつ実行されるかを示しているものである。プロジェクトの動作モードは3種類有り,それに併せて4種類のタイミングが用意されている(「しない」が増えるから4)。
ソース
英語で源を表し,このソフトウエアではバックアップ元のことを言っている。なぜわかりにくい英語にしたかというと,バックアップ元とバックアップ先と呼ぶと,一文字しか変わらないので混同しやすいからである。

タイムスタンプ
ファイルが最後に保存された時刻のことで,これを元に本ソフトウエアではバックアップをすべきファイルを決定している。
ディスティネーション
英語で目的地を表し,このソフトウエアではバックアップ先のことを言っている。なぜわかりにくい英語にしたかというと,バックアップ元とバックアップ先と呼ぶと,一文字しか変わらないので混同しやすいからである。
ディスティネーションサブフォルダ
ディスティネーションの下のどこに保存するかを示したもの。相対パスを記せばよい。
テーブル
本ソフトウエアでは表を表し,時間のかかる検索を少しでも早めるための機能。あらかじめ検索しておいた表を参照し,ファイルの検索処理を省略することが出来るが,ファイルが追加されても対応できない。このために更新が必要で,これは完全モード時に行われる。
同期
ソースとディスティネーションを完全に一致させること。こういうのを本当のミラーリングというのであろう。同期とは言うが,リアルタイムと組み合わせない限り,常に一致しているわけではない。
トリガ
引き金。といっても,弾はでてこない。自動実行に至る引き金のことを表す。