アドレス帳に追加したデジタル ID には、"信頼性" が関連付けられます。信頼性とは、デジタル ID を持つ個人、グループ、または企業を信頼する程度を示します。信頼性は、標準で [発行元から信頼性を受け継ぐ] に設定されています。この設定は、デジタル ID の発行元 (たとえば、認証局など) が信頼できるので、デジタル ID も信頼できると見なすことを意味します。
ただし、デジタル ID は認証局によって発行されるとは限りません。このため、たとえば個人が作成したデジタル ID を自動的に信頼できるとは見なさない方が安全です。また、デジタル ID の所有者から、デジタル ID のプライベート キーが改ざんされている可能性があるという警告を受け取った場合は、信頼性ステータスを [明示的にこの証明を信頼しない] に変更した方が安全です。
発行元の信頼性とデジタル ID の信頼性を同じにするには、[発行元から信頼性を受け継ぐ] をクリックします。
発行元の信頼性に関係なく、デジタル ID を信頼できるものと見なすには、[明示的にこの証明を信頼する] をクリックします。
信頼できない種類のデジタル ID を受け取った場合や、発行元の個人または会社を信頼できない場合は、[明示的にこの証明を信頼しない] をクリックします。デジタル ID を信頼できない場合は削除せずにこのオプションを選択することをお勧めします。このオプションを選択しておくと、同じ種類のデジタル ID が含まれているメッセージを受け取った場合に、警告のメッセージが表示されるようになります。