Microsoft
Outlook Express の
ヘルプ
Outlook Express の特長

Outlook Express を使うと、ネットワークに接続している多数の人とメッセージを交換することができます。Outlook Express には、同僚や友人と電子メール メッセージをやりとりしたり、ニュースグループに参加して意見や情報を交換したりするための豊富な機能が用意されています。

複数のメール アカウントおよびニュース アカウントを管理できます。

異なるインターネット サービス プロバイダ (ISP) から複数のメール アカウントを取得している場合も、1 つのウィンドウからすべてのアカウントを使うことができます。また、利用している Usenet プロバイダに複数のニュース サーバーがある場合は、ニュース サーバーごとにアカウントとパスワードを設定し、アカウントを切り替えて使うことができます。ニュースリーダーを設定し直す必要はありません。

メッセージをすばやく簡単に読むことができます。

メッセージの一覧とプレビュー ウィンドウを表示すると、メッセージの一覧を見ながら個々のメッセージの内容を読むという作業を並行して行うことができます。フォルダ一覧には、電子メール メッセージを保存するフォルダや、ニュース サーバーおよびニュースグループのフォルダが表示されるため、目的のフォルダの内容を簡単に表示できます。また、メッセージを整理したり分類したりするためにフォルダを追加できます。受信トレイ アシスタントを使うと、受信した電子メール メッセージのうち指定した条件に一致するものを特定のフォルダに自動的に移動することもできます。

プロバイダのサーバーにある電子メール メッセージをほかのコンピュータで表示できます。

プロバイダが受信メール サーバーとして IMAP メール サーバーを使っている場合は、メッセージをコンピュータにダウンロードせずに、サーバーにあるフォルダのメッセージを読んだり、保管したり、管理したりすることができます。IMAP メール サーバーに接続していれば、どのコンピュータからもメッセージを表示できます。

アドレス帳を使って、電子メール アドレスを保存したり検索したりすることができます。

名前や電子メール アドレスをアドレス帳に登録できます。アドレス帳に登録するには、次の方法があります。

ほかのアドレス帳の内容をインポートする。
アドレスを直接入力する。
受信した電子メール メッセージからアドレスを取り出して登録する。
主要なインターネットのディレクトリ サービスからアドレスを検索して登録する。
アドレス帳は、インターネットのディレクトリ サービスにアクセスするためのプロトコルである LDAP (Lightweight Directory Service Access Protocol) をサポートしています。

ひな形を使ってメッセージを作成したり、メッセージに署名を付けて送信したりすることができます。

送信するメッセージに、署名として電話番号などの必要な情報を追加したり、ひな形や背景の画像の設定を変えて魅力的なメッセージを作成したりすることができます。

メッセージを安全にやりとりできます。

デジタル ID を使って、メッセージにデジタル署名を付けたり、メッセージを暗号化したりすることができるため、電子メール メッセージを安全に送信できます。また、デジタル署名によって、メッセージの送信者の身元を明確に示すことができます。暗号化されたメッセージは、第三者に内容を読まれることがありません。

興味のあるニュースグループを簡単に探すことができます。

仕事、教育、レジャーなどの目的に合ったニュースグループを探すには、ニュースグループの名前や説明に含まれるキーワードに基づいてニュースグループを検索します。また、ニュース サーバーに用意されているニュースグループの一覧を使うこともできます。後でまた読みたいと思うニュースグループを見つけたら、[購読済み] タブの [ニュース] ボックスに追加できます。

ニュースグループのスレッドを効率よく読むことができます。

メッセージの一覧全体をスクロールして探さなくても、スレッドに含まれるメッセージをすべて表示できます。スレッドを個別に展開したり折りたたんだりして、興味のあるメッセージやスレッドを簡単に探すことができます。また、既に読んだメッセージとまだ読んでいないメッセージを簡単に区別することができます。興味のないメッセージは表示しないようにしたり、まだ読んでいないメッセージだけを表示するように設定したりすることもできます。

ニュースグループをダウンロードして、オフラインでメッセージを表示できます。

ニュースグループをオンラインでなくオフライン表示できます。ニュースグループ全体か、または特定のメッセージだけをダウンロードしておき、オフラインで表示することができるので、電話料金やインターネット サービス プロバイダへの接続料金を節約できます。メッセージ ヘッダーだけをダウンロードして読みたいメッセージを選んでおき、次にニュース サーバーに接続したときにダウンロードすることもできます。同じように、ニュース サーバーに接続せずにメッセージを作成し、準備ができてから接続してメッセージを一度に送信することもできます。