段階 5: システム ポリシーおよび制限

デスクトップ、シェル、およびセキュリティ設定は、組織全体に渡って指定することができます。

カスタマイズ可能な設定として、ユーザーに与える許可の範囲を、プリンタの削除から Windows デスクトップのアップデートに対する新しい項目の追加にいたるまで、多岐に渡って指定できます。

セキュリティに関するこれらの設定値がユーザーに与える影響をよく理解しておく必要があります。他のユーザーとコンピュータを共有するようなローミング ユーザーが存在している場合は、特にそうです。詳細については、下記の注意事項を参照してください。

システムのポリシーおよび制限を設定するには

  1. 各カテゴリをダブルクリックして、一連のオプションを表示します。
  2. 該当するチェック ボックスのオン/オフを切り替えて、設定を実行します。

注意
ウィザードで表示される一連の設定項目は、Internet Explorer 管理者キットに入っている管理者用の .adm ファイルに格納されています。.adm ファイルに詳しい方の場合は、[インポート] をクリックして、自分の .adm ファイルに格納されているポリシーおよび制限をウィザードで設定することができます。

ユーザーの設定値を集中管理しておけば、ユーザーはどのマシンからログオンしても、自分の設定値を使用することができます。通常時のセキュリティの設定値が非常に厳しいようなコンピュータ上で、緩いセキュリティ値を必要とするようなユーザーには、この機能が便利な場合もあります。

セキュリティに関する設定値のカスタマイズ

ユーザーに許可できるカスタマイズのレベルには、通常次の 3 つがあります。