段階 5: LDAP サーバー設定の指定

ディレクトリ サービスは、強力な検索ツールであり、ユーザーはそれを使うことによって人間やビジネスに関する情報を世界中から簡単に収集することができます。アドレス帳では、このディレクトリ サービスにアクセスするための LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) をサポートしています。そして、いくつかのポピュラーなディレクトリ サービスへのアクセス機能が、事前に組み込まれています。LDAP サービスは、ユーザーに合わせて指定することができます。

[名前:]
LDAP サービスの名前を入力します。

[ディレクトリ サービス:]
追加の対象となるディレクトリ サービスの名前 (ldap.switchboard.com や ldap.four11.com など) を入力します。

[ホーム ページ:]
ユーザーが [スタート] ボタンをクリックした後、[検索] をポイントし、[People] をクリックすると、[Find People] ダイアログが表示されます。ここで指定したページは、そのときに表示されます。

[検索ベース:]
[検索ベース:] は、ルートやスコープと呼ばれることもありますが、特定の LDAP サーバーを検索する際に使用する階層構造の中のレベルを表しています。"base" というスコープを指定すると、ベース オブジェクトが検索されます。"one" を指定すると、1 レベルの検索になります。また、"sub" を指定すると、サブツリーの検索になります。スコープを指定しないと、"base" というスコープが使用されます。

[メール送信時に名前をサーバーで確認する] をオンにすると、Outlook Express はメッセージを送信する際に名前をサーバーで確認します。この機能を使うと、電子メールのアドレスをディレクトリ内の名前と簡単に照合することができます。

[認証タイプ:] [匿名:][セキュリティで保護されたパスワード:]、または [パスワード:] の中から、認証のタイプを選択します。