検索ページのユーザー インターフェイス
検索バーを使うと、ユーザーは検索を実行し、その結果を見ることができます。検索バーは、ユーザーが [検索] ボタンをクリックすると、ブラウザの左側にあるエクスプローラ バーと呼ばれる領域に表示されます。検索結果は、右側に表示されます。今回のバージョンでは、検索結果の一覧に表示された項目間を簡単に移動できるようになりました。そのため、目的の情報をさらに効率よく見つけることができます。
検索バーは、Internet Explorer の中で非常に重要な部分です。そのため、これから示すいくつかのガイドラインに従って検索バーを設計し、エクスプローラ バーの中でうまく動作するようにしてください。
- 検索結果が表示されるページでは常に、別の検索を実行できなければなりません。検索条件を変更したり、検索を実行したりするためのボタンは、コンテンツ領域の上 20% の領域内に表示します。
- ページの縦方向は、ブラウザの高さより大きくしないでください。それは、スクロール バーを使わずにページ全体が表示されるようにするためです。
- ページは、検索バーの 200 ピクセルという幅に納まるようにします。テーブルなどのレイアウト用の HTML 要素を使う場合は、この幅に納まるように注意してください。そうしないと、水平スクロール バーが表示されるため、コンテンツの表示領域が狭くなり、ユーザーの手間も増えます。ツールのヒントを使えば、要約やメタ情報を表示でき、余分な領域が不要です。
- メイン領域をターゲットとしないリンクをページに表示する場合は、注意が必要です。検索バーには、ナビゲーション用のコントロールが表示されません。検索バーに変更を施す場合は、ナビゲーション用のコントロールを独自に用意しなければなりません。
- ダイナミック HTML、ActiveX テクノロジ、Java、およびカスケード スタイル シートを使えば、動的な視覚効果が得られ、マルチメディア性が向上します。ただし、検索バー領域の広さには制限がある点に注意してください。
- 検索バーの標準サイズは、幅が 200 ピクセル、高さがブラウザ ウィンドウの高さです。この領域のサイズは、ユーザーが変更できるものとします。
- 検索バーでは、検索の実行結果をブラウザのメイン領域に表示します。つまり、検索バーのターゲットは、メインになります。メイン領域は、メインと呼ばれるフレームをフレームセットの中で参照する際と同じように参照します。検索結果をブラウザのメイン ウィンドウに表示するには、target=_main と設定します。また、検索バーを更新するには、target=_self と設定します。<BASE TARGET=_MAIN> と設定すれば、標準値を設定できます。
- ブラウザ バンドのコンテンツが表示領域に納まりきらないと、スクロール バーが表示されます。
コンテンツのテスト
検索バーを表示する際に Internet Explorer が使用する次のレジストリ キーの値を一時的に変更すれば、コンテンツを簡単にテストしてみることができます。このキーの値を変更して自分のページをポインティングさせれば、[検索] ボタンをクリックしたとき、標準のコンテンツの代わりに自分のページがロードされます。ただし、テストが終わったときに検索バーを標準の動作に戻せるよう、レジストリ キーの元の値は事前に保存しておいてください。
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main]
"Search Bar"=http://home.microsoft.com/search/search.asp "
レジストリ キーの値を変更するには、上記の URL を目的の URL に変更し、.reg ファイルとして保存します。
注意
Internet Explorer では、この URL をリセットすることができません。そのため、この変更操作は、ユーザーに実行させないでください。
警告
レジストリを編集すると、オペレーティング システムを壊してしまい、再インストールが必要になる場合もあります。レジストリの編集によって発生した問題点は、解決できないかもしれません。お客様の責任において編集してください。