太陽系には宇宙船内等で使われる太陽系標準時と、地球上に限って使われる20世紀 から使われている地域別の時間の二種類がある。 太陽系標準時はその昔使われていたグリニッジ標準時に等しく、日本時間はそれより 9時間進んでいる。 地球以外の惑星は基地が地下にある事が多く、また地上にあっても太陽から遠く 離れている等の理由から、太陽の運行に従って時間を決める必要が無いので、太陽系 標準時が生活の基準になっている。 すなわち照明効果により昼夜の状態を人工的に作りだしている。 これは天井の発光パネルによる場合に加えて、窓に似せたモニターに映像等を映し出す 事によって実現している。 モニターはタイマー設定できるので、時間が来れば疑似的に朝の状態を映し出し、 目覚まし代わりにもなる。