補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1999 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 600  システムROM アップデート・ユーティリティ V1.08 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 IBUJ090.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 600 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】 このディスケットで起動し、メイン・メニュー1.操作上の注意を お読みください。 ***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ディスケット作成方法】 −はじめに−  この補足説明をよくお読みになった上で、「IBUJ090.EXE」をハードディスクの適 当なディレクトリにダウンロードしてください。  フォーマット済みの「2HD 1.44MB」のディスケットを1枚用意してください。  ダウンロードファイル名を『IBUJ090.EXE』として下さい。 1.用意したディスケットを「Aドライブ」に挿入してください。 2.DOSプロンプトを開きます。  [例] Windows95/98 の場合   「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」->「MS-DOSプロンプト」 3.ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動します。   [例] 「E」ドライブのディレクトリ「DOWNLOAD」にある場合   以下のようにキーボードで入力します   C:\WINDOWS>E: [Enter]   E:\>cd \DOWNLOAD [Enter] 4.以下のようにキーボードで入力し、ファイルを解凍します。 E:\DOWNLOAD>IBUJ090.EXE [Enter]   IBUJ09.EXE   IBUJ091.DAT   IBUJ09.TXT のファイルが作成されます。 5.以下のようにキーボードで入力し、画面の指示に従いドライバーディスケット   を作成をしてください。 E:\DOWNLOAD>IBUJ09.EXE A: [Enter] ========================================================================== 【ファイル紹介】 1999年03月26日  IBM ThinkPad 600  システム・プログラム・サービス・ディスケット V1.08 <このディスケットについて> このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、ThinkPad 本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問題の解決や 機能の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。   ThinkPad 600 システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、 「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。システム・プログラムの更新は、 「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。 <ディスケット・リリース情報> (日本で未リリース分も含みます)  ディスケット  バージョン   内容  1.01    Windows98サポートと問題修正サービス  1.02    問題修正サービス  1.03    問題修正サービス  1.04 セレクタベースPCカード・イネーブラー (EtherJet機能付き) サポート  1.05    問題修正サービス 1.06 問題修正サービス 1.07 問題修正サービス 1.08 問題修正サービス <問題修正/更新の概要>   (参考)    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。    [新]は新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々のバージョンで 修正されました。 [1.01]  − [新]Windows98サポート。  − ハイバネーション状態からレジュームした場合、シリアルマウスが動作しな い。  − OS/2でHPFSでフォーマットされた領域上にハイバネーションファイ ルを作成するとハングアップする。  − ホットキーボリューム初期値を変更した。  − 複数のセレクタドックシステムを利用した場合、POST174エラーが発 生することがある。  − セレクタドックIIIにドッキングした時に、ハードディスクのインディ ケーターが表示されない。  − クロックランプロトコルをサポートしていないCardBus Cardに 対する問題回避策を用意した。 [1.02]  − ドッキングステーションに搭載されているHDDにセキュリティー機能を 提供する。  − ネットワークカードを利用し、LCDを閉じ・開いた場合、NTの画面が ブラックアウトする。  − Easy-Setup スリムDVDドライブのテストで217/93/ 9210エラーが発生する。  − ACPI Revision Update  − ハイバネーション状態でドッキングステーションに接続した場合、IDE デバイスを認識しない。  − LCDオフ状態で電源を切ろうとした場合、警告音が鳴らない。  − ドッキング中にタイマーでサスペンドに入ろうとしてスタンバイモードに 入った後,パスワードが入力出来ない。 − Windows98上でパワーオンパスワードを設定している時,ドッキング 中にFnキーとF4キーを押すなどして(サスペンドではなく)スタンバイ モードに入り復帰した後,LCDオフタイマーで画面が消えると,キーなどを 押して画面がついた時にパスワード入力画面が現れてしまう  − Windows95インストール時、画面アップデート中に、ある状況下で ハングすることがある。 <注意事項> このシステム・プログラムの更新に伴い、次のビデオ・ドライバーの更新も行って 下さい。 IBM ThinkPad ビデオ・サポート・ディスケット (NM 2160) 6.14.00Q 或いはそれ以降のもの [1.03]  − 一部のCDROMドライブを装着した場合、PCMCIAの診断プログラム でErrCode8020が表示される。 [1.04]  − セレクタベースPCカード・イネーブラー(EtherJet機能付き)サポート [1.05]  − Windows98上でホットドッキング後に外部FDDが認識されない  − Windows98 ACPIモードで、新たにバッテリーを装着した場合、 バッテリーメーターの表示が正しくない  − Preboot eXecution Environmentならびに Universally Unique IDをサポート  − UUIDが小文字で表示されない  − シリアルポートで通信出来ない場合がある  − システムの電源を切る時に、PCカードスロットに供給している電源の切断 タイミングの変更 [1.06] − シリアルポートで通信出来ない場合がある − Windows98 APMモードで、リジューム後に Microsoft 社製IntelliMouseが使用できない − Win98上で、1度スタンバイモード(Fn+F3)に入ると、以降、 HDDに 5秒間アクセスがないとHDDのモーターが自動的に止まる。 コントロールパネルのパワーマネージメントで設定したHDD Off timer は無効になる。 − 100Mbps トークン・リング・カードをドッキング・ステーションに 入れて使うと、データ・エラーが発生する。 − システムがサスペンド中に、ドッキングステーションに差すと、まれに レジュームしてくる。 [1.07] − LANClient Control Managerを使用してシステム・ プログラムを更新した場合、LANClient Control Manager上で正しく BIOSのバージョンが表示されない。 (注意)バージョン1.07と1.06でシステム・プログラムそのものに 変更はありません。そのため、バージョン1.06でシステム・ プログラムの更新をしている場合はバージョン1.07で更新する 必要はありません。 [1.08] − [新]ディスプレイアダプター サポート − Colorgrahic Evolution 4 − Matrox Productiva G100 − Matrox Millennium G200 SD <システム・プログラムの更新のしかた> ****************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ******************************  (注意)   −システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済みの バッテリー・パックが必要です。   −セレクタドック・システム、ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡張 ユニット、又はポート・リプリケーターがThinkPadに接続されている 場合は、取り外します。   −ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同じ、 又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディスケット からシステム・プログラムを更新する必要はありません。導入プログラムは、 現在システムに組み込まれているシステム・プログラムのレベルを自動的に 調べて、表示します。 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示します。 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケット を入れて、電源を入れます。 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。 5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステムプログラム の更新を行います。  警告−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを抜いたり  、、、、、、、、 しないでください。 システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が 必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThink Padをお持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。  7.ディスケット・ドライブからシステム・ログラム・サービス・ディスケットが 取り出されていることを確認し、電源を切ります。  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setupの画面が 表示されるまでF1キーを押し続けます。  9.始動パスワードの入力を要求された場合、正しいパスワードを入力します。  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選びます。  11.「OK」を選びます。 最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを 確認します。  12.電源を切って、F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy−Setupの画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始します。 テスト画面が表示されます。テストをパスした各項目にはOKが表示され ます。  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認します。  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ります。  これで全ての作業は完了です。 <システム・プログラムの情報> 各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のようなシステム・ プログラムが入っています。  BIOS VersionとそのDate(日付)は、次の方法で確認できます。  1.ThinkPadの電源をオフにします。 2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、 Easy-Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続けます。 3.Easy-Setupのメニューに、BIOS VersionとDateの 表示があります。 ディスケット BIOS  BIOS    BIOS  バージョン バージョン   P/N     日付 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.01 xxxxxxxx 97H4112 06−23−98 1.02 xxxxxxxx 97H4134 08−07−98  1.03 xxxxxxxx 97H4135 08−21−98  1.04 xxxxxxxx 97H4138 09−07−98  1.05 xxxxxxxx 97H4147 09−25−98 1.06 xxxxxxxx xxxxxxx 12−17−98 1.07 IBET37WW xxxxxxx 12−17−98 1.08 IBET39WW xxxxxxx 03−26−99 <サービス情報>  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・ プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。 この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、EMM386.EXE のようなメモリー・マネジャーを使用することでUMB(アッパー・メモリー・ ブロック)として使用することができます。  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・ プログラムの更新を行なった後、ディスケットバージョン1.00を使用し、 BIOSを元に戻すと、Bootの途中でエラーコード19153が表示され ます。その場合、一旦電源をOFFにし、その後電源をONにして下さい。 ThinkPad BIOS バージョン 使用されないBIOS領域 モデル      BIOS Date −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 600 IBET39WW   E0000−EFFFF(64KB) 03−26−99  (注意) −メモリー領域 C0000−C9FFF は、ビデオBIOS用にあらかじめ   予約されています。 上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応したBIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラムの更新によって変わる可能性が あり、保証するものではありません。  BIOS バージョンとそのDate(日付)の確認は、「システム・プログラム の情報」の章を参照してください。 <シンプル・ブート・フラグ機能> この機能は、BIOS およびオペレーティング・システムの動作とブート・パフォー マンスを、インストールされているオペレーティング・システムと以前のブートに基 づいて自動的に最適化します。 この機能が使用可能になっていて、プラグ・アンド・プレイ対応のオペレーティング ・システムがインストールされると、システムBIOSは、システム割り込み、 メモリー・ウィンドウ、およびシステム内の全装置の入出力ポート範囲といった、 ハードウェア・リソースの構成を行いません。 プラグ・アンド・プレイ対応でないオペレーティング・システムを使用する場合は、 この機能を使用不可にして、BIOSがハードウェア・リソースを構成するようにし てください。 (注意) Windows95/98とそれ以外のOSを同一PC で切り替えて使用される場合、シンプル・ブート・フラグをWindows95/ 98以外のOSブート時に毎回Disableに設定する必要があります。 シンプル・ブート・フラグは、Easy−Setupで、Configアイコン、 Quick Bootアイコンと選択して設定することが出来ます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標 *IBM、OS/2およびThinkPadは、IBM Corpora− tionの登録商標です。 *LANClient Control Managerは、IBM Corporationの商標です。 *Windowsは、Microsoft Corporationの 登録商標です。 *IntelliMouseは、Microsoft Corpora− tionの商標です。 その他の社名、製品名、サービス名は、他社の登録商標、商標またはサービス マークです。 ==========================================================================  ドライバーの作成やダウンロードがどうしてもうまく行かない・または不安 があるお客様は、PC DOCKにてドライバーをお分けしております。(有償)  ドライバーの作成後、そのアップデートに自信がない方は、PC DOCKにて作業を お承ります。(有償) ========================================================================== ダウンロードファイル名を『IBUJ090.EXE』として下さい。