■1.0c3バージョンアップの概要  今回のTeX for Windowsのバージョンアップは、WSPで作成した自己アップデー ト形式の差分ファイルで配布されます。 ※WSPは、amaproワキチ(和田浩一)氏によって作成された差分作成・更新プロ グラムです。差分ファイルの作成と、アップデートを効率良く行える大変に すぐれたソフトウェアです。 ■ 自己アップデート形式の差分ファイルの使い方  自己アップデート形式の差分ファイル(以下、差分ファイル)は、それ自体が 実行可能なファイルです。オリジナルのファイルを差分ファイルと同じディレク トリにおき、差分ファイルを実行すると、アップデートされたファイルが作成さ れます。オリジナルのファイルは“$INTEX.EXE”のように先頭の1文字が“$”に 変更されて残ります。 ■ ファイルの更新の前に ファイルを更新する前に、EXEファイルの日付を確認してください。このバー ジョンアップは、1.0c2(WINTEX.EXEとWINTEX32.EXE)が対象です。それ以前の バージョンをお使いの場合は、最初に1.0c2のバージョンアップを行ってください。 モジュール名 日付 バージョン WINTEX.EXE 95-12-01 1.0c2 WINTEX32.EXE 95-12-01 1.0c2 ■ ファイルの更新  以下の操作はMS-DOSプロンプトで行なってください。  最初に差分ファイルを、オリジナルのファイルがあるディレクトリにコピーし、 そのディレクトリで差分ファイルを実行します。  たとえば、WINTEX.EXEを更新する場合は、次のように行います。 (1)今回、配布された差分ファイルWINTEX.COMとWINTEX32.COMをTeX for Windowsのディレクトリの“BIN”ディレクトリにコピーする。 (2)アップデートを行う。   X:\WINTEX\BIN> WINTEX.COM ...   X:\WINTEX\BIN> WINTEX32.COM ... (3)WINTEX.EXE、WINTEX32.EXEのタイムスタンプが96-06-01になっている ことを確認する。 (4)必要がなければ、$INTEX.EXEと$INTEX32.EXEを削除する。 1996年6月1日 株式会社インプレス インプレス・ラボ