パッケージのアップグレード ------------------ システムの各種パッケージをアップグレードするためにTurboPkgが実行されます。 TurboPkgは起動してすぐに、アップグレードパッケージの収録された媒体を訪ね ますので、適当なものを選んでください。CD-ROMからアップグレードをする場合、 CD-ROMやハードディスクからのアップグレードを選択して、ディレクトリは デフォルトの/mnt/cdromを選んでください。 FTPからアップグレードを行う場合は、FTPを媒体として選び、ディストリ ビューションのすべてを選択してください。そのあと最寄りのミラーを選択して ください。 パッケージ選択の画面まで行ったら、まずメニューからオプションを選択して ください。『サイズをリアルタイムで表示』のオプションをオフにしておくと パッケージの選択がスムーズに行えます。また、その他のオプションもここで 確認しておいてください。 オプションメニューを閉じ、「U」を押すと現在システムに存在するすべての パッケージのアップグレードが行えます。また、矢印キーとスペースキーに よってパッケージを一つづつ選択することもできます。 その他のキーを示します: F1 = ヘルプ F2 = ツリーの拡大/縮小表示 F3 = パッケージの情報 F4 = 検索 3.0では、幾つかのパッケージがバージョン番号の付け方を変えていますので、 それらのパッケージは、TurboPkgにはダウングレードとして認識されます。 (パッケージ名の右に「-」が表示されます) less、xview、xview-devel、 xview-devel-examples、xview-clients、fvwm95-icons、WindowMaker-devel、 ならびにWindowMaker-utilがこれらのパッケージです。これらのパッケージが 必要な場合は、それぞれ手動で選択し、オプションでダウングレードが許可 されていることを確認してください。「U」キーを押す前にオプションで ダウングレードを許可していた場合は、これらの作業が自動で行われます。 パッケージの選択を確認したら、OKを押して次の画面へ進んでください。 依存関係の問題で警告が表示されることもありますが、ほとんどの場合TurboPkgに まかせてしまって問題ありません。 これでパッケージがそれぞれインストールされます。また、インストールのログは /tmp/turbopkg.logに残されます。 アップグレード中に、現在動作中のカーネルのモジュールがアップグレード できないと警告されることがありますが、これは問題ありません。これは TurboLinux 2.0でのパッケージの問題であり、アップグレードに支障はありません。 このドキュメントにある説明をすべて理解した、もしくはプリントアウト (upgrade-doc2.txt)したら、エンターを押してTurboPkgを起動してください。 ここでアップグレードを中止する場合はCTRL+Cを押してください。