1998年11月13日 『PWR128 for NX/4VC Value Kit Windows 95ドライバ』をご使用になる皆様へ カノープス株式会社  この度は『PWR128 Windows 95ドライバ』をご使用いただき、まことにありがとうございます。このREADME.TXTには、『PWR128 Windows 95ドライバ』に関して、マニュアルには記述されていない補足事項について説明しています。ぜひご一読ください。なお、今後『PWR128 Windows 95ドライバ』をバージョンアップされた際にもご覧ください。   Windows 95 に付属の メモ帳 でこのドキュメントをご覧になっている   方は、「編集(E)」メニューの「右端で折り返す(W)」オプションをON   にすると読みやすくなります。 1.インストールに関しての注意事項 『PWR128 Windows 95ドライバ』は、Windows 95用ディスプレイドライバとユーティリティから構成されています。NX/4VC Value Kit CD-ROM の「WIN95」フォルダのSETUP.EXEを実行し、画面の指示に従ってインストールしてください。 Windows 95の画面のプロパティ(コントロールパネルの「画面」アイコンをダブルクリックするか、デスクトップ上で右クリックで開くメニューのプロパティを選択すると現れます)のディスプレイの変更でインストールしてもユーティリティは組み込まれません。必ずSETUP.EXEを使用してください。 2.アンインストールに関しての注意事項  ドライバのアンインストールは、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」の追加と削除によって行なってください。  『PWR128 Windows 95ドライバ』をインストールしたフォルダ内にドライバのインストールで作成した以外のファイルがあると、アンインストールを行なってもフォルダは削除されません。アンインストール実行後にエクスプローラなどで削除してください。 3.ゲームに関しての注意事項 ・DirectX 対応のゲームはインストール時に各チップ対応のドライバを強制的にインストールする場合があります。この場合はゲームのインストール後に再度、弊社ドライバに変更いただきますようお願いいたします。 4.Video Changer について ・Video Changer のご使用方法については、Video Changer の「ヘルプ(H)」メニューの「マニュアル(M)」からオンラインマニュアルをご覧ください。 5.拡張設定 について ・PWR128 Information にある「拡張設定」の機能はサポート用ですので使用しないでください。 6.Power Capture PCI をお使いの方へ  本製品と Power Capture PCI を組み合わせて Windows 95 上でオーバーレイ表示を行う場合は、次の手順で PWR128 series CD-ROM から WINDOWS - SYSTEM フォルダへファイルのコピーを行ってください。  >>作業を行っていただくユーザー様<<  Power Capture PCI Ver1.13 以前のモジュールをご使用の方が対象となります。 >>使用するモジュール<< 組み合わせる Power Capture PCI のバージョンにより、次の2つの選択肢からお選びください。 A.最新バージョン(Ver1.14 '98.4現在)を使用する。 この場合、本 CD-ROM 付属のモジュールをお使いいただく必要はありません。 - Ver1.14 の入手方法 -     インターネットまたは NIFTY-Serve からご入手いただけます。('98.4現在)      インターネット http://www.canopus.co.jp/ - テクニカルサポート - Windows 95 最新ドライバ      NIFTY-Serve GO SPCVA - 4. - 6.CANOPUS UTILITY TOOL LIBRARY #471 ・ #470 ・ #469 B.バージョン 1.13 を使用する。  現在お使いのモジュールが Ver1.12 以前の方は、まず Ver1.13 へのアップデートを行ってください。    - Ver1.13 の入手方法 -     NIFTY-Serve からご入手いただけます。('98.4現在)    NIFTY-Serve GO SPCVA - 4. - 6.CANOPUS UTILITY TOOL LIBRARY #393 ・ #392 ・ #391 ☆モジュール使用方法    PWR128 series CD-ROM の 「PCAPPCI」 フォルダにある PWCPMGR.DLL を WINDOWS の SYSTEM フォルダへ上書きコピーを行ってください。    なお、ファイルの上書きを行われる時は、Power Capture PCI アプリケーションを含めたすべてのアプリケーションを閉じてから作業を行ってください。 7.IR41フォーマットのAVIファイルのオーバレイについて  ActiveMovieによるIR41フォーマットのAVIファイル再生において、Codecが Ver.4.1の場合、AVIファイルによって正しく表示されない場合があります。このような場合はCodecを Ver.4.3等の新しいものに交換してください。 8.Adaptec社製AHA-89xxとの併用について  Adaptec社製AHA-89xxをご利用いただく場合、WindowsフォルダにあるSYSTEM.INIに対し次の変更が必要です。SYSTEM.INIファイルをテキストエディタなどで書き換えた上でご利用ください。  変更前 [drivers32] vids.draw=dvideo.dll ← この行を書き換える  変更後 [drivers32] ;vids.draw=dvideo.dll ← 行頭にセミコロン(;)を付ける、もしくはこの行を削除する ※上記変更を行われた場合、弊社アプリケーション(Media Scope)で AVIファイル再生時のオーバーレイ表示機能を使用することができなくなります。 9.SnapShot について SnapShotはWindowsの画面を連続してキャプチャするユーティリティです。 SnapShotの使用方法はタスクトレイのカメラアイコンのメニューを開きヘルプを参照してください。現在のバージョンではPURE3D等の外部アクセラレータで描画している画面はキャプチャできません。 10.Media Scope について Windows 98 マルチモニタ対応に伴い、MPEGドライバを米国 CompCore Multimedia, Inc. 製「SoftPEG」から Microsoft Active Movie に変更しました。 これによって、Video CD や MPEGファイル再生時の静止画保存、時間表示、静止画モードの機能は使用できなくなりました。 -------------- ドライバの履歴 -------------- ------------------------------------ Ver.4.10.01.0206-1.10.11 1998/ 1/27 ------------------------------------ 最初のリリース。 ------------------------------------ Ver.4.10.01.0241-1.21.01 1998/ 5/ 7 ------------------------------------ (1)OpenGLに対応最初のリリース。 (2)インストールするユーティリティに Video Changer を追加。 (3)V-Shot のシャッターボタンをリターンキーに割り当てました。 (4)以下の不具合の修正。 V-Shot Processor から画像をファイルに保存する場合の内部ヘッダ(Pixels/cm)に不適切な部分があり、Excel からファイルを読み込むと正しく表示されないことがある。 V-Shot Processor の画質調整ダイアログから画質を調整しても画面全体に反映されないことがある。 V-Shot Processor の[壁紙に設定]から拡張子を付けずにファイルを保存した場合、拡張子が付かないで保存される。 ------------------------------------ Ver.4.10.01.0241-1.21.04 1998/ 5/14 ------------------------------------ (1)以下の不具合の修正。 Windowsのアプリケーションが描画中に、日本語のフルスクリーンDOSプロンプトか、又はグラフィックモードのフルスクリーンDOSプロンプトを起動すると、DOS画面が乱れることがある。TrueColorの時、発生頻度大。(Ver.4.10.01.0241-1.21.01) リフレッシュレートを最適(75Hz)に設定すると画面に縦のスリットが入ることがある。最適(75Hz)以外では発生しない。TrueColor 1024x768以上の時、発生頻度大。(Ver.4.10.01.0241-1.21.01) WordやExcel等でオブジェクトをドラッグするとゴミが残ることがある。(Ver.4.10.01.0241-1.21.01) ------------------------------------ Ver.4.10.01.0250-1.30.08 1998/ 7/17 ------------------------------------ (1)以下の不具合の修正。 OglBenchの3D blur のテストを行うと一般保護違反が発生することがある。 OpenGLスクリーンセーバーが正しく動作しなかったり、異常に遅いことがある。 FMV-DP84X1(ディスプレイ)を接続するとWindows起動時にハングアップする。 Fury3のフルスクリーン表示時、もしくはフルスクリーンからの復帰時にハングアップすることがある。 日本語のフルスクリーンDOSプロンプトで漢字入力を行うと一般保護違反が発生することがある。 Community Place Browser で間違ったカーソルが表示されることがある。 Video Changer で連続してAVIファイルを読み込むと、ゼロ除算エラーが発生することがある。 ------------------------------------ Ver.4.10.01.0279-2.00.06 1998/11/13 ------------------------------------ (1)Windows98 Multi Monitor に対応。 (2)DirectX6 に対応。 (3)V-Shot にTwainインタフェースを追加。 (4)Application Launcher を追加。 (5)Quick Control を追加。 (6)SnapShot を追加。 (7)Power Steering を Screen Control に変更。 (8)Power Cinema EX を Media Scope に変更 (9)MPEGドライバを SoftPEG から Active Movie に変更。 (10)Mpeg Mapper を削除。 (11)以下の不具合の修正。 アニメーションマウスポインタの状態で QuakeII を Software OpenGL モードで実行すると、ゲーム画面にマウスポインタが表示される。 256 Color の時、ActiveMovie 又は Windows Media Player 5.2 でMotionJPEGのAVIを再生すると、上下逆さまに表示される。 "知子の情報"を最大化すると正しく表示されない。 InternetExplorerで幅が2以上の枠線を含むHTMLドキュメントをスクロールしたり、別のウィンドウをIEの上で移動すると枠線部分にゴミ(影)が表示されることがある。 以上