================================================================= PWZ2.00から2.00Aへのアップデートについて ================================================================= ■アップデートの概要 1. PWZ2.0のマスターCD-ROMをPCのハードディスクにコピーします。 2. アップデートプログラムで、1でコピーしたマスターの内容を書 き換えてPWZ2.00Aのマスターにアップデートします。 3. 2でできたマスターでPWZをH/PCにインストールします。 ■PWZ2.0のマスターCD-ROMをPCのハードディスクにコピー 次の手順でPWZ2.0のマスターCD-ROMのコピーを作成してください。 1. エクスプローラでハードディスクに pwz2mas フォルダを作成します。 たとえば、c:\pwz2mas フォルダを作成します。 このフォルダが既に存在する場合は、フォルダを削除してから、 作成してください。 2. エクスプローラを使って、マスターCD-ROMから 1で作成したフォルダに CD-ROMの内容をすべてコピーします。 以降、このフォルダのことを「PWZマスターフォルダ」を呼びます。 ■差分プログラムの起動 pwzup.exeを起動して、メッセージの通りに操作し、PWZマスターフ ォルダの内容をアップデートしてください。 ■PWZ2.00Aのセットアップ PWZマスターフォルダのSETUP.EXEを使ってPWZ2.00AをH/PCにセット アップしてください。 【重要】 セットアップオプションで 「プログラムファイルだけをインストールして、設定ファイルを残す」  を選ぶと、今までの設定を引き継いで新しいPWZを使うことがで きます。このオプションを選ばないと設定が初期化されるので注意 してください。 ※このオプションでインストールすると、オンラインヘルプファイ ルPWZ.TMLがセットアップされません。必要な場合はPWZマスター フォルダのPWZ\PWZ.TMLを直接H/PCにコピーしてご利用ください。 もしこのオプションでうまくインストールできない場合は、 「既存のフォルダをリネームして、新たにインストール」 を選んでください。  設定を引き継ぐには、セットアップが終わってからPWZを起動す る前に、エクスプローラを使ってDATファイルとDICファイルを以前 のPWZフォルダからコピーしてください  PCカード経由のセットアップを行う場合で今までの設定を引き継 ぐ場合は、EXEファイルとPWZ.TMLだけをコピーしてください。  TX-Cを利用している場合は、TXC.DLLが更新されましたので、PWZ マスターフォルダから直接H/PCにコピーしてご利用ください。 ■「PWZ2.00から改良した点」は次の通りです ...全般 ・文書の設定「テキスト」タブの「罫線表を使う」のチェックを外 すとDelやBackspaceによる文字削除ができないことがあった。 ・「浮」が曖昧検索できなかった。 ・ファイル名の自動決定で、同名ファイルが存在するときに後ろに 数字を付ける機能が動作しないことがあった。 ・"\Storage Card\*.*"がフォルダと見なされていた。 ・コンボボックスにスクロールバーが付いていないものがあったの で、スクロールバーを付けた。 ...PWZ EDITOR ・プロポーショナルフォント使用時に半角カナの幅が変だった。 ・「最近コピーした文字列の挿入」の罫線表内の動作を改良。 ・Shift+クリックで選択の終点を指定できるようにした。 ・画面の再描画コマンドIDM_DISPALLを新設。 ・スクロールバーでスクロールするとステータス表示が残った。 ・Ctrl+Xなどでスクロールバーによるスクロールが解除されていな かった。 ・範囲選択されてないとき、Shift+タップで選択を開始するように した。 ・VZライク範囲選択で段落を選択してカットをすると、削除範囲が 文字単位になることがあった。 ...PWZ MAIL ・NIFTYのフォーラムの名前を表示できるようにした。 ・アカウントを「切替」したときに電話先をすぐに更新表示するよ うにした。 ・Ctrl+N,Ctrl+Rの動作を変更し、PWZ NIFTYの時はそれぞれ、「新 規メッセージ」、「コメント」の動作をするようにした。 ・受信メール、パティオのメッセージの末尾にゴミが付くことがあ ったのを改良した。 ・「会議室の追加」したときに「巡回」もONにするようにした。 ・発言番号の幅をカスタマイズ可能にした。 ・ネットワーク接続中に一括巡回すると、最初の巡回先をスキップしていた。 ・TelnetのNIFTY接続で、切断の問い合わせが2回出ることがあった。 ・メモリを解放していないことがあった。 ・「(JST)」はプロバイダによってはエラーになる可能性があるので取った。 ・他のメーラとの併用を考慮し、サーバの全てのメールを受信でき るようにした。 ・環境によってはメールの受信が行えない場合があった。 ・接続時間短縮のため、RAS接続を閉じてからキャッシュを更新するようにした。 ・(読込中断)が消えてしまうことがあった。 ・検索フォルダではShiftで読み込みを中止した場合に自動的に再 読込することをしない様にした。 ・検索フォルダの作成で、スタックオーバーフローのためハングしていた。 ・速度高速化のため、リプライを書いたことによる「済」状態への 変更時にはメール一覧の再ロードをしないようにした。 ・フォルダの分割ができないことがあった。 ・フォルダの分割後、キャッシュが更新されなかった。 ・検索フォルダのプロパティが、A-55Vだとはみ出た。 ・グループフォルダ上でコンパクトを実行した場合は、サブフォル ダをコンパクトするようにした。 ・メール一覧でShift+EnterでビューアまたはWZ MAIL EDITORを開 く様にした。 ・「送信トレイ」でダブルタップするとWZ MAIL EDITORを開く様にした。 ・CEで送受信中に他のアカウントに移動ができてしまっていた。 ・WZ MAIL/NIFTY/TERM/NOTEを使用するかどうかを設定できるようにした。 ・受信メールの選択ダイアログで、メールのサイズが大きい時に桁 が切れたのを改良。 ・環境によってはメール送信ができない場合があったのを改良。 ・環境によってはメールの送信が行えない場合があったのを改良。 ・Delでのメッセージの削除を確認できるようにした。 ・作業フォルダを指定できるようにした。 ・フォルダ一覧のソート方法が指定できるようにした。 ・フォルダ一覧にフォーカスを合わせてShift+Alt+Up/Down/Left/R ightで表示順を設定できるようにした。 ・WZ TERMでCtrl+Nが効かなかった。 ・メールのヘッダの先頭部分が一部受信できないことがあった。 ・[の動作をSpaceと同じにできるようにした。 ・「カスタマイズ」するとハングすることがあった。 ・「プレビューウィンドウの設定」でハングした。 ・┴型で、「フォルダ一覧を最大化」が変だった。 ・「カスタマイズ|ファイルを開く動作」が「標準」だとPWZ NIFT Yが正常に動作しなかった。 ・「カスタマイズ|ファイルを開く動作」が「標準」だとWZ MAIL EDITORの編集結果が反映されないことがあった。 ・「カスタマイズ|ファイルを開く動作」が「標準」だとWZ MAIL EDITORでアドレス帳を参照できなかった。 ...PWZ NIFTY ・会議室への返信をすると「済み」にするようにした。 ・NIFTYにアクセスする度にログを"export.log"に追加出力できるようにした。 ・Ctrl+N,Rの動作を変更。会議室以外ならメールの新規作成・返信とした。 ・発言番号やタイトルが空で表示される場合があった。 ・自動振り分けで"<xxxx>改行"に反応してしまっていた。 ・検索フォルダでNIFTY会議室のキャッシュを更新すると発言番号 やタイトルが空になった。 ・オープニングメッセージ対応。 ・誤振り分けを減らすため、自動振り分けのロジックを変更。 ・export.logの名前を指定できるようにした。 ・PWZ NIFTYの「切断するか問い合わせる」でキーボードフォーカ スが合ってなかった。 ...PWZ MEMO ・Ctrl+C,Xの動作を改良した。 ・初期カーソル位置が画面に必ず表示される様に改良。 ・Delでメモを削除、Shift+Up/Downで上下移動、Ctrl+Fで検索、F3 /Ctrl+3/Shift+F3/S+C+3で次検索できるようにした。 ・Ctrl+W(Windows準拠キー定義の場合)で閉じる様にした。 ・Windows標準キー定義では、Ctrl+S,Ctrl+C,Ctrl+V,Ctrl+Xに対応。 ・「編集|コピー、カット」でクリップボードにもコピーするようにした。 ...PWZ FILER ・移動時も上書き確認をするようにした。 ・「新規ファイル作成」で既に存在するファイル名を指定したとき は警告を出すようにした。 ・Ctrl+W(Windows準拠キー定義の場合)で閉じる様にした。 ・CS12で{Esc}でFILERを閉じるとアプリエラーになった。 ...PWZ GREP ・ファイル先頭の文字が検索できなかった。 ...TX-C ・「マクロ|コンパイル」でテキストが変更されていたら保存する かどうかを問い合わせる様にした。 ・ "func(txstr sz){int c = sz[4]} main{txstr sz="abcdef";func(sz);}" が変だった。