=========================================================================== Desktop On-Call for Multiplatforms Version 2.5 README 1998/10/07 ===========================================================================  この度は、本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。 当README.TXTファイルには、本製品に関する最新情報を収めていますので、是非 ご一読ください。 また、本製品に関する情報、ユーザー登録等を下記ホームページ に準備していますので、是非アクセスしてください。 http://www.ibm.co.jp/pspjinfo/javadesk Desktop On-Call Version 2.5 ユーザーズ・ガイドのPDF(Portable Document Format) 形式ファイルが、CD-ROMの\PDFディレクトリー か ftp://ftp.ibm.co.jp/pub/pspj/dtoc25/upgradeに収録してあります。 Adobe(R) Acrobat Reader 3.0Jあるいは、ブラウザによりUSERGUID.PDFを表示、印刷 することができます。Adobe Acrobat Readerのインストール方法は、 \ACROREAD\README.TXTを参照してください。 インストールする前に -------------------- * OS/2 Warp 3 にインストールする場合、最新の CSD (WX03006以上) の適用が 必須です。 * OS/2 版 のインストール直後、そのままリブートせずに Desktop On-Call を使用 した場合、OS/2の終了を選んでも、終了が完了せず、終了画面が表示されな いことがあります。その場合は、Ctrl + Alt + Del を押して、強制的にリブート してください。 * OS/2 版の Desktop On-Call 削除後、OS/2 の終了を選んでも、終了が完了しないこ とあります。その場合には、Ctrl + Alt + Del を押して、強制的にリブートして ください。 * OS/2 機をコントロールする場合、コントロールされる側のキーボードは106型のみ サポートされます。 Desktop On-Call 起動時の注意事項 -------------------------------- * Desktop On-Call をインストールした後、エクスプローラ等から Desktop On-Call の実行モジュールを直接クリックして実行しないでください。 予期しない問題が起こる場合があります。 * Windows NT 機をコントロールする場合、接続時にコントロールされる側のデスクト ップに表示される「接続状況表示パネル」にあるボタンからDesktop On-Call ウィ ンドウを起動すると、現在ログオンしているユーザーの権限に関係なく、管理者権 限が必要な 一部のDesktop On-Call 設定が行なえなくなります。その場合は、 いったん Desktop On-Call ウィンドウを終了し、「スタート」ボタンからDesktop On-Call を起動し直せば、ログオンしているユーザーの権限に応じた設定が行なえ ます。 リモート・コントロール(遠隔操作)時の注意事項 ---------------------------------------------- * ブラウザから URL アドレスを入力しても接続できない場合は、コントロールされる 側が「休止中」になっていないことを確認してください。「休止中」になっている 場合は、「接続許可」をクリックして「待機中」にしてください。 * Windows 95 機をコントロールする場合、URL アドレスを入力しても接続でき ない場合は、コントロールされる側の TCP/IP 設定が「DNS を使う」になっていな いことを確認してください。もし、「DNS を使う」になっていたら、「DNS を使わ ない」を選択してください。 * Windows 機をコントロールする場合、Windows 画面の配色を Windows スタンダー ド以外の設定にしていると、Desktop On-Call の描画速度やクォリティが極端に悪く なる場合があります。画面の配色は Windows スタンダードのままご使用になること をお勧めします。 * コントロールする側で、コントロールされる画面の色が正しく表示されない場合、 「Desktop On-Call ウィンドウ」の「プロパティ」で「サーバー」ページを表示し、 「LAN 接続に最適化」を選択すると改善されます。ただし、256色のパレットは、 ブラウザに最適化してあるため、コントロールされる側の256色ビットマップが、 ブラウザ上で完全に同じようには表示されなことがあります。 * OS/2 機をコントロールする場合、OS/2 の画面設定を256色以下にしている ときには、デスクトップの背景やタイトル・バーの色を「塗りつぶし」を指定 してディザ表示を解除したほうが、Desktop On-Call の描画速度やクォリティが向 上します。 * Windows 95 機をコントロールする場合、DOSプロンプトの日本語入力モードを オンにすると、コントロールする側からのキー入力が二重に入ってしまいます。 これは、Windows 95 での制限事項です。 * コントロールする側から、ALTキーを押した状態でのマウス操作を行なう場合、 Desktop On-Callのエミュレーション・キー機能を使用して行なう必要があります。 * Windows 95 機をコントロールする場合、スクリーン・セーバーが動きが激しい画 面を表示していると、コントロールする側でスクリーン・セーバーの解除パネルが ちらつくことがありますが、パスワードの入力は正常に行なえます。 * OS/2 機をコントロールする場合、コントロールされる側の画面から OS/2, DOS, Windows 等の全画面モードに入ってしまうと、それ以外の画面に移動できな くなります。全画面モードに入ってしまわないよう、ご注意ください。 * OS/2 機をコントロールする場合、OS/2 のスクリーン・セーバーに表示され る鍵型アイコンはコントロールする側には表示されません。このため、コントロー ルされる側の画面が真っ黒になっているように見えますが、正常に動作しています。 * OS/2 機をコントロールする場合、コントロールされる側で、変化の激しいアニ メーション GIF など、画面出力への負荷が重いアプリケーションを動かすと、コン トロールする側からの入力が受け付けられなくなることがあります。 * OS/2 機をコントロールする場合、背景にビットマップイメージ(特にOS2WARP.BMP など)を貼り付けた状態で、「アイドル時に256色にする」オプションをオンにした 場合、極端に描画速度が遅くなる場合があります。スクリーンロックの状態も 含めて、背景は「塗りつぶし」を指定してご使用下さい。 * コントロールする側に Netscape Navigator 3.0 をお使いの場合、動作速度が遅く なります。これは、Netscape Navigator 3.0 が Java の Just in time compiler を持っていないためです。動作速度を速くするために、Netscape Navigator 4.0 のご使用をお勧めします。 * コントロールする側に Netscape Navigator for OS/2 をご使用になる場合、 OS/2 Warp 4.0 + Netscape Navigator 2.02 + Java 1.1.4 for OS/2 の組み合わせ でご使用ください。 * コントロールする側に Netscape Navigator for OS/2 をご使用になる場合、 ブラウザーのスライドバーを動かすなどの操作を行うと、その後コントロールする 側へのキー入力ができなくなることがあります。そのような場合は、2回リロード をしてください。スライドバーが現れないよう、 ブラウザを最大化したり、サー バー画面の縮小機能の利用をお勧めします。 * コントロールする側に OS/2 をお使いの場合、コントロールされる側にマウスの動 きをスムーズに伝えられないことがあります。そのような場合、OS/2 のコメット・ カーソルがオンになっていないことを確認してください。 * コントロールする側に Netscape Navigator 2.02 for OS/2 をご使用の場合、 ブラウザのステータスラインに表示される Desktop On-Call のヘルプメッセージ が、正しく表示されません。これは、Netscape Navigator 2.02 for OS/2 での制限 事項です。 * コントロールする側に Mac 版インターネット・エクスプローラ 3.0/4.0 をご使用 の場合、TAB、ESC、矢印キーなどが入力できないことがあります。これは、Mac 版 インターネット・エクスプローラでの制限事項です。 * コントロールする側に Mac をお使いの場合、サーバー・コントロール画面に表示 される Alt、Ctrl のエミュレーション・キーの動きが他の場合と異なります。通常 は、エミュレーション・キーを押した直後に押される文字キーだけが、Alt または Ctrl 付きの入力になりますが、Mac の場合はもう一度エミュレーション・キーを 押すまでの間は、すべての文字キーが Alt または Ctrl キー付きの入力になりま す。これは、Mac 版 JVM での制限事項です。 * コントロールされる側で、IBM パーソナル・コミュニケーションをお使いの場合、 コントロールする側から実行キーなどの一部のキー入力が行なえません。その場合 は、IBM パーソナル・コミュニケーションのポップアップ・キーパッド機能を利用 すれば、マウスにより、入力を行なえます。 * スクリーンセーバーが動作中のマシンに接続を行う場合、スクリーンセーバーの種類 によっては、接続が終了するまでに何分もかかってしまう場合があります。実際に遠 隔地からご使用される前に、ご使用のスクリーンセーバーで接続開始までどのくらい かかるかをご確認ください。 * 接続中に画面解像度が変化したとき、ユーザーID/パスワードを再度要求されることが あります。その場合には、正しいユーザーID/ユーザーID/スワードをもう一度入力して 下さい。 * 接続中に画面解像度が変化したとき、ブラウザー側での表示のサイズがずれることが あります。その場合には、ブラウザーのリロードボタンを押して、再度ログオンを 行って下さい。 * AIX用 Netscape Navigator 4.0 をご使用の場合には、「主に使用するブラウザ」の タイプとして「IE4.0 / その他」を選択して下さい。「Netscape / HotJava」を選択 すると、画面の描画が正しく行われないことがあります。 * Mac用 インターネット エクスプローラ 4.0 をご使用の場合、リモートコントロールから ファイル転送に移るときに画面に傷が出る場合があります。 壁紙自動除去機能についての注意事項 ---------------------------------- * OS/2 機をコントロールする場合、コントロールされる側の画面の壁紙を自動的に 除去する機能はサポートされていません。 * Windows NT 機をコントロールする場合、自動壁紙除去機能をご利用になると、接続 時に自動的に除去された壁紙が、接続を切った後も復元しません。Windows NT に再 度ログオンし直すか、「画面のプロパティ」の「背景」にある「壁紙」から、いっ たん別の壁紙を選んだ後に元の壁紙を選び、「OK」をクリックすることで元にもど ります。 * Windows 版で「壁紙を自動解除する」オプションをオンにした状態で、Netscape Navigator を使用して自分自身に接続を試みると、再描画が繰り返されて正常に接続 しません。 * Windows 版で「壁紙を自動解除する」オプションをオンにした状態で Desktop On-Call に接続し、ログオフした後再度ログオンすると壁紙が表示されてしまいます。 アイドル時に256色機能についての注意事項 --------------------------------------- * OS/2 Warp 4 機をコントロールする場合、「アイドル時に256色表示を行う」が 選択されているにもかかわらず、256色にならない場合は、Warp Center (画面上部 のトレイ)の時計や、パルスなどが表示されていないことを確認してください。 常に、画面が更新されるようなアプリケーションが動作していると、アイドル状態 にはなりません。 ログオンでの注意事項 -------------------- * インターネット エクスプローラ 3 では、ログオンパネルでタブキーによる フィールド移動ができません。 * ログオンパネルを表示したまま、ユーザーID/パスワードを入力せずに放置すると、 約3分間でタイムアウトが発生します。この場合、ログオンパネルは表示された まま、Desktop On-Call との接続は切断されてしまいます。その結果、正しい ユーザーID/パスワードを入力してもエラーを表示して接続が拒否されます。この 場合には、ブラウザのリロードボタンを押して、再度ログオンを行って下さい。 * HotJava 1.1.6 で Desktop On-Call を使用すると、HotJava 1.1.6 に含まれる JDK1.1.6 の JIT の問題のため、ログオンパネル表示後、接続がうまくなされません。 HotJava 1.1.6 をご使用になるにはコマンドプロンプトから、"hotjava -nojit" と 入力して、HotJava を JIT を使用しないオプションでご使用下さい。 ファイル転送についての注意事項 ------------------------------ * ファイル転送機能を使って、コントロールされる側のファイルをコントロールする 側に保存する場合、ファイル名にアルファベット(a〜z、A〜Z)以外の文字が使われ ていると、保存パネルに表示されるファイル名が「%数字」になってまうことがあり ます。その場合は、保存パネルで、正しいファイル名を指定し直してから保存して ください。 * Windows NT 機をコントロールする場合、ファイル転送の機能でアクセスできる のは、ローカルドライブのみです。ネットワークドライブにあるファイルをアク セスする場合には、いったんローカルにコピーした上でご使用ください。 * 使用しているブラウザに proxy がセットされている場合、セキュリティ上の問題から ファイル転送の機能が使用できません。proxy の使用を止めるか、Desktop On-Call をインストールしている PC の IP アドレスに対しては proxy を無効にして下さい。 * ファイル転送モードでディレクトリを移動する場合などに、ネットワークの負荷が 重いなどの理由で画面の更新に長い時間がかかった場合、アクセス拒否されることが あります。この場合には、一旦リモートコントロールの状態に戻してから、改めて ファイル転送のボタンを押してください。 * ファイル転送機能で、受け取ったファイルをディスクに保存する場合、以下の手順 を参考にしてください。 例1)GIF ファイル(g:\temp\ibmlogo.gif)をロードする場合 ファイルリストにg:\tempを表示させ、ibmlogo.gifをクリックした後、使用している ブラウザーによって以下の操作が必要になります。 1 強制保存オプションをオンにしている場合 1.1 インターネット エクスプローラを使用している場合 ibmlog.gifが表示されるので、ブラウザから「名前をつけて保存」を選び保存し ます。 1.2 Netscape Navigator を使用している場合 - Window 版 Netscape Navigator ファイル名に[ibmlogo]と表示された状態で保存パネルが開くので、ディレクトリを 選択しOKを押します。 選んだディレクトリにibmlogo.exeが作成されているので、 これをibmlogo.gifに名前変更をします。 - OS/2 版 Netscape Navigator ファイル名に[ibmlog.exe]と表示された状態で保存パネルが開くので、 [ibmlogo.img]に修正します。 保存先ディレクトリを選択し、保存します。 1.3 HotJava を使用している場合 [Unknown Viewer Application] パネルが表示されるので、[Save...]というボタン を選びます。ファイル名に[ibmlogo.gif]と表示された状態で保存パネルが開くの で、ディレクトリを選択しOKを押します。 2 強制保存オプションをオフにしている場合 img.gifが表示されるので、ブラウザーから「名前をつけて保存」を選び保存しま す。 例2)テキストファイル(c:\readme)をロードする場合 1 強制保存オプションをオンにしている場合 例1)と同様です。 2 強制保存オプションをオフにしている場合 2.1 インターネット エクスプローラを使用している場合 readmeが表示されるので、ブラウザーから「名前をつけて保存」を選び保存します。 2.2 Netscape Navigator を使用している場合 - Windows 版 Netscape Navigator ファイル名に[readme]と表示された状態で保存パネルが開くので、保存先ディレク トリを選択しOKを押します。 選んだディレクトリにreadme.exeが作成されるので、 これをreadmeに名前変更します。 3 HotJava を使用している場合 [UnknownViewerApplication] という画面が出るので、下に表示されるSave...とい うボタンを選びます。ファイル名に[a]と表示された状態で保存パネルが開くので、 ディレクトリを選択し[OK]をクリックします。 Windows98 での注意事項 ---------------------- * アクティブデスクトップに貼り付けられたブラウザから、Desktop On-Call にアクセス しようとすると、"Connection Fail" と表示されて接続できないことがあります。 * アクティブデスクトップにブラウザと壁紙が両方セットされていると、「壁紙を自動 解除する」のオプションが動作しません。 * マルチディスプレイはサポートされません。 以上、