================================================================= PWZ1.00から Pocket WZ Editor 1.01 for Windows CE2.0 へのアップデートについて ================================================================= ■アップデートの概要 1. PWZ1.00のマスターディスクのコピーを作成します。 この作業はPC上で行います。 2. 差分プログラムで、1で作成したディスクを PWZ1.01のマスターディスクにアップデートします。 この作業はPC上で行います。 3. 2でできたディスクでPWZをH/PCにインストールします。 ■PWZ1.00のマスターディスクのコピーの作成 1. 新しいフロッピーディスクを用意し、エクスプローラで フォーマットします。 このディスクのラベルは「PWZ1.01 for CE2.0マスターディスク」にします。 2. エクスプローラを使って、PWZ1.00のマスターディスクを 新しいフロッピーディスクにコピーします。 ※ マスターディスクをフォーマットしたり上書きしないように注意してください。 ※ コピーが終わったらマスターディスクは安全な場所に保管してください。 ■差分プログラムの起動 pwzup.exeを起動して、メッセージの通りに操作し、 「PWZ1.01 for CE2.0マスターディスク」の内容をアップデートしてください。 ■PWZ1.01のセットアップ 「PWZ1.01 for CE2.0マスターディスク」を使ってPWZ1.01をH/PCに セットアップしてください。 セットアップの方法はマニュアル16ページを参照してください。 なお、WindowsCE2.0へのセットアップですので、 「H/PCエクスプローラ」の代わりに「Windows CE サービス」 を使う事ご注意ください。 今まで使っていたPWZの設定を引き継ぐには、セットアップが終わってから PWZを起動する前に、エクスプローラ等を使ってDATファイルとDICファイルを 以前のPWZフォルダからコピーしてください。 ■「PWZ1.00から改良した点」は次の通りです ・アウトラインの画面分割、分割幅の指定ができるようになりまし た。設定は、「表示|文書の設定」の「見出し」で行います。 ・ダイアログ内の項目の配置が一部変わりました。項目の名前およ び内容には変更がありません。このため、マニュアルの画面ハー ドコピーと実際の画面が少々異なる場合がありますので、ご承知 おきください。 ・2段組表示のときに、方向キーで段にまたがる移動をしないよう に設定できるようになりました。設定は、「表示|カスタマイ ズ」の「キー」で行います ・「ツール|単語登録」を追加し、IMEの単語登録ができるように なりました。 ・PWZ Filerで、{Del}で「ファイルの削除」、{F5}で「最新の情報 に更新」を行う様になりました。 ・キー定義にファンクションキー({F1} - {F15})を使えるようにし ました。 ・2段組表示ONで、右端で折り返すをONにできるようにしました。 ・段落体裁の自動認識で、改行したときに小見出し文字列を次行に 引き継がないようにしました。 ・フォントのサイズの指定を改良しました。従来は、指定したフォ ントサイズと実際に表示されるフォントの大きさの対応が他のア プリケーションと異なっていましたが、PWZ1.01では同じになる ようにしました。また、「MSゴシック」などTrueTypeフォントは サイズによっては半角文字2文字分の幅が全角文字1文字分の幅に 一致しないことがあります。PWZ1.00ではこの場合は改行付近に ゴミが表示されることがありましたが、PWZ1.01では自動的に一 致する様にフォントサイズを調整して表示します。このため、指 定したフォントサイズで文字が表示されない場合がありますので、 ご注意ください。 ・CE2.0版では、文字の色指定ができるようにしました。 ■PWZ1.01では、PWZ1.00の次のバグを修正しました ・行番号表示ONでフォントサイズ変更すると表示が乱れました。 ・自動整形で画面表示が行われなくなることがありました。 ・キーボードマクロを登録すると、ゴミが追加されることがありました。 ・MIPS版で「半角文字と全角文字の変換」が機能しませんでした。 ・ステータスバーの左端に1ドット表示がなされない余白がありました。 ・PWZ FilerでCtrl+X etcが効きませんでした。 ・空テキストでIDM_SEARCHGETすると無限ループに入りました。 ・標準の見出し文字列を変更するとPWZ MEMOの動作が変になりました。