Internet TELETEXTの特徴
概要
Internet TELETEXTは、プロトコルとしてHTTPを使用しているため、NetscapeなどWWWブラウザを使用できる環境であれば、簡単に利用できるという特徴を持っています。
■Internet TELETEXTサーバー
バージョン0.5のInternet TELETEXTサーバーは、Windows NT 3.5日本語版上で動作しています。サーバー側のシステムは、"HTTPサーバー"+"CGI"+"Internet TELETEXT サーバー"の3つのモジュールで構成されています。
- HTTPサーバー
- バージョン0.5のInternet TELETEXTサーバーでは、EMWAC Web Server(HTTPS 0.99)を使用しており、TELETEXT用のHTTPサーバーはport 8765で接続を待ちます。
- CGI
- HTTPサーバーと「Internet TELETEXTサーバー」の間を取り持つCGIです。「Internet TELETEXTサーバー」とプロセス間通信を行い情報交換します。
- Internet TELETEXTサーバー
- Internet TELETEXTのクライアント情報に基づき、配信するテキストの管理をするモジュールです。
■Internet TELETEXTクライアント
Internet TELETEXTのクライアントソフトウェアは、HTTPプロトコルを使用してTELETEXTサーバーと通信します。クライアントソフトウェアは、以下の項目をサーバーに要求します。
- サーバーへの登録(TEXTアップデート通知用)
- チャンネル情報の取得
- チャンネル選択
- テキストの取得
- チャンネルの更新状況の取得
- 登録の解除
■クライアントソフトウェアのプラットホーム
Windows 3.1日本語版 | teltxt16.exe |
Windows 95/NT3.5日本語版 | teletext.exe |
Macintosh(漢字Talk7以降) | teletext |
今後の予定
今後は、以下のようなバージョンアップを行っていく予定です。
■表現力の強化
第一の課題として、表現力の強化を行う予定です。
- ページ単位での情報の表示
- 文字色や文字修飾のサポート
- センタリングや右スクロールなど
- 画像の表示
- 文字の読み上げ
■緊急モードの設定
地震や台風情報など緊急性の高い情報を発信するために、“緊急モード”を追加する予定でいます。TELETEXTサーバーからクライアントへ、情報を強制的に送りつける方式について考察中です。
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