------------------------------------------------------------------- インターネット翻訳の王様 バージョン 2.0.5 修正プログラム (KING205B) ------------------------------------------------------------------- (1998/06/12) インターネット翻訳の王様 2.0 をご利用頂きましてありがとうございます。 この修正プログラムは、キングのバージョンが 2.0.3, 2.0.4 の場合に適用することができます。 キングのバージョンは、キングウィンドウ左上の、王様のアイコン上で、 マウスの右ボタンをクリックし「バージョン情報」を選択すると表示されます。 修正プログラムを適用する前に、一度ご確認下さい。 キングのバージョンが、2.0.0, 2.0.1, 2.0.2 の場合は、修正プログラム KING205A をご利用下さい。 このファイルは、 A.修正プログラムの適用時の注意点 B.バージョン 2.0.5 新機能のご紹介 C.バージョン 2.0.4 との違い D.バージョン 2.0.3 との違い について記述しています。 修正プログラムを適用する前に、ご一読ください。 ------------------------------------ 修正プログラムのダウンロードについて ------------------------------------ 下記のどちらかの方法をご利用ください。 <方法1> King205b.exe (約7.2MB) をダウンロードしてください。 (King205b.txt は必要に応じてダウンロードしてください。) <方法2> 下記の6個のファイルをすべてダウンロードしてください。 K205b1.exe を実行すると、King205b.exe と King205b.txt が作成されます。 K205b1.exe (約1.4MB) K205b2.cab (約1.3MB) K205b3.cab (約1.3MB) K205b4.cab (約1.3MB) K205b5.cab (約1.3MB) K205b6.cab (約0.6MB) -------------------------------- A.修正プログラム適用時の注意点 -------------------------------- 対象のお客様 ------------ この修正プログラムは「インターネット翻訳の王様 バージョン 2.0」用です。 前提条件 -------- ・インターネット翻訳の王様 バージョン 2.0 が導入されていること。 ・キングのバージョンが 2.0.3, 2.0.4 のいずれかであること。 ・インターネット翻訳の王様 バージョン 2.0 が導入されているドライブ上に 30MB 以上の空き容量があること。 <バージョン情報の確認の仕方> キングウィンドウ左上の、王様のアイコン上でマウスの右ボタンをクリックし、 「バージョン情報」を選択して下さい。 <注意> 上記以外のところに表示されるバージョン番号は、製品全体のバージョン番号 でキングのバージョンとは異なります。 適用方法 -------- ・KING205B.exe (7,164 KB)を実行する。 注意点 ------ ・修正プログラムの適用中に自動起動される P20B205.EXE および D20B205.EXE の実行中は、インストールを中断しないでください。 中断すると正しく動作しません。 中断した場合には、インターネット翻訳の王様 2.0 を一度削除し、再度 セットアップした後、 本修正プログラムを適用して下さい。 - 再セットアップ前に、インストール先のフォルダ (通常は \Program Files\King2)を削除しておいて下さい。 ・修正プログラムの適用に失敗した場合、または適用後の動作が不安定な場合 には、インターネット翻訳の王様 2.0 を一度削除し、再度セットアップした後、 本修正プログラムを適用して下さい。 - 再セットアップ前に、インストール先のフォルダ (通常は \Program Files\King2)を削除しておいて下さい。 ・本修正プログラムの適用後、すべてのプログラムのバージョンは 2.0.5 になります。 ------------------------------------- B.バージョン 2.0.5 の新機能のご紹介 ------------------------------------- 1. ViaVoice対応について ----------------------- ・本製品に ViaVoice 日本語版は付属していません。 ViaVoice 日本語版対応機能を利用される場合は、別途、IBM ViaVoice 日本語版をお買い求め下さい。 ・ViaVoice 日本語版に付属する、 IBM VoiceCenter を使った音声による 操作が可能です。インターネット翻訳の王様単独では、音声による操作 は出来ません。 ・本修正プログラムの適用後に、 ViaVoice 日本語版をインストールした場合、 インターネット翻訳の王様に固有の用語を、以下の手順で ViaVoice 日本語版 に追加する必要があります。 1.「スタート」→「プログラム」→「インターネット翻訳の王様 2.0」 →「ViaVoice 日本語版用辞書の設定」を実行する 2.「ViaVoice の辞書に追加」ボタンをクリックする 【 制限事項 】 -------------- ・クィーンの原文ウィンドウに、音声で英文を入力する事は出来ません。 ・キングのぷち翻訳ウィンドウでは、音声でポップアップメニューを表示 できません。(表示後の操作は可能です。) ・キングのぷち翻訳ウィンドウで、対訳表示を選択している場合、原文と 訳文のフォーカスを音声で移動できません。 ・ViaVoice対応のため、以前のバージョンからメニューやダイアログの項目 名が、変更、追加されていますが、ヘルプや、マニュアルでは変更前の 用語や画面が使用されています。 ・ブラウザに表示される翻訳バーを音声で操作する方法は次のとおりです。 - Netscape Navigator** 3.0, 及び Netscape Communicator** 4.0 の場合 ブラウザに追加される「翻訳」メニューを利用して操作できます。 - Internet Explorer** 4.0 の場合 リンク エクスプローラ(Link Explorer)を併用する事で操作が可能に なります。 また、プログラムは以下の順番で起動してください。 1.Voice Center を起動 2.キングを起動 3.リンク エクスプローラを起動 リンク エクスプローラと同時に起動した Internet Explorer のHTTPプロキシを「localhost」、「8080」に変更してください。 リンク エクスプローラは下記のURLより入手できます。 http://www.ibm.co.jp/voiceland/ - インターネット エクスプローラ** 3.0 の場合 翻訳バーを音声で操作することはできません。 ・辞書ツールの次のリストボックスには、同じ名前のリスト項目が存在して います。 - 「登録タブ」の『単語品詞』と『訳語品詞』 - 「訳語の属性 - 動詞 - 」ダイアログの 『主語の名詞の意味』と『目的語の名詞の意味』 リスト項目名を発声すると、ViaVoice の仕様で前者のリストボックスの リスト項目が選択されます。後者のリストボックスのリスト項目を選択 する方法は次のとおりです。 1.「次の項目」などの発声で、フォーカスを選択したいリストボックス へ移動する 2.「1つ下へ移動」などの発声で、選択したいリスト項目へ移動する 2. 辞書のアップグレードについて ------------------------------- ・文法の修正と、訳語の追加・適切な語への変更を行い、 翻訳精度を向上させました。 ・辞書の収録内容が、全体で 1,900語 / 2,400パターン 増加しました。 ・基本辞書および各分野別辞書の語数はおよそ以下の通りです。 基本辞書 (160,000語 / 66,700パターン) インターネット ( 600語 / 22,000パターン) ビジネス ( 1,150語 / 15,100パターン) 政治 ( 450語 / 400パターン) エンターテイメント ( 1,400語 / 2,300パターン) アート ( 800語 / 2,100パターン) スポーツ ( 2,700語 / 3,700パターン) --------------------------- C.バージョン2.0.4との違い --------------------------- [全コンポーネント] 変更: ・ViaVoice 日本語版に対応 ・ViaVoice からの操作を可能にするため、メニューやダイアログの 項目名を変更、追加 ・ほとんどの操作を、キーボードから実行できるように変更 ・「ViaVoice日本語版用辞書の設定」ツールを追加 [キング] 変更: ・localhost:8080で、stallの回避により通信パフォーマンスを向上 修正: ・最新の Internet Explorer**(Version 4.72)でプロクシが自動設定され るように修正 ・HTTPのヘッダーで明示的にcharsetが指定されるページを翻訳すると、 翻訳結果が正しく表示されない問題を修正 [クィーン] 変更: ・Internet Explorer 4.0 がインストールされている場合、ツールバー をフラットなスタイルで表示するように変更 フラットなスタイルで表示した場合、ツールバーの位置を変更する事 は出来ません。 ・「表示」→「次のウインドウ」メニューを追加 原文ウインドウと訳文ウインドウのフォーカスを移動できます。 ・「ヘルプ」→「ポップ ヒント」メニューを追加 ツールバーのポップ ヒントボタンと同じです。 ・「翻訳バー」に「速度優先」ボタンと「精度優先」ボタンを追加 [ナイト] 変更: ・Internet Explorer 4.0 がインストールされている場合、ツールバー をフラットなスタイルで表示するように変更 フラットなスタイルで表示した場合、ツールバーの位置を変更する事 は出来ません。 ・メインメニューに「ウィンドウ」メニューを追加 「ウィンドウ」メニューには「次のウィンドウ」「前のウィンドウ」 メニューが含まれます。 ウィンドウ間のフォーカスが移動できます。 ・タイトルバーのグラデーション表示を行わないように変更 [辞書ツール] 修正: ・最小化したまま終了すると、次回起動時に表示されない問題を修正 ・変数(#:数字)を含むパターンを登録すると「:数字」の部分が辞書引き 結果と翻訳結果に現れてしまう問題を修正 ・訳語の動詞属性のダイアログで、「目的語の名詞の意味」と「目的語 の格助詞」のニーモニックが重なっていた問題を修正 変更: ・単語登録で、単語の意味属性を設定する場合、ある意味属性を チェックすると、これにあわせて設定する必要がある他の意味属性 にも、自動的にチェックがついていたが、これをチェックをつけずに、 内部で必要なデータを付加するように変更 [辞書] 修正: ・文法を修正 変更: ・新しい訳語を追加 ・既存の訳語を適切な語へ変更 ・辞書の収録内容が、全体で 1,900語 / 2,400パターン 増加 --------------------------- D.バージョン2.0.3との違い --------------------------- [キング] 機能追加: ・Netscape Communicator** 4.0.4 に対応 (JavaScript SameOriginPolicy 対応により、翻訳ボタンのマウスセン シティブを行わないように変更) 修正: ・バージョン2.0.3 のキングから2つ目の Netscape Communicator を起動 すると、Windows95** では Netscape Communicator が異常終了、 WindowsNT** では2つ目以降の Netscape Communicator に追加された 「翻訳メニュー」が機能しないことがあったのを修正 ・バージョン2.0.3 のキングでは、起動時にキングの設定パネル 「翻訳設定」タブにある「翻訳ボタンを表示」のチェックがはずれて しまい、翻訳ボタンが表示されないことがあったのを修正 ・Internet Explorer** 4.0 ではブラウザ起動後、プロクシの設定が キングが設定した状態から、元の状態に戻ってしまい、翻訳ボタンが 表示されないことがあったのを修正 ・Internet Explorer 4.0 をアクティブデスクトップ環境で使用すると、 プロクシの自動設定に失敗することがあったのを修正 [クィーン] 修正: ・原文と訳文のスプリッターの位置が起動毎にずれることがあったのを 修正 ・最大化したまま終了した場合、ウインドウサイズを保存しないように 修正 [ナイト] 修正: ・2.0.3 のナイトではツールバーもしくはツールメニューから起動した キングで、同時にブラウザを起動するように設定されていても ブラウザを起動しなかったのを、キングの設定に従うように修正 **を付した製品名または会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 (C) Copyright IBM Corp. 1996, 1998