ウインドウメニューでミキサーを選ぶと、ミキサーウインドウが開きます。
ミキシング
ミキサーを最初に開いた状態では、図のように、フェーダー、ツマミに表示がありません。これは、値が指定されていないことを示します。値が指定されていないパラメーターは、最初から再生時(F5キー)などに出力されません。
それぞれ、クリックするとフェーダー、ツマミ位置が表示されます。これで、そのパラメーターは値が指定された状態になり、最初から再生時にはここで指定した値が送信されるようになります。逆に値を消すには、右クリックします。
値を変更するには、フェーダーをドラッグして動かします。また、ダブルクリックして瞬時に値を変更する事もできます。
ツマミの値を変更するには、ツマミを図のようにドラッグします。これらの動作をリアルタイムレコーディング中に行う事により、フェーダー、ツマミの動きをリアルタイムレコーディングすることも可能です。
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フェーダー、ツマミの一番上の部分(パラメーター名、図ではPAN)をクリックすることにより、フェーダーはツマミに、ツマミはフェーダーに切り替える事ができます。
トラック初期化情報の挿入
ミキサーで調節した各パラメーター、インストゥルメント(音色)(及びトラックウインドウで指定するトラック名等)は、一度にトラックに挿入する事ができます。曲が一通り完成した段階でトラック初期化情報の挿入を行うと、簡単に配布用データが作成できて便利です。
まず、トラック初期化情報を挿入したいトラックを選択します。続いて実行メニューからトラック初期化情報を選ぶと、トラック初期化情報の挿入ダイアログが開きます。ここで、トラック初期化情報を挿入する位置を指定、そして、挿入するパラーメーターをすべてチェックしてOKを押すと、トラック初期化情報の挿入が完了します。うまくトラック初期化情報が挿入されたか、イベントリストで確かめて見て下さい。