まず、メモリは必ず十分用意して下さい。次にはやはりCPUパワーが重要になってきます。特にイコライザー、リアルタイムエフェクトを複数使用するような場合、ほとんどがCPUパワーに依存します。MSSは、少しでも高速なCPUを推奨します。また、ハードディスクの速度も重要です。同時発音数が少ないうちは転送速度の早いハードディスクが有利ですが、同時発音数が増えるほどシークタイムが重要になってきます。具体的にはシークタイムは10ms以下が望ましいと思われます。ハードディスクを選ぶ場合、SCSIハードディスクの中でも、出来るだけ高速なものを選ぶようにして下さい。
MSSは完全32bitネイティブであるため、通常よりPentium(MMX Pentium)とPentiumⅡ(Pentium Pro)でパフォーマンスの差が出ます。
Sound Blasterシリーズで再生と同時に録音できません
Sound Blasterを2枚差したら、コンフリクトが起きてしまいました
ハードディスクは、定期的にデフラグし、最適な状態に保って下さい。ハードディスクの断片化が著しいと、オーディオ録音、再生の際シークの量が増し、結果的にパフォーマンスの低下を招きます。
その他、負荷の大きいアプリケーションを同時に起動しないようにして下さい。
また、16bitに対応していないなど、あまりにも古いサウンドカード、マイナーなサウンドカードの中には、再生できないものもあることをお断りしておきます。
これまでのところSound Blasterは48kHzに対応していないため、48kHzでの録音、再生はできません。44.1kHz、もしくは32kHzでお使い下さい。