Win95サウンド補完計画(ver 2.12)
[零]使用上の注意

このソフトを使用して生じたあらゆる損害に作者は責任を持ちません。

使用者個人の責任において使用してください。
 


[壱]概要

 

Windows95では、レジストリを書き換えればアプリケーション毎に
 起動音などを設定できます。が、結構面倒です。

 このソフトを使えばレジストリエディタを使わずに、設定するこ
 とができます。

 また、コントロールパネルのサウンドの設定よりも使いやすくなっ
 ています。(たぶん・・・)


[弐]インストール方法
 

ほかに必要なファイルはありません。  適当なフォルダに解凍して下さい。

[参]アンインストール方法

 

このソフトはレジストリを書き換えることによってアプリケーション毎
にサウンドを設定しますが、このソフト自体の設定はレジストリには
書き込みません。
その代わりWindowsフォルダの中にSndHokan.iniというファイルを作
ります。そのファイルと実行ファイルを消して下さい。

[四]使い方(実際にソフトを立ち上げながら見てください。)

 

フォルダの登録
 初めにWavファイルのあるフォルダを登録して下さい。
 登録方法は見たままです。いくつでも登録できます。
 
 種類別にフォルダを分けていても登録すればいちいち参照してファイル
 を探さなくてすみます。

  CDなどのフォルダはCDが入っていなければ勝手に無視されるので
 いろいろなCDのフォルダを登録していてもかまいません。

 表示を更新したいときは右クリックしてPopUpMenuを出してください。

ファイルの表示方法
 フルパス表示とファイル名のみの表示とが選べます。プロパティの
 ページのチェックを変えて下さい。
CDのファイルは勝手にHDにコピーすることができます。
 起動音などに割り当てるファイルがCDのファイルだったときにはそ
 の時にハードディスクにセーブするかどうか聞いてきますので、エク
 スプローラなどで、わざわざコピーしなくてもかまいません。
アプリケーションの登録について
 アプリ追加ボタンを押して下さい。画面がアプリの登録モードに変
 わります。追加したいアプリケーションの実行ファイルを選んで追加
 ボタンを押して下さい。
 今回から登録後に名前を変えることができるようになりました。変更
 したい名前を選んで右クリックしてください。
アプリケーションの削除について
 登録済みのアプリケーションを選んで、削除ボタンを押せば削除され
 ます。

 (注意)絶対に自分で登録したアプリケーション以外は削除しないで下さい。
 おそらく復元できません。

 このソフトではレジストリに実行ファイルのファイル名を書いてやる
 ことでWindowsにアプリケーションを登録しています。

例:Explorer.exe>Explorerをレジストリに書く。

 ところが、アプリケーション独自の設定をレジストリに書いているも
 のばあい、この方法では復元できません。

 例:アプリケーションではありませんが Windowsは.Defaultとして登録され
 ています。

 このソフトでは上の理由からWindowsはもとから削除できないようにしていま
 すがそれ以外はフォローできません。くれぐれも自分で登録したもの以外は削
 除しないで下さい。 (一応削除するときにレジストリにどう登録してあるかが
 出ます。それを見て、ファイル名なのかどうか確認して下さい。)

イベントの追加について
 追加可能イベントのイベントを選んで追加ボタンをおして下さい。
 一度に複数のイベントを追加できます。なお、表示は追加した順になり
 ます。並べ替えたい時は一度削除してから登録し直して下さい。
 ただし、アプリケーション固有のイベントについては追加しても無視されます。

 例:エクスプローラの’ゴミ箱を空に’はほかのアプリでは無視されます。

イベントの削除について
 登録済みイベントを選んで削除ボタンを押して下さい。確認表示を出さ
 ないようにするには、プロパティページのチェックをはずして下さい。
アプリケーション別に鳴らさないようにもできます。
 少し説明が難しいので実例を挙げると、Windowsのイベントの拡大に
 サウンドを割り当てると、普通すべてのアプリケーションの拡大でその
 サウンドがなります。

 そこで、このソフトでエクスプローラの拡大に別のサウンドを割り当
 てるとそのサウンドが鳴るようになります。

 そのサウンド名の代わりに(鳴らさない)を選ぶとエクスプローラが
 拡大する時だけ音が鳴らなくなります。

 実際には何をしているかというと、サウンド名が無効だった場合(指
 定したファイルが存在しないとき)は音が鳴らなくなるので、ファイル
 名を(鳴らさない)と指定してやっています。

普通こんなファイル名無いですよね。 (^^)

選択可能なサウンドの連続再生ができます。
 連続再生のチェックが入っているとファイルのリストの最初から順番
 に再生されます。気に入ったファイルがあったら、ストップボタンを押
 して変更して下さい。タイミングによっては連続再生がうまく止まらず
 に、次のファイルが再生されます。その時は、何度かストップボタンを
 押して再生を止めて、リストからサウンドを選んで下さい。
 短いサウンドばかりのときはストップボタンを連打して下さい。
 なお、ボタンの押しすぎでマウスが壊れても責任はとれません、
レジストリエディタ形式の設定の書き出し、読み込み
レジストリエディタを裏で起動してレジストリ内のイベントの設定が書か
れているところ(HKEY_CURRENT_USER\AppEvents以下)をかき出し
ます。

ウィンドウズを再インストールしたときにそのファイルをダブルクリックする
(または読み込みボタンで読み込む)だけでレジストリが復元されます。
後はWAVファイルを元のPATHと同じように置けばそれだけで元の環境
に復元されます。

ただし、以前にインストールしていて今はインストールされていないような
アプリのイベントも復元されます。どうしても気になるときは自分の責任で
削除してください。

書き出し、読み込みボタンは裏でレジストリエディタをたちあげて読み込
ませているだけですのでレジストリエディタがインストールされていない
とただの役立たずです。(^^;
ただしあえて自分で消していなければ普通はインストールされています。
 

既存の問題点
バックアップから回復させたときにHD上にそのファイルが見付からなか
った場合でも、CD上のファイルを認識しない。
(理由)ファイルの検索を行うときに登録済みのファイルを優先させるため
(対策)手でコピーするか一度そのファイル以外のものにしてから起動し
直してください。(検索をやり直させるため)
その他
 キーボードでの操作について
     ポップアップメニューの表示がSHIFTでできます。
    基本的な操作方法はウィンドウズでの共通の操作です。

[五]連絡先

 バグ報告、ご意見、ご感想等は、

 E-mail
           kazukun@mars.dti.ne.jp
 NIFTY-Serve
           RXY02207

 までメールにてお願いします。


[六]謝辞

    このソフトを作るにあたり、FDelphiがなければ完成しなかったで
しょう。FDelphiの皆さん、ありがとうございます。
特に、かみけんさんのShlViewコンポのおかげで実にかっこいい?ア
プリにすることができました。かみけんさんどうも有り難うございます。
 
また、私のPC環境は各種FreeSoftのおかげですばらしいものと
なっています。作者の方々に心から感謝します。

更に、このソフトを使用している非常に心のひろい方々に感謝します。
結構間抜けなところがあるソフトですが皆さんのお役に立てれば幸いで
す。
 


[七]転載及び著作権について

 このソフトはフリーソフトとします。みんなで楽しみましょう。(^^)o
    本プログラムの使用、転載、及び配布は一切自由ですが、
 転載、配布時は、事後でも構いませんので、作者に連絡してください。
 尚、転載、配付時に書庫ファイル、及び格納ファイルを
 改変することはしないでください。
 

[八]履歴
 ver1.00

 ニフティに初アップしたもの

 ver1.01

 ReadMeファイルのオオボケ発見。その修正版

 ver2.00

 登録済みのアプリの名前を変更できるようにした。
 ShiftキーでPopUpMenuを出せるようにした。
 IE(ver 3以上)が勝手に色々な設定を勝手に(しかも中途
 半端に)書き込むために設定を読み込むときにエラーが出てし
 まうのを修正。(IEを使ってなかったのでぜんぜん気がつかな
  かった。)
 PopUpMenuの表示がおかしいのを修正。
 その他細かい変更。

 ver2.10
 
 レジストリエディタの形式でバックアップが取れるようになった。
 既存の設定から保存をするときにリストから選べるようになった。
 
ver2.11
 既存の設定名で登録したときに同じ設定名がリストに追加されて
 しまい(でも、レジストリ上には一つしか登録されてない)
 このときに同じ設定名を2回連続で削除すると登録済みのイベントが
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
すべて削除されてしまう。というバグの修正版です。。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この状態になるとまた設定をし直さなければなりません。
 
ver2.12

ValueStar NXでMMSYS.CPL(サウンドの設定のコントロールパネル)が
もとから無いためアイコンが読み込めないということがあったのでその対
策、および常にストップボタンが押せるようにした。