全パッケージ  クラス階層  本パッケージ  前へ  次へ  インデックス

Class symantec.itools.awt.ImageListBox

java.lang.Object
   |
   +----java.awt.Component
           |
           +----java.awt.Container
                   |
                   +----java.awt.Panel
                           |
                           +----symantec.itools.awt.ImageListBox

public class ImageListBox
extends Panel
イメージとテキストのリストを含むボックス。

ImageListBoxを使うとユーザーが選択できる一連のイメージとテキストを表示することができる。ユーザーはImageListBoxにテキストを入力できない。


変数 インデックス

 o BORDER_NONE
「枠なし」スタイルを定義。
 o BORDER_REGULAR
「凹枠」スタイルを定義。
 o borderWidth
左右の枠の幅の合計を示すピクセル数。
 o cellHt
リスト中のひとつのセルの高さを示すピクセル数。
 o EVT_IMAGE_SELECT
リスト要素であるイメージが選択された場合に発行されるイベントのID。
 o halfBorderWidth
左右の枠の一方の幅を示すピクセル数。
 o IMAGE_WIDTH
リスト中に表示されるすべてのイメージに適用される幅を示すピクセル数。
 o lWidth
本コンポーネントのリストコンテンツ部分の幅を示すピクセル数。
 o nTopRow
最初の行に表示される要素に対応する相対インデックス。
 o yAdj
最初のリスト要素の上に表示される余白の量を示すピクセル数。

コンストラクタ インデックス

 o ImageListBox()
デフォルトのImageListBoxを作成。
 o ImageListBox(Component, String)
親コンポーネントとラベルを指定してImageListBoxを作成。
 o ImageListBox(Component, String, int, boolean)
ImageListBoxを作成。
 o ImageListBox(String)
ラベルを指定してImageListBoxを作成。
 o ImageListBox(String, boolean)
ラベルと複数選択を許可するか否かを指定してImageListBoxを作成。
 o ImageListBox(String, int, boolean)
ラベル、表示行数、複数選択を許可するか否かを指定してImageListBoxを作成。

メソッド インデックス

 o addItem(Image, String)
イメージ付の要素をリストの末尾に付加して使用可能とする。
 o addItem(Image, String, boolean)
使用可能とするか否かを指定してイメージ付の要素をリストの末尾に付加する。
 o addItem(Image, String, boolean, Color)
使用可能とするか否かを指定してイメージ付の要素をリストの末尾に付加する。
 o addItem(String)
要素をリストの末尾に付加して使用可能とする。
 o addItem(String, boolean)
使用可能とするか否かを指定して要素をリストの末尾に付加する。
 o addNotify()
本コンポーネントがコンテナに付加されたことを通知。
 o allowsMultipleSelections()
リストが複数選択可能であればtrueを返す。
 o allSelected()
すべての行が選択されているかどうかを調査。
 o blockPaint(boolean)
再描画処理をブロック。
 o changeImage(int, Image)
相対インデックスで指定された要素に対応するイメージを変更。
 o changeText(int, String)
相対インデックスで指定された要素に対応するテキストを変更。
 o clear()
リストからすべての要素とイメージを削除。
 o countItems()
リスト中の要素の総数を返す。
 o ctrlSelect(int)
コントロールモディファイアを使用してImageListBox内のインデックスを選択。コントロールキーを併用したマウス操作による選択のエミュレーション。
 o delItem(int)
指定された要素をリストから削除。
 o delItems(int, int)
指定された複数の要素をリストから削除。
 o delSelectedItems()
現在選択されている要素をリストから削除。
 o deselect(int)
指定されたインデックスに対応する要素を選択解除。
 o deselectAll()
リスト中のすべての要素を選択解除。
 o disable(int)
リスト中の指定された要素を使用不能とする。
 o enable(int)
リスト中の指定された要素を使用可能とする。
 o enable(int, boolean)
リスト中の指定された要素について使用可能/不能を設定。
 o extraPaint(Graphics, Rectangle)
テキストおよびイメージが描画された後に特殊な処理を行いたい場合に本メソッドを再定義する。
 o getBorderType()
現在設定されているImageListBoxの枠のスタイルを取得。
 o getCellBorders()
現在設定されているデフォルトのセルの枠表示モードを取得。
 o getComboMode()
現在のコンボボックスモードの設定を取得。
 o getDefaultEnabledTextColor()
使用可能な要素のテキスト表示色を返す。
 o getDisabledTextColor()
使用不能な要素のテキスト表示色を返す。
 o getEdited(int)
相対インデックスで指定される要素の"edited"フラグの状態を取得。
 o getImage(int)
相対インデックスで指定される要素に対応するイメージを取得。
 o getItem(int)
相対インデックスで指定される要素を取得。
 o getLabel()
現在のリストボックスのラベルを返す。
 o getListBoxFont()
リストボックスの要素に使用されているフォントを返す。
 o getListItems()
現在のリストを配列として返す。
 o getRows()
実際に表示されている行数を返す。
 o getRowsToShow()
現在表示されている行数を返す。
 o getSelectedIndex()
選択されている要素の相対インデックスを取得。
 o getSelectedIndexes()
選択されているすべての要素のインデックスを返す。
 o getSelectedItem()
選択されている要素を返す。
 o getSelectedItems()
選択されているすべての要素を返す。
 o getShowHorizontalScroll()
現在の水平スクロールバー可視フラグの状態を取得。
 o getShowVerticalScroll()
現在の垂直スクロールバー可視フラグの状態を取得。
 o getVisibleIndex()
最後にmakeVisibleメソッドにより可視状態になった要素のインデックスを取得。
 o handleEvent(Event)
本コンポーネントに対するイベントを処理。
 o insertItem(int, Image, String, boolean)
使用可能とするか否かを指定して、相対インデックスで指定した位置にイメージ付要素を挿入。
 o insertItems(int, Vector, Image, boolean)
使用可能とするか否かを指定して、相対インデックスで指定した位置にイメージ付要素のリストを挿入。
 o isEnabled(int)
指定された要素の使用可能/不能を取得。
 o isSelected(int)
与えられたインデックスに対応する要素の選択状態を取得。
 o isVisibleIndex(int)
与えられたインデックスに対応する要素が可視状態にあるか否かを決定。
 o makeVisible(int)
必要に応じてリストをスクロールし指定された要素が可視状態になることを保証。
 o minimumSize()
本コンポーネントを適切に表示するための最小サイズを返す。
 o minimumSize(int)
与えられたリスト行数を表示するために必要な最小サイズを返す。
 o mouseCalcIndex(int)
マウスポインタの垂直座標が与えられたときにマウスポインタが内部に存在する要素のインデックスを決定。
 o paint(Graphics)
与えられたグラフィックスコンテキストを使用して本コンポーネントを描画。
 o paramString()
本オブジェクトの状態を記述した文字列を返す。
 o preferredSize()
本コンポーネントを適切に表示するための推奨サイズを返す。
 o preferredSize(int)
与えられたリスト行数を表示するために必要な推奨サイズを返す。
 o reshape(int, int, int, int)
本コンポーネントの移動および/あるいはサイズ変更。
 o scrollHorizontal(int, boolean)
ImageListBoxを水平方向にスクロール。
 o scrollVertical(int, boolean)
ImageListBoxを垂直方向にスクロール。
 o select(int)
指定されたインデックスに対応する要素を選択。
 o select(String)
与えられたテキストに完全にマッチする最初の要素を選択。
 o selectAll()
リスト中のすべての要素を選択。
 o selectMultiple(int, boolean, boolean)
複数選択可能なImageListBoxにおいて、シフト、コントロール、あるいはシフト+コントロールモディファイアを使用して指定されたインデックスに対応する要素を選択。シフト、コントロール、あるいはシフト+コントロールキーを併用したマウスによる選択のエミュレーション。
 o setBorderType(int)
ImageListBoxの枠のスタイルを設定。
 o setCellBorder(int, boolean)
指定されたインデックスに対応するセルの枠を、条件を指定して表示。
 o setCellBorders(boolean)
セルの枠のデフォルト表示モードを設定し、設定された条件に応じてすべての枠付き要素の状態をリセット。
 o setColumns(int)
minimumSize()メソッドに使用される桁数を設定。
 o setComboMode(boolean)
ImageListBoxの「コンボボックス・モード」を設定。
 o setDefaultEnabledTextColor(Color)
使用可能なテキスト要素のデフォルトの色を設定。
 o setDirectNotify(boolean)
ImageListBoxは指定されたLIST_SELECTイベントおよびACTION_EVENTイベントを 親コンポーネントに対して直接発行する。
 o setDirty()
次の再描画時に描画されるよう強制するために本コンポーネントを"dirty"であるとマーク。
 o setDisabledTextColor(Color)
使用不能なテキスト要素に使用されるデフォルト色を設定。
 o setEdited(int, boolean)
与えられた相対インデックスに対応する要素の"edited"フラグを設定。
 o setEnabledTextColor(int, Color)
指定されたインデックスに対応する要素のテキスト色を設定。
 o setFont(Font)
本コンポーネントのテキストに使用するフォントを設定。
 o setListBoxFont(Font)
リスト内の要素に使用するフォントを設定。
 o setListItems(String[])
与えられた文字列配列を使用してリストを初期化。
 o setMultiColumnMode(boolean)
ImageListBoxの「MultiColumnListBoxモード」プロパティを設定。
 o setMultipleSelections(boolean)
複数要素選択の可否を設定。
 o setRowsToShow(int)
ImageListBoxに表示する行の数を設定。
 o setShowHorizontalScroll(boolean)
水平方向スクロールバーの可視フラグを設定。
 o setShowVerticalScroll(boolean)
垂直方向スクロールバーの可視フラグを設定。
 o setTopRow(int)
インデックスで指定された要素がウィンドウのトップに表示されるよう強制。
 o shiftSelect(int, boolean)
複数選択可能なImageListBoxにおいてシフトあるいはコントロール+シフトモディファイアを使用してインデックスで指定される要素を選択する。シフトあるいはコントロール+シフトキーを併用したマウスによる選択のエミュレーション。
 o show()
本コンポーネントを可視状態とする。
 o update(Graphics)
画面上における本コンポーネントの再描画を処理。
 o validIndex(int)
与えられたインデックスが有効であるか否かを判定。

変数

 o EVT_IMAGE_SELECT
  public final static int EVT_IMAGE_SELECT
リスト要素であるイメージが選択された場合に発行されるイベントのID。

 o BORDER_REGULAR
  public final static int BORDER_REGULAR
「凹枠」スタイルを定義。このスタイルを使用することによりリストボックスは周囲の領域より凹んだ外観となる。

参照:
setBorderType, getBorderType
 o BORDER_NONE
  public final static int BORDER_NONE
「枠なし」スタイルを定義。この定数はリストボックスの周囲に枠が表示されないことを示す。

参照:
setBorderType, getBorderType
 o IMAGE_WIDTH
  public final static int IMAGE_WIDTH
リスト中に表示されるすべてのイメージに適用される幅を示すピクセル数。

 o nTopRow
  protected int nTopRow
最初の行に表示される要素に対応する相対インデックス。

 o lWidth
  protected int lWidth
本コンポーネントのリストコンテンツ部分の幅を示すピクセル数。枠および垂直スクロールバーが存在してもその幅は含まない。

 o cellHt
  protected int cellHt
リスト中のひとつのセルの高さを示すピクセル数。

 o yAdj
  protected int yAdj
最初のリスト要素の上に表示される余白の量を示すピクセル数。

 o borderWidth
  protected int borderWidth
左右の枠の幅の合計を示すピクセル数。

 o halfBorderWidth
  protected int halfBorderWidth
左右の枠の一方の幅を示すピクセル数。

コンストラクタ

 o ImageListBox
  public ImageListBox()
デフォルトのImageListBoxを作成。ラベルを持たず、自動レイアウトならばすべてのリスト要素が表示されるサイズで、単一要素の選択のみが可能。

 o ImageListBox
  public ImageListBox(String label)
ラベルを指定してImageListBoxを作成。自動レイアウトならばすべてのリスト要素が表示されるサイズで、単一要素の選択のみが可能。注意: ImageListBoxのラベルは表示されない。

引数:
label - リストボックスのラベル (非表示)
 o ImageListBox
  public ImageListBox(String label,
                      boolean bMultipleSelections)
ラベルと複数要素選択を可能とするか否かを指定してImageListBoxを作成。自動レイアウトならばすべてのリスト要素が表示されるサイズ。注意: ImageListBoxのラベルは表示されない。

引数:
label - リストボックスのラベル (非表示)
bMultipleSelections - trueならば複数要素選択が可能。falseならば単一要素のみ選択可能。
 o ImageListBox
  public ImageListBox(String label,
                      int rows,
                      boolean bMultipleSelections)
ラベルと表示行数および複数要素選択を可能とするか否かを指定してImageListBoxを作成。

引数:
label - リストボックスのラベル (非表示)
rows - 表示行数。 0以下の値が指定された場合には自動レイアウトならばすべてのリスト要素が表示されるサイズとなる。
bMultipleSelections - trueならば複数要素選択が可能。falseならば単一要素のみ選択可能。
 o ImageListBox
  public ImageListBox(Component parent,
                      String label)
親コンポーネントとラベルを指定してImageListBoxを作成。自動レイアウトならばすべてのリスト要素が表示されるサイズとなる。

引数:
parent - 親コンポーネント。すべてのイベントが送信される。
label - リストボックスのラベル (非表示)
 o ImageListBox
  public ImageListBox(Component parent,
                      String slabel,
                      int rows,
                      boolean bMultipleSelections)
ImageListBoxを作成。親コンポーネント、ラベル、表示する行数、複数要素の選択を可能とするか否かを指定。親コンポーネントとしてnullが指定された場合(イベント伝達上の理由)には親コンポーネントはイベント処理時に決定される。

引数:
parent - 親コンポーネント。すべてのイベントが送信される。
slabel - リストボックスのラベル (非表示)
rows - 表示行数。0以下の値が指定された場合には自動レイアウトならばすべてのリスト要素が表示されるサイズとなる。
bMultipleSelections - trueならば複数要素選択が可能。falseならば単一要素のみ選択可能。

メソッド

 o setComboMode
  public void setComboMode(boolean cond)
ImageListBoxの「コンボボックス・モード」を設定。「コンボボックス・モード」を使用することによりマウスボタンが押されていない状態でも選択要素をマウスの動きに追随させることができる。この機能はImageListBoxが複数選択可能でない場合のみ使用可能。

引数:
cond - trueならば「コンボボックス・モード」を使用、falseならば通常のリストボックスモード。
参照:
getComboMode
 o getComboMode
  public boolean getComboMode()
現在のコンボボックスモードの設定を取得。「コンボボックス・モード」を使用することによりマウスボタンが押されていない状態でも選択要素をマウスの動きに追随させることができる。この機能はImageListBoxが複数選択可能でない場合のみ使用可能。

返り値:
trueならば「コンボボックス・モード」を使用、falseならば通常のリストボックスモード。
参照:
setComboMode
 o setRowsToShow
  public void setRowsToShow(int rows)
ImageListBoxに表示する行の数を設定。この値はgetPreferredSizeメソッドから返されるサイズに影響し、また本コンポーネントが自動レイアウトされる際に表示される行数を決定する。

引数:
rows - 自動的に表示される行数。
参照:
getRowsToShow
 o getRowsToShow
  public int getRowsToShow()
現在の表示行数を取得。この値はgetPreferredSizeメソッドから返されるサイズに影響し、また本コンポーネントが自動レイアウトされる際に表示される行数を決定する。

返り値:
動的に表示される行数。
参照:
setRowsToShow
 o setShowVerticalScroll
  public void setShowVerticalScroll(boolean cond)
垂直方向スクロールバーの可視フラグを設定。

引数:
cond - trueの場合には必要な場合に垂直方向スクロールバーが表示される。falseの場合には垂直方向スクロールバーは全く表示されない。
参照:
getShowVerticalScroll
 o getShowVerticalScroll
  public boolean getShowVerticalScroll()
垂直方向スクロールバーの可視フラグを取得。

返り値:
trueの場合には必要な場合に垂直方向スクロールバーが表示される。falseの場合には垂直方向スクロールバーは全く表示されない。
参照:
setShowVerticalScroll
 o setShowHorizontalScroll
  public void setShowHorizontalScroll(boolean cond)
水平方向スクロールバーの可視フラグを設定。

引数:
cond - trueの場合には必要な場合に水平方向スクロールバーが表示される。falseの場合には水平方向スクロールバーは全く表示されない。
参照:
getShowHorizontalScroll
 o getShowHorizontalScroll
  public boolean getShowHorizontalScroll()
水平方向スクロールバーの可視フラグを取得。

返り値:
trueの場合には必要な場合に水平方向スクロールバーが表示される。falseの場合には水平方向スクロールバーは全く表示されない。
参照:
setShowHorizontalScroll
 o setBorderType
  public void setBorderType(int type)
ImageListBoxの枠のスタイルを設定。通常の枠を使用するとリストボックスは周囲の領域より凹んだ外観となる。

引数:
type - 枠のスタイル。BORDER_REGULARあるいはBORDER_NONE
参照:
getBorderType, BORDER_REGULAR, BORDER_NONE
 o getBorderType
  public int getBorderType()
現在設定されているImageListBoxの枠のスタイルを取得。通常の枠を使用するとリストボックスは周囲の領域より凹んだ外観となる。

返り値:
現在設定されている枠のスタイル。BORDER_REGULARあるいはBORDER_NONE。
参照:
setBorderType, BORDER_REGULAR, BORDER_NONE
 o setCellBorder
  public void setCellBorder(int index,
                            boolean bOn)
指定されたインデックスに対応するセルの枠を、条件を指定して表示。セルの枠は常にセルの周囲の1ピクセルの実線として表示される。

引数:
index - セルを指定する0から始まる相対インデックス。
bOn - セルの枠を表示するならtrue、表示しないならfalse。
参照:
setCellBorders
 o setCellBorders
  public void setCellBorders(boolean bOn)
セルの枠のデフォルト表示モードを設定し、設定された条件に応じてすべての枠付き要素の状態をリセット。セルの枠は常にセルの周囲の1ピクセルの実線として表示される。

引数:
bOn - 「デフォルトでグリッドラインをオン」にするならtrue、「デフォルトでグリッドラインをオフ」にするならfalse。
参照:
setCellBorder, getCellBorders
 o getCellBorders
  public boolean getCellBorders()
現在設定されているデフォルトのセルの枠表示モードを取得。セルの枠は常にセルの周囲の1ピクセルの実線として表示される。

返り値:
デフォルトでグリッドラインをオン」ならtrue、「デフォルトでグリッドラインをオフ」ならfalse。
参照:
setCellBorders
 o setDefaultEnabledTextColor
  public void setDefaultEnabledTextColor(Color color)
使用可能なテキスト要素のデフォルトの色を設定。

引数:
color - 新しく設定するデフォルト色
参照:
setEnabledTextColor, getDefaultEnabledTextColor
 o getDefaultEnabledTextColor
  public Color getDefaultEnabledTextColor()
使用可能な要素のテキスト表示色を返す。

参照:
setDefaultEnabledTextColor
 o setDisabledTextColor
  public void setDisabledTextColor(Color color)
用不能なテキスト要素に使用されるデフォルト色を設定。

引数:
color - 新しく設定する使用不能テキストのデフォルト色
参照:
getDisabledTextColor
 o getDisabledTextColor
  public Color getDisabledTextColor()
使用不能な要素のテキスト表示色を返す。

返り値:
使用不能テキストのデフォルト色
参照:
setDisabledTextColor
 o setEnabledTextColor
  public void setEnabledTextColor(int index,
                                  Color color)
指定されたインデックスに対応する要素のテキスト色を設定。

引数:
index - 要素に対応する0から始まる相対インデックス
color - 表示色。nullならばデフォルト色を使用。
 o handleEvent
  public boolean handleEvent(Event evt)
本コンポーネントに通知されたイベントを処理する。本メソッドは標準的なJava AWTメソッドであり本コンポーネントに伝達されたイベントを処理する際にAWTにより呼び出される。コンポーネントにおけるデフォルトのイベントハンドラーは必要に応じて以下のメソッドのうちのひとつを選択してイベントをディスパッチする: action(), gotFocus(), lostFocus(), keyDown(), keyUp(), mouseEnter(), mouseExit(), mouseMove(), mouseDrag(), mouseDown(), あるいはmouseUp()。本メソッドはマウスあるいはキーボードを使用した選択およびスクロールを処理するためこのクラスで再定義されている。

引数:
evt - 処理するイベント
返り値:
イベントが処理されてそれ以上のアクションが不要な場合にはtrueが返され、本コンポーネントを含む親にイベントを渡す必要がある場合にはfalseが返される。
再定義:
ComponentクラスのhandleEvent
参照:
action, gotFocus, lostFocus, keyDown, keyUp, mouseEnter, mouseExit, mouseMove, mouseDrag, mouseDown, mouseUp
 o setMultiColumnMode
  public synchronized void setMultiColumnMode(boolean bCellBorders)
ImageListBoxの「MultiColumnListBoxモード」プロパティを設定。本メソッドは常に枠のスタイルをBORDER_NONEに設定、「コンボボックス・モード」をfalseに設定、そして指定された引数にしたがってグリッド表示の有無を設定。

引数:
bCellBorders - セルのグリッドを表示するならtrue、グリッドを表示しないならfalse
参照:
BORDER_NONE
 o addItem
  public synchronized void addItem(String item)
要素をリストの末尾に付加して使用可能とする。

引数:
item - 付加する要素
参照:
setListItems, addItem, addItem, addItem, addItem
 o setListItems
  public void setListItems(String items[])
与えられた文字列配列を使用してリストを初期化。本メソッド実行前に存在したすべての要素は失われる。

引数:
items - 新たに設定するリスト要素
参照:
getListItems, setListItems, addItem, addItem, addItem, addItem, addItem
 o getListItems
  public String[] getListItems()
現在のリストを配列として返す。

参照:
setListItems
 o addItem
  public synchronized void addItem(String item,
                                   boolean bEnabled)
使用可能とするか否かを指定して要素をリストの末尾に付加する。

引数:
item - 付加される要素
bEnabled - trueならば要素を使用可能とする。falseならば使用不能とする。
参照:
setListItems, addItem, addItem, addItem, addItem
 o addItem
  public synchronized void addItem(Image image,
                                   String item)
イメージ付の要素をリストの末尾に付加して使用可能とする。

引数:
image - イメージ行に表示されるイメージ
item - 付加される要素
参照:
setListItems, addItem, addItem, addItem, addItem
 o addItem
  public synchronized void addItem(Image image,
                                   String item,
                                   boolean bEnabled)
使用可能とするか否かを指定してイメージ付の要素をリストの末尾に付加する。

引数:
image - イメージ行に表示されるイメージ
item - 付加される要素
bEnabled - trueならば要素を使用可能とする。falseならば使用不能とする。
参照:
setListItems, addItem, addItem, addItem, addItem
 o addItem
  public synchronized void addItem(Image image,
                                   String item,
                                   boolean bEnabled,
                                   Color color)
使用可能とするか否かを指定してイメージ付の要素をリストの末尾に付加する。付加された要素は指定された色で表示される。

引数:
image - イメージ行に表示されるイメージ
item - 付加される要素
bEnabled - trueならば要素を使用可能とする。falseならば使用不能とする。
color - 要素のテキスト表示色
参照:
setListItems, addItem, addItem, addItem, addItem
 o insertItem
  public synchronized void insertItem(int index,
                                      Image image,
                                      String item,
                                      boolean bEnabled)
使用可能とするか否かを指定して、相対インデックスで指定した位置にイメージ付要素を挿入。

引数:
index - 挿入位置を指定する0から始まる相対インデックス
image - イメージ行に表示されるイメージ
item - 付加される要素
bEnabled - trueならば要素を使用可能とする。falseならば使用不能とする。
 o insertItems
  public synchronized void insertItems(int index,
                                       Vector itemVector,
                                       Image image,
                                       boolean bEnabled)
使用可能とするか否かを指定して、相対インデックスで指定した位置にイメージ付要素のリストを挿入。各要素は与えられたイメージと共に表示される。

引数:
index - 挿入位置を指定する0から始まる相対インデックス
itemVector - 付加される要素のベクター
image - 挿入される各要素と共に表示されるイメージ
bEnabled - trueならば要素を使用可能とする。falseならば使用不能とする。
 o countItems
  public int countItems()
リスト中の要素の総数を返す。

返り値:
リスト中の要素の総数
参照:
getItem
 o getItem
  public String getItem(int index)
相対インデックスで指定される要素を取得。

引数:
index - 要素を指定する0から始まる相対インデックス
返り値:
要素が持つ文字列。無効なインデックスが指定された場合にはnull。
参照:
countItems
 o getImage
  public Image getImage(int index)
相対インデックスで指定される要素に対応するイメージを取得。

引数:
index - 要素を指定する0から始まる相対インデックス
返り値:
インデックスで指定されたイメージ。無効なインデックスが指定された場合にはnull。
参照:
countItems
 o changeImage
  public void changeImage(int index,
                          Image image)
相対インデックスで指定された要素に対応するイメージを変更。

引数:
index - 要素の位置を指定するインデックス
image - 指定された要素に新たに設定するイメージ
 o changeText
  public void changeText(int index,
                         String text)
相対インデックスで指定された要素に対応するテキストを変更。

引数:
index -要素の位置を指定するインデックス
text - 指定された要素に新たに設定するテキスト
 o setEdited
  public void setEdited(int index,
                        boolean bCond)
与えられた相対インデックスに対応する要素の"edited"フラグを設定。

引数:
index - 要素の位置を指定するインデックス
bCond - 指定された要素の"edited"フラグに設定する値
参照:
getEdited
 o getEdited
  public boolean getEdited(int index)
相対インデックスで指定される要素の"edited"フラグの状態を取得。

引数:
index - 要素の位置を指定するインデックス
返り値:
指定された要素の"edited"フラグの値
参照:
setEdited
 o enable
  public void enable(int index)
リスト中の指定された要素を使用可能とする。

引数:
index - 要素の位置を指定する相対インデックス
参照:
disable
 o disable
  public void disable(int index)
リスト中の指定された要素を使用不能とする。

引数:
index - 要素の位置を指定する相対インデックス
参照:
enable
 o enable
  public void enable(int index,
                     boolean cond)
リスト中の指定された要素について使用可能/不能を設定。

引数:
index - 要素の位置を指定する相対インデックス
cond - trueならば要素を使用可能とし、falseならば要素を使用不能とする。
参照:
isEnabled
 o isEnabled
  public boolean isEnabled(int index)
指定された要素の使用可能/不能を取得。

引数:
index - 要素の位置を指定する相対インデックス
返り値:
trueならば要素は使用可能、falseならば要素は使用不能。
参照:
enable
 o clear
  public synchronized void clear()
リストからすべての要素とイメージを削除。

参照:
delItem, delItems
 o delItem
  public synchronized void delItem(int index)
指定された要素をリストから削除。

引数:
index - 削除する要素を指定する相対インデックス
参照:
delItems, delSelectedItems
 o delItems
  public synchronized void delItems(int start,
                                    int end)
指定された複数の要素をリストから削除。末尾インデックスは先頭インデックスと同じかより大きな値でなければならないのことに注意。

引数:
start - 削除する要素の先頭を示す相対インデックス
end - 削除する要素の末尾を示す相対インデックス
参照:
delItem, delSelectedItems
 o delSelectedItems
  public synchronized void delSelectedItems()
現在選択されている要素をリストから削除。

参照:
delItem, delItems
 o getSelectedIndex
  public synchronized int getSelectedIndex()
選択されている要素の相対インデックスを取得。複数要素が選択されている場合には最後に選択された要素のインデックスが返る。

返り値:
選択された要素の0から始まる相対インデックス。要素が全く選択されていない場合には-1。
参照:
select, deselect, isSelected
 o getSelectedIndexes
  public synchronized int[] getSelectedIndexes()
選択されているすべての要素のインデックスを返す。

返り値:
選択された要素の0から始まる相対位置を格納した配列
参照:
select, deselect, isSelected
 o getSelectedItem
  public synchronized String getSelectedItem()
現在選択されている要素を返す。複数の要素が選択されている場合には最後に選択された要素が返る。

返り値:
現在選択されている要素。要素が全く選択されていない場合にはnull。
参照:
getSelectedItems, select, deselect, isSelected
 o getSelectedItems
  public synchronized String[] getSelectedItems()
選択されているすべての要素を返す。

返り値:
選択されているすべての要素を格納する配列。
参照:
getSelectedItem, select, deselect, isSelected
 o getLabel
  public synchronized String getLabel()
現在のリストボックスのラベルを返す。ラベルは表示されないことに注意。

返り値:
リストボックスの現在のラベル
 o select
  public synchronized void select(int index)
指定されたインデックスに対応する要素を選択。複数要素選択が可能でない場合に本メソッドを使用すると他のすべての要素は選択解除される。

引数:
index - 選択する要素を示す0から始まる相対インデックス。
参照:
getSelectedItem, deselect, isSelected
 o select
  public synchronized void select(String str)
与えられたテキストに完全にマッチする最初の要素を選択。複数要素選択が可能でない場合に本メソッドを使用すると他のすべての要素は選択解除される。

引数:
str - リスト要素を選択するためのテキスト
 o selectMultiple
  public synchronized void selectMultiple(int index,
                                          boolean bShift,
                                          boolean bControl)
複数選択可能なImageListBoxにおいて、シフト、コントロール、あるいはシフト+コントロールモディファイアを使用して指定されたインデックスに対応する要素を選択。シフト、コントロール、あるいはシフト+コントロールキーを併用したマウスによる選択のエミュレーション。

引数:
index - 選択する要素を指定する0から始まる相対インデックス
bShift - シフト・モディファイア使用の有無
bControl - コントロール・モディファイア使用の有無
 o selectAll
  public synchronized void selectAll()
リスト中のすべての要素を選択。

参照:
select, deselectAll
 o deselect
  public synchronized void deselect(int index)
指定されたインデックスに対応する要素を選択解除。

引数:
index - 選択解除する要素の位置を示す0から始まる相対インデックス
参照:
deselectAll, select, getSelectedItem, isSelected
 o deselectAll
  public synchronized void deselectAll()
リスト中のすべての要素を選択解除。

参照:
deselect, selectAll
 o isSelected
  public synchronized boolean isSelected(int index)
与えられたインデックスに対応する要素の選択状態を取得。

引数:
index - 状態を調べる要素の0から始まる相対インデックス。
返り値:
指定した要素が選択されている場合にはtrue、選択されていない場合にはfalse
参照:
select, deselect, isSelected
 o getRows
  public int getRows()
実際に表示されている要素数を返す。

返り値:
実際に表示されている要素数
 o allowsMultipleSelections
  public boolean allowsMultipleSelections()
リストが複数選択可能であればtrueを返す。

返り値:
リストが複数選択可能であればtrue、そうでなければfalse。
参照:
setMultipleSelections
 o setMultipleSelections
  public void setMultipleSelections(boolean cond)
複数要素選択の可否を設定。

引数:
cond - 複数要素選択の可否
参照:
allowsMultipleSelections
 o getVisibleIndex
  public int getVisibleIndex()
最後にmakeVisibleメソッドにより可視状態になった要素のインデックスを取得。

返り値:
最後にmakeVisibleメソッドにより可視状態になった要素のインデックス
参照:
makeVisible
 o makeVisible
  public synchronized void makeVisible(int index)
必要に応じてリストをスクロールし指定された要素が可視状態になることを保証。

引数:
index - 要素の位置を指定する0から始まる相対インデックス
参照:
getVisibleIndex
 o setTopRow
  public void setTopRow(int index)
インデックスで指定された要素がウィンドウのトップに表示されるよう強制。

引数:
index - 要素の位置を指定する0から始まる相対インデックス
 o preferredSize
  public Dimension preferredSize(int rows)
与えられたリスト行数を表示するために必要な推奨サイズを返す。

引数:
rows - リスト中の表示行数
返り値:
与えられたリスト行数を表示するために必要な推奨サイズ
 o preferredSize
  public Dimension preferredSize()
本コンポーネントを適切に表示するための推奨サイズを返す。本メソッドはJava AWTの標準メソッドであり本コンポーネントの推奨サイズを決定するために実行される。作成時に指定された可視行数あるいはリスト中のすべての要素を表示できる十分大きなサイズが返される。

再定義:
ContainerクラスのpreferredSize
参照:
minimumSize
 o minimumSize
  public Dimension minimumSize(int rows)
与えられたリスト行数を表示するために必要な最小サイズを返す。

引数:
rows - リスト中の表示行数
返り値:
与えられたリスト行数を表示するために必要な最小サイズ
 o minimumSize
  public Dimension minimumSize()
本コンポーネントを適切に表示するための最小サイズを返す。本メソッドはJava AWTの標準メソッドであり本コンポーネントの最小サイズを決定するために実行される。作成時に指定された可視行数あるいはリスト中のすべての要素を表示できる十分大きなサイズが返される。

再定義:
ContainerクラスのminimumSize
参照:
preferredSize
 o addNotify
  public void addNotify()
コンテナに追加されたことを本コンポーネントに通知。このメソッドはJava AWTの標準メソッドであり本コンポーネントがコンテナに追加される際にAWTにより実行される。典型例として、本コンポーネントのピアを生成するために使用される。本メソッドはピアが作成された後にリストサイズを変更するためにこのクラスで再定義されている。

再定義:
PanelクラスのaddNotify
参照:
removeNotify
 o setColumns
  public synchronized void setColumns(int columns)
minimumSize()メソッドに使用される桁数を設定。

引数:
columns - カラム数
 o blockPaint
  public synchronized void blockPaint(boolean cond)
再描画処理をブロック。

引数:
cond - コンポーネントの更新を防ぐにはtrueを指定。通常の描画処理を行わせるにはfalseを指定。
 o setFont
  public synchronized void setFont(Font f)
本コンポーネントのテキストのフォントを設定。本メソッドはJava AWTの標準メソッドであり本コンポーネント内に描画されるテキストに使用されるフォントを変更するために実行される。このクラスの場合にはテキストはリストボックスの要素内に存在する。本メソッドの処理はSetListBoxFont()と同じであることに注意。

引数:
f - テキスト描画に使用するフォント
再定義:
ComponentクラスのsetFont
参照:
getFont, getListBoxFont, setListBoxFont
 o setListBoxFont
  public synchronized void setListBoxFont(Font f)
リスト内の要素に使用するフォントを設定。本メソッドの処理はsetFont()メソッドと同じであることに注意。

引数:
f - リストボックスの要素に使用されるフォント
参照:
getListBoxFont
 o getListBoxFont
  public synchronized Font getListBoxFont()
リストボックスの要素に使用されているフォントを返す。

参照:
setListBoxFont
 o scrollVertical
  public synchronized void scrollVertical(int info,
                                          boolean bAbsolute)
ImageListBoxを垂直方向にスクロール。

引数:
info - 絶対量の指定、あるいはEvent.SCROLL_PAGE_DOWN、Event.SCROLL_PAGE_UP、Event.SCROLL_LINE_DOWN、Event.SCROLL_LINE_UP。絶対量を指定する場合の値の範囲は0から行数より1少ない値。
bAbsolute - 指定された値をスクロールの絶対量として扱う場合にはtrue、SCROLL_... 定数のひとつとして扱う場合にはfalse。
 o scrollHorizontal
  public synchronized void scrollHorizontal(int info,
                                            boolean bAbsolute)
ImageListBoxを垂直方向にスクロール。

引数:
info - 絶対量の指定、あるいはEvent.SCROLL_PAGE_DOWN、Event.SCROLL_PAGE_UP、Event.SCROLL_LINE_DOWN、Event.SCROLL_LINE_UP。絶対量を指定する場合の値の範囲は0から最大要素の幅をピクセル数で指定。
bAbsolute - 指定された値をスクロールの絶対量として扱う場合にはtrue、SCROLL_... 定数のひとつとして扱う場合にはfalse。
 o update
  public synchronized void update(Graphics g)
画面上における本コンポーネントの再描画処理。本メソッドはJava AWTの標準メソッドであり画面上における本コンポーネントの再描画を処理するためにAWT(repaint()メソッド)により実行される。グラフィックスコンテキストの描画領域は本コンポーネントの境界で規定される矩形領域として設定され、<0,0>座標は本コンポーネント左上隅である。典型的には、本メソッドはコンポーネントの描画領域をクリアするために背景色で塗りつぶし、グラフィックスコンテキストを前面色に設定してからコンポーネントを描画するためにpaint()メソッドを実行する。本メソッドは標準のupdate()メソッドがコンポーネント自身を描画する前に背景を再描画することによる点滅を防ぐため、および描画処理のブロックを可能とするためにこのクラスで再定義されている。

引数:
g - グラフィックスコンテキスト
再定義:
Componentクラスのupdate
参照:
repaint, paint
 o paint
  public synchronized void paint(Graphics g)
与えられたグラフィックスコンテキストを使用して本コンポーネントを描画する。本メソッドはJava AWTの標準メソッドであり本コンポーネントの描画を処理するためにAWTにより実行される。本メソッドは与えられたグラフィックスコンテキストを使用して本コンポーネントを描画する。グラフィックスコンテキストの描画領域は本コンポーネントの境界で規定される矩形領域であり、その<0,0>座標は本コンポーネントの左上隅である。

引数:
g - 描画に使用されるグラフィックスコンテキスト
再定義:
Containerクラスのpaint
参照:
repaint, update
 o extraPaint
  public void extraPaint(Graphics g,
                         Rectangle rect)
テキストおよびイメージが描画された後に特殊な処理を行いたい場合に本メソッドを再定義する。
引数:
g - グラフィックスコンテキスト
rect - 描画処理の範囲を規定する矩形
 o show
  public synchronized void show()
本コンポーネントを可視状態にする。本メソッドはJava AWTの標準メソッドでありコンポーネントを表示状態にするために実行される。コンポーネントが以前に実行されたhide()メソッドにより不可視状態にある場合には本メソッドはコンポーネントを再び可視状態に戻す。

再定義:
Componentクラスのshow
参照:
hide
 o reshape
  public synchronized void reshape(int x,
                                   int y,
                                   int width,
                                   int height)
本コンポーネントの移動および/あるいはサイズ変更。本メソッドはJava AWTの標準メソッドでありコンポーネントを移動および/あるいはサイズ変更するために実行される。レイアウトマネージャを持つコンテナに保持されたコンポーネントに対して本メソッドが実行されるべきではなく、レイアウトマネージャによる移動およびサイズ変更に従うべきである。

引数:
x - 親であるコンテナ内部の座標系における水平方向位置
y - 親であるコンテナ内部の座標系における垂直方向位置
width - コンポーネントの幅
height - コンポーネントの高さ
再定義:
Componentクラスのreshape
 o setDirty
  public synchronized void setDirty()
次の再描画時に確実に描画されるように本コンポーネントを"dirty"であるとマーク。

 o allSelected
  public boolean allSelected()
すべての行が選択されているかどうかを調査。

返り値:
すべての行が選択されているならばtrue
 o setDirectNotify
  public void setDirectNotify(boolean bDirectNotify)
ImageListBoxは指定されたLIST_SELECTイベントおよびACTION_EVENTイベントを親コンポーネントに対して直接発行する。LIST_SELECTイベントあるいはACTION_EVENTイベントが指定されない時にはbDirectNotifyフラグがfalseでない限りはイベントは親コンテナに対して直接発行される。bDirectNotifyフラグがfalseである場合には導出クラスがイベントを処理できるようにイベントはコンポーネント自身に対して発行される。

引数:
bDirectNotify - イベントを親コンポーネントに対して直接発行するにはtrue、導出クラスがイベントを処理できるよう自分自身に対してイベントを発行するにはfalseを指定。
 o validIndex
  protected boolean validIndex(int index)
与えられたインデックスが有効であるか否かを判定。

引数:
index - 検査する0から始まる相対インデックス
返り値:
インデックスが有効であればtrue、有効でなければfalse
 o isVisibleIndex
  protected boolean isVisibleIndex(int index)
与えられたインデックスに対応する要素が可視状態にあるか否かを決定。

引数:
index - 検査する要素を指定する0から始まる相対インデックス
返り値:
要素が可視状態にあればtrue、そうでなければfalse
 o paramString
  protected String paramString()
本オブジェクトの状態を記述した文字列を返す。本メソッドはJava AWTの標準メソッドでありデバッグの際に有効。

返り値:
デバッグ用に有用な文字列
再定義:
ContainerクラスのparamString
 o shiftSelect
  protected void shiftSelect(int index,
                             boolean bControl)
数選択可能なImageListBoxにおいてシフトあるいはコントロール+シフトモディファイアを使用してインデックスで指定される要素を選択する。シフトあるいはコントロール+シフトキーを併用したマウスによる選択のエミュレーション。

引数:
index - 選択する要素を指定する0から始まる相対インデックス
bControl - コントロール・モディファイアを併用して選択するか否か
 o ctrlSelect
  protected void ctrlSelect(int index)
コントロールモディファイアを使用してImageListBox内のインデックスを選択。コントロールキーを併用したマウス操作による選択のエミュレーション。

引数:
index - 選択する要素を指定する0から始まる相対インデックス
 o mouseCalcIndex
  protected int mouseCalcIndex(int y)
マウスポインタの垂直座標が与えられたときにマウスポインタが内部に存在する要素のインデックスを決定。

引数:
y - マウスポインタの垂直(y)座標
返り値:
マウスポインタが内部に存在する要素を示す0から始まる相対インデックス。マウスポインタがどの要素上にも存在しない場合には-1。

全パッケージ  クラス階層  本パッケージ  前へ  次へ  インデックス