----------------------------------------------------------- Microsoft(R) NetMeeting(TM) 2.0 README l997 年 4 月 ----------------------------------------------------------- (C) Copyright Microsoft Corporation, 1997 このファイルでは、マニュアルやオンライン ヘルプに記述されていない追加情 報や最新情報について説明しています。 -------------------- このファイルの読み方 -------------------- メモ帳を使って画面でこのファイルを読むときは、メモ帳のウィンドウを最大化する と読みやすくなります。 このファイルを印刷するには、メモ帳またはほかのワード プロセッサでファイルを 開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックしてください。 目次 ==== システム必要条件とセットアップ Microsoft NetMeeting を使用するには 電話をかける 電話を受ける アプリケーションを共有する ホワイトボード チャット ファイルの転送 音声通信 ビデオ 電話を切る 確認されている問題 Windows NT 4.0 に関する問題 製品サポート情報 ニュースグループについて 障害報告の方法 システム必要条件とセットアップ ============================== Microsoft(R) NetMeeting(TM) は、インターネットを経由してオーディオ、ビデオ、 およびデータをリアルタイムに転送できます。 NetMeeting を使用するには、以下の条件が必要です。 - Microsoft Windows 95 日本語版 - i486/66 以上のプロセッサと 8MB 以上のメモリを搭載したコンピュータ。 (Pentium プロセッサと 12MB のメモリを推奨します。) または - Microsoft Windows NT 4.0 日本語版 - i486/66 以上のプロセッサと 16MB 以上のメモリを搭載したコンピュータ。 - Windows NT 4.0 Service Pack 3 Windows NT 4.0 上でアプリケーションの共有をする場合 注: * Windows 3.1、Windows NT 3.5x 上では動作しません。 * 互換性の問題を避けるため、NetMeeting をお使いのユーザーは、 NetMeeting 2.0 にアップグレードすることを強くお勧めします。 * 以前のベータ バージョンの NetMeeting がインストールされている場合は、 NetMeeting 2.0 をインストールする前に、以前のバージョンを アンインストールすることを強くお勧めします。 - 28800bps 以上のモデム、LAN または ISDN を経由した高速なインターネット 接続。 - サウンド カード、スピーカー、およびマイク (オーディオ通信機能を使用する場合)。 - ビデオキャプチャ カードとカメラまたは、パラレルポート (プリンタポート) 経由 で接続されたビデオ カメラ (ビデオ機能を使用する場合)。 お使いのコンピュータに Pentium プロセッサが搭載されていない場合、ビデオは 送信できません。 - 双方向転送モードのポート (ECP または EPP) をサポートしたコンピュータをお使 いの場合、一方向転送モードより、高速にデータを転送できます。 - カメラをビデオキャプチャ カードに接続して使用している場合、パラレルポート で接続している場合より、コンピュータ プロセッサを最大限に利用できます。 コンピュータに Pentium 133 以上のプロセッサが搭載されていない場合、カラー パラレル カメラを使わないことをお勧めします。 - オーディオ機能とビデオ機能を通信速度の遅い環境で使っている場合、アプリケー ション共有の機能は、正常に動作しない場合があります。また、ビデオを使用中に、 オーディオ機能が不安定になる場合があります。 28800bps のモデムで接続している場合、標準のビデオ送信映像の質は低く設定 されています。設定を変更するには、[ツール] メニューの [オプション] を選び、 [ビデオ] タブをクリックします。次に、[送信映像の質] で設定を変更します。 - NetMeeting の機能がいくつか使えない場合、NetMeeting のインストールに問題 がある可能性があります。NetMeeting をアンインストールし、再びインストール し直してください。 - NetMeeting をインストールしたディレクトリ名に拡張文字が含まれている場合、 アプリケーションの共有はできません。 NetMeeting (NetMeeting Resource Kit を含む) について詳しくは、次の Web サイト を参照してください。なお、情報はすべて英語で提供されます。 http://www.microsoft.com/netmeeting/ 「NetMeeting Software Development Kit (SDK)」 については詳しくは、次の Web サイトを参照してください。なお、情報はすべて英語で提供されます。 http://www.microsoft.com/netmeeting/ Microsoft NetMeeting を実行するには ----------------------------------- 1. インストールの終了後、コンピュータを再起動するというダイアログ ボックスが 表示されたら、[はい] をクリックします。 2. コンピュータの再起動後、次の手順に従って NetMeeting を起動します。 - [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。 - [Microsoft NetMeeting] をクリックします。 3. NetMeeting を初めて起動すると、NetMeeting の設定をするためのウィザードが 起動します。ウィザードを中止すると、NetMeeting を使用することはできません。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - NetMeeting 2.0 をインストールした後に、Windows NT 4.0 Service Pack 3 を アンインストールした場合、コンピュータを再起動すると、エラー メッセージが 表示されます。この問題を回避するには、次の手順に従ってください。 1. エラーメッセージのウィンドウを閉じます。 2. [画面のプロパティ] ダイアログボックスで [キャンセル] をクリックします。 3. コントロール パネルで [デバイス] をダブルクリックします。 4. "mnmdd" をクリックし、[スタートアップ] をクリックします。 5. [スタートアップの種類] で、[無効] チェック ボックスをクリックします。 6. コンピュータを再起動します。 Microsoft NetMeeting をアンインストールするには ----------------------------------------------- 1. コントロール パネルの [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルク リックします。 2. [アプリケーションの追加と削除のプロパティ] 画面の一覧で [Microsoft NetMeeting 2.0] をクリックし、[追加と削除] をクリックします。 3. コンピュータを再起動するというダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] を クリックします。 Microsoft NetMeeting を使用するには =================================== - H.323 音声/ビデオ会議規格に対応しました。Intel Internet Phone (TM) などの H.323 互換製品に電話をかけたり、H.323 互換製品からの電話を受けたりすること ができます。現在、他社によって開発途中である適切なデバイスやサービスなどを 使用すると、NetMeeting では、H.323 ゲートウェイを使用して、通話することが できます。 - 弊社は、以下のユーザー ロケーション サーバー をインターネット上で運営 しています: ils.microsoft.com ils1.microsoft.com ils2.microsoft.com ils3.microsoft.com ils4.microsoft.com ils5.microsoft.com 上記のサーバー名がサーバー一覧に表示されない場合でも、これらのサーバー を使用することはできます。 注:リモート WinSock をサポートしていないプロキシ サーバーを経由して インターネットに接続している場合は、上記のサーバーを使用して、ユーザー を探すことはできません。 - オーディオ機能は、TCP/IP プロトコルを使って 1 対 1 で通話している場合のみ 使用できます。TCP/IP、モデム、または IPX を使用して 3 人以上で通話している 場合は、そのほかの機能をすべて使用できます。 - NetMeeting の会議には、32 人まで参加できます。 また、同時にアプリケーションを共有できるのは、3 人までです。 会議に参加できる最大の人数は、ネットワークの帯域幅と参加者のコンピュータの 処理速度によって異なります。 - 複数のアプリケーションを共有しているときに、大きなサイズのファイルを転送 しながら会話するというように、複数の処理を同時に行うと、大量のデータ送信が 発生することがあります。極端な場合、このような操作を行うと、コンピュータの 反応速度が非常に遅くなることがあります。 この問題を防ぐには、NetMeeting の操作のいくつかを中止してください。 - LAN 上またはプロキシ サーバーを経由して TCP/IP を使って通話しようとする際に、 MSN またはダイヤルアップ ネットワークの接続のダイアログ ボックスが表示される 場合は、コントロール パネルの [インターネット] アイコンをダブルクリックし、 [接続] タブをクリックします。次に、[必要時にインターネットに接続する] チェック ボックスをオフにすると、このダイアログ ボックスが表示されなくなり ます。 - DirectX や OpenGL を利用したアプリケーション、MS-DOS(R) 用のプログラム、 およびグラフィックスを多用したゲームや AVI を使用するアプリケーションの 共有はサポートされていません。 - 会議の参加者が使用するコンピュータの画面の解像度が異なる場合、共有している プログラムのウィンドウのサイズは、最も高い解像度を設定しているコンピュータ のデスクトップの大きさになります。低い解像度を設定しているユーザーは、画面を スクロールしてウィンドウの隠れている部分を表示する必要があります。 - NetMeeting を TCP/IP プロトコルで使用するには、32 ビット TCP/IP スタック および Windows Sockets インターフェイスが必要です。NetMeeting は、 Windows 95 と Windows NT 4.0 に付属する 32 ビット TCP/IP および Windows sockets と正常に動作することが確認されています。 - 共有しているアプリケーション、ホワイトボード、およびチャットは、言語の 設定やキーボードの種類が異なる場合は正常に動作しないことがあります。 - NetMeeting は、Windows 95 と Windows NT 4.0 のシステム ポリシーに対応して いるため、企業環境で使用するときの標準の設定を管理することができます。 NetMeeting のシステム ポリシーについては、関連するマニュアルを参照してくだ さい。システム ポリシー ファイルは、「NetMeeting Resource Kit」に付属しています。 「NetMeeting Resource Kit」について詳しくは、次の Web サイトを参照してください。 なお、情報はすべて英語で提供されます。 http://www.microsoft.com/netmeeting/ - [フォント] フォルダに破損したフォントがある場合、NetMeeting が起動時に 応答しなくなる場合があります。 - NetMeeting は SLIP 接続、またはその他の仮想 SLIP/PPP 接続上では正常に動作 しません。 電話をかける ============ NetMeeting では、複数の相手に電話をかけられます。会議の参加者ならば、誰でも ほかのユーザーに電話をかけられます。また、会議の参加者に電話をかけると、 進行中の会議に参加できます。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - 相手のコンピュータ名を指定して接続できない場合は、相手の IP アドレスを入力 します。 - Web ディレクトリで、名前をクリックすると、ファイルを開くかディスクに保存 するかを問い合わせるダイアログボックスが表示されます。この場合、[開く] をクリックしてください。 - Web ディレクトリで名前をクリックしたときに、ファイルの種類が認識できないと いうエラー メッセージが表示される場合は、ILS (インターネット ロケーション サーバー) ディレクトリ ファイルを NetMeeting で開くようにブラウザに登録する 必要があります。 操作手順の詳細については、ブラウザのマニュアルまたはヘルプを参照してくだ さい。ファイルの登録には、次の情報が必要になります: 内容の種類 (MIME): "text/iuls" コマンド ライン: "rundll32.exe msconf.dll,NewMediaPhone %l" 内容の種類 (MIME): "text/h323" コマンド ライン: "rundll32.exe msconf.dll,NewMediaPhone %l" - 一部の ISDN デバイスは、自動的にネットワークに接続するように設定されている ことがあります。この場合、NetMeeting の実行中に ISDN デバイスによってネット ワークへの接続が開始されることがあります。この問題を回避するには、ISDN デバイスの 自動ダイヤル機能を無効にします。 - ディレクトリの一覧に自分の名前が表示されない場合は、ディレクトリ サーバーに ログオンしていないか、またはほかのディレクトリ サーバーにログオンしている 可能性があります。ログオンするディレクトリ サーバーを変更するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[ディレクトリ] タブの [サーバー名] ボックスの内容を変更します。 ディレクトリ サーバーにログオンするには、[通話] メニューの [(ディレクトリ サーバー名) にログオンする] をクリックします。 - ネットワーク カードを使ったネットワーク接続がアクティブになっていて、さらに、 モデムまたは 2 つ目のネットワーク カードを使った予備の接続もアクティブにな っている場合は、ディレクトリに接続することはできません。 - 通話先のアドレスを入力するときや、ディレクトリ サーバー名を指定するとき、 すべて大文字で入力する必要がある場合があります。 - モデムを経由して受信する場合は、次の手順に従ってください。 1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[プロトコル] タブをクリ ックします。 2. [プロトコル] ボックスで、[モデム] チェック ボックスをオンにします。 3. [プロパティ] をクリックし、[モデムを使用して応答する] チェック ボックスをオンにします。 - モデム または、NULL モデム のどちらかを選ぶことはできますが、同時に両方を 選ぶことはできません。モデム または NULL モデムは、上記の手順によって表示 される [プロトコル] ボックスで選びます。 - NetMeeting は、NULL モデムのケーブルが接続された COM ポート上では、受信を 確認できません。NULL モデムのケーブルを経由して受信するには、COM ポート 上で通話する必要があります。 - NetMeeting で COM ポートの設定を変更した場合、この変更は、NetMeeting だけ で適用されます。NetMeeting を使用している間、COM ポートの設定は変更しない ことをお勧めします。 - NetMeeting で電話をかける場合、ダイヤルアップ ネットワークの [新しい接続] で設定する COM ポートを使用します。NetMeeting の [通信ポート プロトコルの プロパティ] で指定される COM ポートは使用しません。 - NULL モデムを使用して通話する場合、COM1 または COM2 だけが使用できます。 - NULL モデムを使用して通話する場合、高速の通信速度では動作しない場合があり ます。 - プロキシ サーバー経由のユーザーと通話している場合、通話に参加した後で、 オーディオとビデオを手動で接続する必要があるかもしれません。 - ダイヤルアップ ネットワークを使用していて、通話したと同時に自動的にオーデ ィオやビデオに接続できない場合、または接続に時間がかかり過ぎる場合は、 IP ヘッダーの圧縮を無効にしてください。 電話を受ける ============ [通話] メニューの [応答しない] コマンドに印が付いていない限り、NetMeeting を 実行している間は、いつでも電話を受けることができます。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - 電話を受けられない場合、ディレクトリ サービスの IP アドレスが正しく登録 されていない可能性があります。インターネットに接続する前に、LAN の IP アドレスを解放することで、この問題を防ぐことができます。以下の手順に 従ってください。 Windows 95 の場合 1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。 2. winipcfg と入力します。 3. [IP 設定] ダイアログボックスの [解放] をクリックします。 Windows NT 4.0 の場合 1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。 2. Ipconfig /release と入力します。 アプリケーションを共有する ========================== 会議の参加者は、ほかの参加者とアプリケーションを共有できます。 アプリケーションを共有すると、ほかの参加者の画面にアプリケーションの ウィンドウが表示されます。 共同で作業するように設定すると、ほかの参加者は画面を見ながら操作すること ができます。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - Windows NT 4.0 を使用しているユーザーは、Windows NT 4.0 Service Pack 3を インストールしている場合、アプリケーションの共有機能を使用することができ ます。 - 拡張文字を含む名前が付いたディレクトリに、NetMeeting がインストールされて いる場合、アプリケーションの共有はできません。 - Windows エクスプローラ、マイ コンピュータ、フォルダのウィンドウなど、 コンピュータの中の項目を表示するウィンドウを 1 つ共有すると、コンピュータの 中の項目を表示するウィンドウすべてが共有されます。 また、これらのウィンドウを共有しているときにほかのアプリケーションを起動 すると、そのアプリケーションも共有されます。 コンピュータの中の項目を表示するウィンドウには、コントロール パネル、 ブリーフケース、Received Files フォルダ、または Windows エクスプローラ などのあらゆるフォルダのウィンドウも含まれます。 - アプリケーションを共有し、共同で作業するように設定した場合は、共有したアプリ ケーションの [ファイルを開く] ダイアログ ボックスや [ファイル名を付けて保存] ダイアログ ボックスをほかの参加者が使用して、自分のコンピュータまたはネット ワークのファイルにアクセスされたり、削除されたりする可能性があります。 マウス ポインタにほかの参加者の名前が表示されているときに、共有アプリ ケーションでの相手の操作を中止するには、Esc キーを押します。 マウス ポインタを自分で操作できるときに、アプリケーションの共有を中止する には、ツールバーの [共同作業の中止] をクリックします。 アプリケーションを共有し、共同で作業しているときは、コンピュータから離れない ようにしてください。 - 例えば、Microsoft Word から Microsoft Excel のワークシートを開くように、 共有しているアプリケーションからほかのアプリケーションを起動するとき、最後に 起動したアプリケーションは、正確に共有できない場合があります。 - 共有しているアプリケーションのウィンドウにオブジェクトをドラッグしたり、 共有しているアプリケーションのウィンドウからデスクトップにオブジェクトを ドラッグしたりすることはできません。 - 日本語入力システムを使用するアプリケーションを共有した場合は、日本語入力シ ステムのツールバーを表示して、ほかの参加者が日本語入力システムをマウスで 操作できるようにします。 日本語入力システムにステータスバーを表示する機能がない場合、またはほかの 参加者が日本語入力システムを操作できない場合は、アプリケーションを共有した 参加者がほかの参加者の代わりに日本語入力システムを切り替える必要があります。 共有アプリケーションを操作する場合は、共有化された日本語入力システムを使用 することをお勧めします。ローカルの日本語入力システムを使った共有アプリケー ションの操作はサポートされていません。 - 日本語入力システムのウィンドウが正しく表示されない場合は、デスクトップを クリックすると表示が更新されます。 - 日本語入力システムとして ATOK9 を使用している場合、アプリケーションの共有中に ATOK9 が正常に動作しません。 文字変換時の候補ウィンドウを表示すると、ATOK9 が使われるアプリケーションを 共有化したコンピュータ上では候補の表示や選択は正常に行われますが、会議中の他の コンピュータ上では表示や選択が行われずに、不明なウィンドウとして表示されます。 この問題を回避するには、ATOK9 を別のアプリケーションとして共有します。 次の手順に従って操作してください。 1. NetMeeting を起動し、通話を開始します。 2. ATOK9 をアクティブの状態にします。 3. ツールバーで [共有] をクリックするか、[ツール] メニューの [アプリケーション の共有] をポイントします。 4. ATOK9 を選択します。 - Ecco Pro 4.0 以前のバージョンとはアプリケーションの共有はできません。 - アプリケーションを共有する場合は、会議を主催したり、参加してから 20 秒以上 待ってから操作することをお勧めします。 - アプリケーション共有の機能やリモート コントロールの機能がサポートされた製品 とアプリケーションの共有ができない場合があります。 - アプリケーションによっては、正常に共有できない場合もあります。 ホワイトボード ============== ホワイトボードを使用すると、ほかの参加者と同時に絵を描くことができます。 ホワイトボードは、会議のすべての参加者に表示されます。会議の参加者の 1 人が ホワイトボードを起動すると、すべての参加者の画面に表示されます。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - Windows NT 4.0 では、NetMeeting をインストールしたディレクトリ名にスペース が含まれている場合、ホワイトボードまたはチャットを起動できない場合があり ます。 - 1280 x 1024 ピクセル以上の解像度を設定している場合は、ホワイトボードを 最大化することはできません。 チャット ======== チャットを使用すると、メッセージをほかのユーザーとの間でやり取りできます。 会議参加者の 1 人がチャットを起動すると、すべての参加者の画面に表示されます。 チャットのファイルは、.TXT 形式で保存されます。.TXT 形式のファイルを開くこと ができる "メモ帳" などのアプリケーションがコンピュータにインストールされて いる場合は、そのプログラムでチャットのファイルを開くことができます。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - Windows NT 4.0 では、NetMeeting をインストールしたディレクトリ名にスペース が含まれている場合、ホワイトボードまたはチャットを起動できない場合があり ます。 ファイルの転送 ============== 会議の参加者の一覧にドラッグしたファイルは、すべての参加者に送られます。 ファイルを送る参加者を指定するには、会議の一覧で目的の参加者のアイコンをマウス の右ボタンでクリックし、[ファイルの送信] をクリックします。 すべての参加者にファイルを送るには、[ツール] メニューの [ファイル転送] を ポイントし、[ファイルの送信] をクリックします。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - ファイルへのショートカットを送ろうとすると、ショートカットのリンク先の ファイルが送られます。 - Intel ProShare 2.0 とのファイル交換は、正しく動作しないことがあります。 音声通信 ======== - 音声通信機能は、TCP/IP プロトコルを使って 1 対 1 で通話している場合だけ 使用できます。 - 音声の品質は、使用しているサウンド カードおよびマイクによって変わりります。 - 全二重オーディオを使用する場合、半二重オーディオを使用するよりも、より 多くのバンド幅と CPU を必要とするため、音質が悪くなる可能性があります。 注意事項と確認されている問題 ---------------------------- - WinNov ビデオキャプチャ カードを使用していて、オーディオ録音のための WAVE デバイスとして選択している場合、マイクを含むマルチメディア拡張コネクタに 接続されたカメラを使用する必要があります。また、オーディオ調整ウィザードで お使いのコンピュータのサウンド カードを、WAVE デバイスとして選択し、マイク をサウンドカードに差し込んで使用することもできます。 - WinNov カメラのオーディオ入力は、ビデオが使用されている場合は、常に自動的 に切り替わります。使用しているビデオが MXC 接続で接続されている場合は、 カメラ入力がオーディオ用に使用されます。また、使用しているビデオが Composite や S-Video 接続で接続されている場合は、ライン入力がオーディオ用に使用されます。 - NetMeeting と Intel Internet Video Phone 間で通信するときは、両方のコン ピュータに Pentium プロセッサが搭載されている必要があります。 - オーディオ調整ウィザードによって、サポートされていないサウンド カードであると いうメッセージが表示される場合があります。これは、お使いのサウンド カードに NetMeeting が必要とする機能がサポートされていない場合などに発生します。 このようなメッセージを受け取っても NetMeeting の音声機能を使用できる場合が あります。ただし、その場合の音質は保証できません。 NetMeeting でサポートされていないサウンド カードをお使いの場合、製造元に 新しいサウンド カード ドライバがあるかどうかお問い合わせください。 - 全二重オーディオで音質が不安定な場合は、半二重オーディオに切り替えます。 次の手順に従って操作してください。 1. 通話中でないことを確認します。 2. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。 3. [オーディオ] タブをクリックします。 4. [全二重オーディオを使用する] チェック ボックスをオフにします。 - 音声通信機能を使って通話しているときに全二重と半二重を切り替えないことを お勧します。 - 音質またはサウンド カードに問題がある場合は、ハードウェアの設定やドライバの インストールが問題の原因になっている可能性があります。NetMeeting の サポート ページで最新のサポート情報を入手してください。サポート ページを開くには、 [ヘルプ] メニューの [オンライン サポート] をクリックしてください。 - コンピュータに複数のオーディオ デバイスがインストールされている場合は、 オーディオ調整ウィザードで指定したデバイスが、コントロール パネルの [マルチメディア] アイコンで設定されているデバイスと一致することを確認してく ださい。 - コンピュータのプロセッサをアップグレードした場合、オーディオ調整ウィザード を再実行する必要があります。 - Media Vision Pro Audio Spectrum 16 のサウンド カードをお使いの場合は、 全二重オーディオが機能しない可能性があります。 - i486 プロセッサ搭載のコンピュータで H.323 互換製品を実行している場合、 ダイヤルアップ ネットワーク (モデム) 経由ではオーディオ機能を使用することが できません。 NetMeeting をダイヤルアップ ネットワーク経由で使うか、H.323 互換製品の場合 は、LAN 経由で使用してください。 - NetMeeting を使用して、オーディオ会議に出席しているとき、サウンドを録音 できるアプリケーション (例えば、Microsoft PowerPoint) が、サウンドを録音 するために表示されます。ただし、すでに NetMeeting ではサウンド カードが 使用されているため、他のアプリケーションでは自動的にサウンドを録音できま せん。 - Tecra 740 を使用している場合、コントロール パネルの [マルチメディア] を ダブルクリックして、音量をを手動で設定する必要がある場合があります。 - オーディオの音質が悪い場合、[オーディオ] チェックボックスをオフにし、 再度、オンにしてください。 電話を切る ========== 電話を切ると、主催している会議の参加者から受けた通話および自分から電話をかけ た通話がすべて切断されます。会議の参加者の 1 人がほかのユーザーから電話を受け、 参加者を追加していた場合、その参加者間の通話も切断されます。ただし、参加者間 のオーディオ接続は切断されません。 ビデオ ====== - NetMeeting のビデオ機能を使用するには、ビデオキャプチャ カードとカメラ、 または、パラレルポート (プリンタポート) 経由で接続されたビデオ カメラが 必要です。 - ビデオ機能は、TCP/IP プロトコルを使って 1 対 1 で通話している場合だけ使用 できます。 - 複数のユーザーの会議でビデオを実行している場合、すべてのコンピュータでの パフォーマンスが低下します。例えば、アプリケーションを共有している間、 ビデオのウィンドウを開いていると、そのアプリケーションでの他のユーザーの操作 が困難になることがあります。 - お使いのコンピュータに 2 台以上のビデオ機器がインストールされている場合、 NetMeeting のビデオ機能は正常に動作しません。また、以前使用していた ビデオ機器が正しくアンインストールされていない場合も、正常に動作しません。 - 以前使用していたビデオ機器が正しくアンインストールされていない環境で NetMeeting のビデオ機能が有効になっていると、「カメラが見つかりません」 といった警告メッセージが繰り返し表示される場合があります。 - お使いのコンピュータに Pentium プロセッサが搭載されていない場合、ビデオは送信 できません。 - 双方向転送モードのポート (ECP または EPP) をサポートしたコンピュータをお使 いの場合、一方向転送モードより、高速にデータを転送できます。 - カメラをビデオ キャプチャ カードに接続して使用している場合、パラレルポート で接続している場合より、コンピュータ プロセッサを最大限に利用できます。 コンピュータに Pentium 133 以上のプロセッサが搭載されていない場合、カラー パラレル カメラを使わないことをお勧めします。 - NetMeeting のビデオ機能を使用中にビデオ カメラを切断すると、「カメラが応答し ません」といった警告メッセージが繰り返し表示される場合があります。警告メッ セージを表示しないようにするには、[ツール] メニューの [オプション] をクリッ クします。次に、[ビデオ] タブの [通話の開始時に自動的にビデオ送信を開始する] チェック ボックスをオフにします。 - NetMeeting を実行している間は、ビデオを使うようなほかのアプリケーションを実行 しないことをお勧めします。 - ビデオ ウィンドウの一部の色が正常に表示されない場合は、使用している場所で、 カメラに必要な光量が不足している可能性があります。ドライバによっては、少ない 光量でも使用できるように調整するフィルタ オプションが提供されています。 - 照明が暗い部屋などでビデオ機能で使っている場合、お使いのカメラによっては、 コンピュータの速度が遅くなったり、応答しない場合があります。 - 白黒の Connectix カメラを使用している場合、バージョン 2.1 以上のビデオ ドラ イバを使用することをお勧めします。ビデオ ドライバは、次のサイトからダウン ロードできます。なお、情報はすべて英語で提供されます。 http://www.connectix.com - カメラによっては、ビデオ ドライバのソフトウェアがソースやフォーマットを自動 で設定するよりも、手動で設定する方が、使用する CPU が少なくて済む場合があり ます。 確認されている問題 ================== - NetMeeting がインストールされているコンピュータ上では、ReachOut 5.0 は使用 できません。 - NetMeeting で使われている NetBIOS 名を確かめるには、次の手順に従って操作し てください。 1. コントロール パネルの [ネットワーク] アイコンをダブルクリックします。 2. [ユーザー情報] タブをクリックします。 コンピュータ名が表示されます。 - ネットワークに属するすべてのコンピュータの Windows の設定をユーザー プロ ファイルで管理している場合、ほかのコンピュータを使うときはオーディオ調整 ウィザードを再実行する必要があります。 - Microsoft FrontPage と NetMeeting では、同じファイルの拡張子 (.cnf) が使わ れています。 - 会議に参加しているときは、クリップボードはすべての参加者と共有されています。 これにより、ほかの参加者が切り取ったり、コピーしたりしたオブジェクトを自分 のプログラムに貼り付けることができます。 システム ポリシーを使うとクリップボードの共有を無効にすることができます。 - Windows 95 Version 4.00.950 B をお使いの場合、NetMeeting を起動したときに 表示されるダイヤルアップ ネットワークのダイアログ ボックスをキャンセルする と、ディレクトリ サーバーの応答を中止します。ただし、数秒後には、NetMeeting が正常に動作します。手動で、インターネット サービス プロバイダに接続し、 [通話] メニューの [(ディレクトリ サーバー名) にログオンする] をクリックして 接続するまで、ディレクトリ サーバーへはログオンできません。 - 短縮ダイヤル番号を作成する場合、[メール受信者に送信] オプションは、 Microsoft Exchange など MAPI 対応の電子メール プログラムを使っている場合に のみ機能します。 - NetMeeting 2.0 を使用しているユーザーだけが、呼び出しログを使用して通話に 応答できます。 Windows NT 4.0 に関する問題 =========================== - Windows NT 4.0 を使用しているユーザーは、Windows NT 4.0 Service Pack 3 を インストールしている場合、アプリケーションの共有機能を使用することができ ます。 - Windows NT 4.0 上でアプリケーションの共有機能を使用した場合、ディスプレイ ドライバのパフォーマンスが悪くなる場合があります。このことによって、画面上 の表示に影響を与えます。 - Creative Lab の最新の SoundBlaster のドライバ (1997年 1月 15日付けで Creative Lab のWeb サイトにポストされています) は、NetMeeting とは、互換性が ありません。オーディオを送信するには、最新のドライバをアンインストールして、 Windows NT 4.0 に付属の SoundBlaster のドライバをインストールしてください。 - Windows NT 4.0 ユーザーで、32 ビット アプリケーションを共有し、パッケージの オブジェクトを挿入している場合、NetMeeting 2.0 では、問題が発生することが あります。この問題とは、自動的に共有されたオブジェクト パッケージャを開き、 続いて失敗します。この失敗では、元の共有されたアプリケーションや NetMeeting での問題は引き起こしません。オブジェクト パッケージャのみで問題が発生します。 - Windows NT 4.0 を Intel Pentium の不良チップが搭載されたコンピュータ上に インストールするために、浮動小数点プロセッサを有効にしている場合は、 NetMeeting のオーディオ品質が低下したり、正常に機能しなくなります。 - 16 ビット アプリケーションを共有している場合、お使いのコンピュータ上で実行 している、すべての 16 ビット アプリケーションも共有されます。 - Windows NT 4.0 上で NetMeeting を使用する際に電話を受け取ることができない 場合は、コンピュータを再起動し、再度 NetMeeting を起動し直してください。 - サウンド カードをお持ち出ない場合、手動でバンド幅を指定する必要があります。 バンド幅を指定するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、 [情報] タブで [ネットワークのバンド幅] を指定してください。 - プロキシ経由でディレクトリ サーバーにログオンするには、ダイヤルアップ ネット ワークをアンインストールする必要があります。 - 電話をかけた後に、「応答を待っています」というようなメッセージが数秒表示され る場合は、NetMeeting を終了して、再度かけ直してください。 - DirectDraw がインストールされている環境で NetMeeting 2.0 をお使いの場合、 ビデオのイメージが見れないことがあります。そのような場合は、DirectDraw 3.0 以上にアップグレードすることをお勧めします。 - コンピュータが停止したか、自動的に停止した場合、コンピュータを終了してくだ さい。再び起動した後、NetMeeting を起動してください。 - 電子メールのメッセージで SpeedDial を受け取った場合、メール アプリケーション によって、これをテキストファイル (.txt) に変換します。拡張子が .cnf のような 名前に変更すれば、SpeedDial として使用することができます。 製品サポート情報 ================ 本製品は配布形態によりサポートの提供方法が異なります。 詳しくは、本製品をご入手いただいた際に提供されるサポートの案内をご参照 ください。 また、弊社では以下のオンライン サービスでもインターネット関連製品の情報を 提供しています。 情報の入手先 ------------ オンライン サービス (日本) --------------------------------------------------------------------- World Wide Web (インターネット) http://www.microsoft.co.jp/support FAX 情報サービス 電話番号 03-5454-8100 BOX 番号 103829 * プッシュ回線の FAX から上記の電話番号にダイアルし、 メッセージに従って操作してください。 オンライン サービス (米国) --------------------------------------------------------------------- World Wide Web (インターネット) http://www.microsoft.com/iesupport * 情報は英語で提供されます。 ニュースグループについて ======================== 弊社製品をご利用いただいているユーザー様同士の情報交換の場として、インター ネット上にいくつかのニュースグループを開設しております。 注: ニュースグループ内では、製品サポートは行っておりません。 日本語を使用できるニュースグループ --------------------------------------------------------------------- news://msnews.microsoft.com/microsoft.public.jp.ie30 その他のニュースグループ --------------------------------------------------------------------- http://www.microsoft.com/iesupport/default-news.htm * こちらのページでニュースグループの一覧をご参照いただけます。 なお、ほとんどのニュースグループでは英語が使用されています 障害報告の方法 ============== 本製品使用中に不具合(バグ)を発見された場合は、以下のインターネット アドレス にあるフィードバックフォームを使ってご報告ください。 http://www.microsoft.com/ie_intl/ja/support/report/intlfeed.htm 注: フィードバック フォームにてお寄せいただきましたご報告に対して、 弊社より個別に回答を差し上げることはございません。