****************************************************************************** 高速RS−232Cボード RSA−98Vシリーズ for Windows3.1 Copyright (C) 1996-97 I-O DATA DEVICE,INC. ****************************************************************************** このたびは、弊社製高速RS−232C拡張ボードをお買い上げいただきまして ありがとうございます。RSA−98Vシリーズ for Windows3.1 をより快適に ご活用いただくために、このファイルをよく読んでからご使用ください。 ●このディレクトリの内容 \WIN31 README.TXT このファイル RS98COM.DRV Windows3.1版COMドライバ RS98VCD.386 Windows3.1版仮想COMドライバ SETUP.EXE Windows3.1版インストーラ ●インストール方法 Windows3.1上からサポートソフト内の \WIN31\SETUP.EXE を起動してください。 ●Windows3.1版COMドライバ ( RS98COM.DRV ) RS98COM.DRVは、RSA-98シリーズに対応したWindows3.1版COMドライバです。 本体RS-232Cを含めてCOM7まで対応しています。 注意 RSA-98Vシリーズを複数枚使用する場合は、非PnPモードで最大4枚まで使用 可能です。RSA-98Vから追加する場合は、最大3枚まで使用可能です。 RSA-98Vを2枚使用する場合は、2枚目のボードのSW1を3ポート目にSW2を4 ポート目に設定し、SETUP.EXEで拡張シリアルボード1に1枚目、拡張シリアル ボード3に2枚目を設定しI/Oポートアドレスは1枚目の+200hした値を設 定してください。詳しくは「取扱説明書のボードの取り付け」と「Windows3.1 への設定」を参照してください。 ●Windows3.1版仮想COMドライバ ( RS98VCD.386 ) RS98VCD.386は、RSA-98シリーズに対応したWindows3.1版仮想COMドライバです。 Windows3.1上とDOSウィンドウでの、割り込み、使用ポートの競合をさけるた めの制御を行います。 ●Windows3.1版COMドライバインストーラ ( SETUP.EXE ) インストーラはWindows3.1のSYSTEMディレクトリに上記の2つのドライバを コピーして、SYSTEM.INIファイルにCOMドライバのパラメータを記述します。 ●使用上の注意 インストール後Windows3.1が起動できなかった場合 デバイスドライバの競合により、まれにWindows3.1が起動できなくな る場合があります。その際には、Windows3.1がインストールされてい るディレクトリにインストール前のSYSTEM.INIファイルがSYSTEM.RSA として保存されていますので、SYSTEM.RSAをSYSTEM.INIとしてコピー しなおした後、再びインストールを行ってください。 <例>A:\WINDOWSディレクトリにWindows3.1がインストールされてい る場合。 ・Windows3.1ディレクトリにカレントディレクトリを移す。 A:\>CD WINDOWS[リターン] ・SYSTEM.RSAファイルをSYSTEM.INIとしてコピーする。 A:\WINDOWS>COPY SYSTEM.RSA SYSTEM.INI[リターン] ・コピーが終了しましたら、再びWINDOWSを起動してRSA-98V シリーズのインストールを行ってください。 COMポート設定の注意事項 本体RS-232Cなどが複数内蔵されている機種では、空いているCOMポー トに割り当ててください。PC-9800シリーズでは、モデムボードまたは 2nd CCUを搭載している場合、COM3またはCOM4が使用されています。 複数のRSA-98シリーズをご使用になる場合 複数のRSA-98シリーズをご使用になる場合は、それぞれのボードの ベースI/Oアドレスの設定が重ならないようにしてください。 また、RSA-98Vシリーズ添付のドライバで複数のRSA-98シリーズを ご使用になる場合は、1枚目のボードのみ割り込みを設定します。 (割り込みを設定するボードはどのスロットのボードでも結構です) 2枚目以降のボードは、「割り込み未使用」の設定にします。但し RSA-98Vシリーズで併用する場合は1枚目と同じ割り込みを指定し てください。 注意 必ず非PnPモードにディップスイッチを設定してください。 又、RSA-98Vシリーズを2枚目以降で使用する場合は、取扱説明書を 参照してディップスイッチを設定してください。 設定例) ベースI/Oアドレス 割り込み番号 ボード1枚目 50E0h INT 0 ボード2枚目 51E0h 未使用 ボード3枚目 52E0h 未使用 MS-DOS版アプリケーションとWindows3.1の同時使用について RSA-98Vシリーズ添付のRSABIOSはWindows3.1と同時に使用できます が、RSACOM.SYSは、Windows3.1とは同時に使用できません。 必ず、RSACOM.SYSをはずしてからWindows3.1を起動してください。 DOSウィンドウ上でシリアルポートを使用するアプリケーションと Windows3.1上でシリアルポートを使用するアプリケーションは、 シリアルポートの指定にかかわらず同時には使用できません。 他社製拡張RS-232Cボードをご使用の場合 RSA-98シリーズ COMドライバは他社製拡張RS-232Cボード用ドライバ とは併用できません。 他社製拡張RS-232Cをお使いになっていた場合、必ず標準のCOMドライ バに戻してから、RSA-98シリーズ COMドライバをインストールしてく ださい。 正常に高速通信ができない場合に 通信ソフト、電話回線等の環境により、正常に高速通信ができない場 合があります。その際には、ボーレートを下げて使用するようにして ください。