■ Windows95環境下で、サウンドブラスター上にあるIDEインタフェイス 経由で CD-ROM ドライブを接続させる方法について ===================================================================== Windows95環境下で、サウンドブラスター上にあるIDEインタフェイス経 由で CD-ROM ドライブを接続させるためには、サウンドブラスターの Windows95用ミニポート・ドライバーが、必要になります。 このミニポート・ドライバーをインストールしないと、Windows95 は、サウンドブ ラスター上にあるIDEインタフェイス経由で接続してある IDE(ATAPI) の CD-ROM ドライブを認識することが出来ません。 <<< 注意事項 >>> サウンドブラスター上にあるIDEインタフェイス経由で CD-ROM ドライ ブを認識させる必要がある場合というのは、 1.パソコンがエンハンスドIDE規格に対応していないため、IDE (ATAPI)の CD-ROM ドライブを接続させるためには、接続させるため のインターフェースボードが必要になる場合。 2.パソコンは、エンハンスドIDE規格に対応しているが、ハードディ スクドライブを複数増設している等の理由で、マザーボード上にある IDEコネクタにIDE(ATAPI)の CD-ROM ドライブを接続させるの が困難な場合。 上記1、2に該当しない環境では、サウンドブラスター経由で接続させず に、マザーボードのIDEコネクタに直接接続させて下さい。 (上記1、2に該当しない環境では、絶対にミニポート・ドライバーをインストー ルしないで下さい。) 該当していない環境にもかかわらず、ミニポート・ドライバーをインストールし、 不具合が発生しても弊社(クリエイティブメディア株式会社)では、責任を 負いません。 ===================================================================== (1) Windows95用ミニポート・ドライバーのインストール方法 (2) プラグ・アンドプレイ非対応のサウンドブラスターにおけるリソース設定方法 (3) プラグ・アンドプレイ対応のサウンドブラスターにおけるリソース設定方法 --------------------------------------------------------------------- (1) Windows95用ミニポート・ドライバーのインストール方法 ダウンロードして、解凍されて出てきたファイル(sbide.mpd, cdrom.inf) をフロッピーディスクにコピーしてください。 このディスクが、ミニポート・ドライバー インストールディスクになります。 フロッピーディスクにコピー後は、ハードディスク上のものは必要ありま せんので、削除されても構いません。 a. [スタート]ボタンを選択して、[設定]メニューの[コントロール パネル]を選択します。 b. コントロール・パネルから[ハードウエア]アイコンをダブルクリックし、 [ハードウエア ウィザード]を起動させる。 b-1.起動したら、「次へ>」を押す。 b-2."いいえ(N)"を選択して、「次へ>」を押す。 c. "ハードウエアの種類(H)"の中から、[CD-ROM コントローラ]を選択して、 「次へ>」を押す。 d. 次の画面になったら、「ディスク使用(H)」を押す。 e. [フロッピー ディスクからインストール]の画面になったら、 ミニポート・ドライバー インストールディスク DiskをAドライブに入れます。 「OK」を押す。 f. 次の画面で、"Creative Labs IDE CD-ROM ドライブ" を選択して 「次へ>」を押す。 g. 次の画面で、"標準の設定で、・・・を押してください。"とメッセ ージが表示されます。 「詳細(D)」を押すと、リソース設定が表示されます。 ここの設定は、後程、設定変更出来ます。 リソースの確認後、「次へ>」を押す。 h. "新しいハードウエアに・・・完了しました。"とメッセージが表示され ます。 「完了」を押す。 i. "システム設定の変更"が表示され、コンピュータのシャットダウンを要 求されます。「はい(Y)」を押して、パソコンを再起動させてくだ さい。 --------------------------------------------------------------------- (2) プラグ・アンドプレイ非対応のサウンドブラスターにおけるリソース設定方法 a. サウンドブラスター上にあるIDEインタフェイスのジャンパピン 設定を確認してください。 (他の周辺機器で使用されていないところに設定されているか、確 認してください。重要です!!) b. [スタート]ボタンを選択して、[設定]メニューの[コントロール パネル]を選択します。 c. コントロール・パネルから[システム]アイコンをダブルクリックし、[システムのプロパティ] を起動させる。 d. "デバイスマネージャ"の画面を前に出す。 e. 部分のを選択 して、「プロパティ(R)」を押す。 f. "Creative Labs IDE CD-ROM ドライブのプロパティ"画面が表示されたら <リソース>を選択する。 g. 「設定の変更(C)」を押すことで、IRQ と I/O ポート アドレス の設定 を変更することが出来ます。 もちろん、ここで、設定する値は、IDEインタフェイスのジャン パピンで設定してある値と合致させなければなりません。 --------------------------------------------------------------------- (3) プラグ・アンドプレイ対応のサウンドブラスターにおけるリソース設定方法 a. [スタート]ボタンを選択して、[設定]メニューの[コントロール パネル]を選択します。 b. コントロール・パネルから[システム]アイコンをダブルクリックし、[システムのプロパティ] を起動させる。 c. "デバイスマネージャ"の画面を前に出す。 d. 部分または、<ハード ディスク コントローラ>部分の を選択して、「プロパティ(R)」 を押す。 (か<ハード ディスク コントローラ>かのどちらに表示され るのかは、ミニポート・ドライバー のバージョンによって異なります。 e. "Creative Labs IDE CD-ROM ドライブのプロパティ"画面が表示されたら <リソース>を選択する。 f. 「設定の変更(C)」を押すことで、IRQ と I/O ポート アドレス の設定 を変更することが出来ます。 もちろん、ここで設定する値は、他の周辺機器が使用していないと ころを指定しなければなりません。 --------------------------------------------------------------------- << 補足説明 >> * CD-ROM ドライブのマスター/スレーブ設定は、マスターにして下さい。 * ミニポート・ドライバー のリソース設定は、 I/Oアドレス IRQ 第3ポート 1E8H 11 or 12 第4ポート 168H 10 or 11 になっています。 エンハンスドIDE規格に対応しているパソコンの場合、ISAバスのIDE インタフェイス接続する場合には、I/Oアドレス は、1E8H に、IRQ は、11 に 設定されることが一般的です。 --------------------------------------------------------------------- << 特記事項 >> *IDEのハードディスクが、すでに4台取り付けてあるパソコン環境にお いては、このミニポート・ドライバーをインストールして使用することが出来ませ ん。 一つのシステムで、運用できるIDEデバイスは4台までです。 ミニポート・ドライバーをインストールしても、IDE(ATAPI)の CD-ROM ドライ ブを5台目のIDEデバイスとして動作させることは、出来ません。 *サウンドブラスター上にあるIDEインタフェイス経由で認識させること が出来る CD-ROM ドライブは、1台のみです。 2台の CD-ROM ドライブを認識させることは出来ません。 --------------------------------------------------------------------- ****** 終了 ******