Creative IDE CD-ROM インストレーション 最新情報 ====================================== このファイルには、マニュアルには記載されていない最新の情報が含まれています。 インストール処理を続行する前に読むことをお勧めします。 このファイルには次のセクションがあります : 1. インストレーション・プログラムについて 2. QuickCDについて 3. MS-DOSモードでのCreative IDE CD-ROMドライブの使用について 4. MSCDEX.EXEプログラムの設定について(DOS/Windows3.1環境のみ) 5. SBIDE.SYSの設定について(DOS/Windows3.1環境のみ) 6. CDオーディオケーブルについて 1. インストレーション・プログラムについて ---------------------------- このインストレーション・プログラムはWindows3.1/DOSおよびWindows95で、CD-ROMドライブを セットアップすることが出来ます。 * Windows3.1/DOSでセットアップする場合は、DOSプロンプトから INSTALL.EXE を実行し て下さい。 例:Cドライブにインストールする場合。 C:\>\INSTALL C: を押す :インストレーション・プログラム (INSTALL.EXE)がある場所を指定する。 * Windows95でセットアップする場合は、Windows95から SETUP.EXE を実行して下さい。 2. QuickCDについて ------------------ QuickCDは、DOSおよびWindows上でオーディオCDを再生する事が出来ます。ただし、 [ミキサー]ボタンは、CD-ROMドライブがSound Blaster ProもしくはSound Blaster 16に 接続されている場合にのみ使用可能です。 3. MS-DOSモードでのCreative IDE CD-ROMドライブの使用について -------------------------------------------------------- 注意 : Windows95を使用している場合にのみ参照して下さい ~~~~~~~~~ Windows95でMS-DOSモードを実行する場合は、WindowsおよびDOSのアプリケーションをすべて 終了させてから行って下さい。DOSプロンプトで exit と入力すればWindows95 に戻ることが出来ます。MS-DOSモードを実行するには2通りの方法があります。 a. [スタート]メニューの[Windowsの終了]を選択し、[MS-DOSモードでコンピュータを再起動 する]オプションを選択してMS-DOSモードを実行します。 b. [MS-DOSプロンプト]ウィンドウのメニューより[プロパティ]を選択し、[DOSプロンプトの プロパティ]ダイアログを表示させ、[プログラム]パネルを選択し、[詳細設定]ボタンを 選択します。 このダイアログの[MS-DOSモード]をチェックして、[新しいMS-DOS設定を指定する]で 新しいDOSモードを設定してMS-DOSモードを実行します。 MS-DOSモードでCD-ROMドライブを使用する場合、DOS用のドライバーをロードする必要が あります。このインストレーション・プログラムでは、Windowsフォルダの、MS-DOSモードで再起動する 際に起動される DOSSTART.BAT を変更してCD-ROMのDOSドライバーをロードします。 DOSSTART.BAT には次の行が追加されます。 C:\\CTLOAD C:\\DOSDRV\SBIDE.SYS /D:MSCD001 /V /P:1E8,11,3EE C:\\COMMAND\MSCDEX /D:MSCD001 /V /M:15 注意 : a. : インストレーション・プログラムによってCD-ROMソフトウェアがインストールされているフォルダ (FATシステムの8.3形式のフォルダ名) b. : Windows95がインストールされているフォルダ (FATシステムの8.3形式のフォルダ名) c. /PパラメータはIDE CD-ROMインターフェイスの設定によって異なります d. マザーボード(パソコン)が、エンハンスドIDEに対応していて、CD-ROMドライブをセカンダリIDE ポート(二番目のIDE コネクタ)にマスターとして接続しているのであれば、/P:170,15 と指定して下さい 新しいDOSモードの設定で、MS-DOSモード用のAUTOEXEC.BATファイルを作成する場合は 以下の行を追加して下さい。 C:\\CTPNP C:\\CTLOAD C:\\DRV\SBIDE.SYS /D:MSCD001 /V /P:1E8,11,3EE C:\\COMMAND\MSCDEX /D:MSCD001 /V /M:15 注意 : a. : インストレーション・プログラムによってCD-ROMソフトウェアがインストールされているフォルダ (FATシステムの8.3形式のフォルダ名) b. : Windows95がインストールされているフォルダ (FATシステムの8.3形式のフォルダ名) c. /PパラメータはIDE CD-ROMインターフェイスの設定によって異なります d. マザーボード(パソコン)が、エンハンスドIDEに対応していて、CD-ROMドライブをセカンダリIDE ポート(二番目のIDE コネクタ)にマスターとして接続しているのであれば、/P:170,15 と指定して下さい 4. MSCDEX.EXEプログラムの設定について(DOS/Windows3.1環境のみ) ---------------------------------------------------------- お使いになっているPCのプラットフォームがDOS/Windows3.1の場合、CD-ROMドライブを機能 させるために、システム起動時にMSCDEX.EXEプログラムをロードしなければなりません。 MSCDEX.EXEプログラムをロードするためにはAUTOEXEC.BATファイル中に以下のステートメントを 追加します : C:\DOS\MSCDEX.EXE /D:MSCD001 /V /M:8 CD-ROMソフトウェア・インストレーション・プログラムは、上の行の行頭にREMステートメントを付加した行を AUTOEXEC.BATに追加します。MSCDEX.EXEプログラムを有効にするためには以下の手順 に従って下さい。 a. AUTOEXEC.BATファイルをバックアップします。 DOSのCOPYコマンドを使用してファイルをコピーします。次のように入力します。 COPY AUTOEXEC.BAT AUTOEXEC.BAK この作業でAUTOEXEC.BATファイルをAUTOEXEC.BAKというファイルにコピーします。 b. MSCDEX.EXEプログラムが C:\DOS ディレクトリに存在するか確認します。 DOSディレクトリ(通常は C:\DOS)に移動します。そして、DOSプロンプトで次のように 入力します。 DIR MSCDEX.EXE MSCDEX.EXEファイルがDOSディレクトリに存在する場合、MSCDEX.EXEファイルが表示されます。 MSCDEX.EXEファイルがDOSディレクトリに存在しない場合、他のドライブ/ディレクトリを検索 して下さい。 MSCDEX.EXEファイルが発見できない場合にはDOSを再インストールして下さい(MS-DOS Ver 6.2、 PC-DOS Version 6.3以降のバージョンにはMSCDEX.EXEプログラムが付属 しています)。これ以前のバージョンのDOSをお使いの場合には、最新のDOSを入手 して下さい。 注意 : DOS/Windows3.1のプラットフォームではMSCDEX.EXEプログラムがないとCD-ROMドライブは 使用出来ません。 c. AUTOEXEC.BATファイルを編集します。 AUTOEXEC.BATファイルを編集するには以下のように入力して下さい : EDIT AUTOEXEC.BAT (MS-DOSの場合) E AUTOEXEC.BAT (PC-DOSの場合) 次の行 "C:\DOS\MSCDEX.EXE /D:MSCD001 /V /M:8" を検索します。 MSCDEX.EXEプログラムが他のドライブ/ディレクトリにインストールされている場合、行頭のパス ステートメント C:\DOS をMSCDEX.EXEプログラムが存在するパスに置き換えて下さい。 例えば、MSCDEX.EXEプログラムがDドライブの D:\DOSSYS ディレクトリに存在する場合は 以下のようになります。 D:\DOSSYS\MSCDEX.EXE /D:MSCD001 /V /M:8 d. MSCDEX.EXEの行からREMステートメントを削除します。 削除前の行が次のような場合、 REM C:\DOS\MSCDEX.EXE /D:MSCD001 /V /M:8 REMステートメントを削除すると次のようになります。 C:\DOS\MSCDEX.EXE /D:MSCD001 /V /M:8 e. 変更したAUTOEXEC.BATファイルを保存してシステムを再起動します。これで、CD-ROM ドライブが有効になり、使用することが出来ます。 5. SBIDE.SYSの設定について(DOS/Windows3.1環境のみ) -------------------------------------------------- DOS/Windows3.1環境下において、パソコンのマザーボード上にある拡張IDEポー ト(IDEコネクタ)に直接接続させる時の注意点は、CONFIG.SYSのCD-ROMドライブの デバイスドライバの記述方法にあります。 CD-ROMドライブに添付のフロッピーディスクを用いてインストールをすると、自動 的にデバイスドライバ(SBIDE.SYS)のパラメータを設定します。このパラメータ (/P:XXX,YY)は、IDEポートとして使用するI/OアドレスとIRQを指定するためのもの です。 マザーボード上にある拡張IDEポート(プライマリのIDEコネクタまたはセカンダ リのIDEコネクタ)に直接接続させる場合には、このデバイスドライバのパラメー タを変更しなければなりません。 例:DEVICE=C:\xxxxxxx\SBIDE.SYS /D:MSCD001 /P:XXX,YY (/P:以降を変更する)↓ DEVICE=C:\xxxxxxx\SBIDE.SYS /D:MSCD001 /P:170,15 a. マザーボード(パソコン)が、エンハンスドIDEに対応していて、CD-ROMドライブ をセカンダリIDEポート(二番目のIDEコネクタ)にマスターとして接続してい るのであれば、/P:170,15と指定して下さい b. CD-ROMドライブをプライマリIDEポート(一番目のIDEコネクタ)にスレーブと して接続しているのであれば、/P:1F0,14と指定して下さい * CD-ROMドライブのマスター/スレーブ設定のジャンパピンが、正しく設定されてい るかどうか、必ずご確認下さい。 6. CDオーディオケーブルについて ------------------------ 音楽CD-ROMを再生のためには、内臓(または外付け)CD-ROMドライブとサウンドブラ スターを「CDオーディオケーブル」と呼ばれるケーブルで接続する必要があります。 弊社のサウンドブラスターには、このCDオーディオケーブルは添付しておりません。 この理由は、CD-ROMドライブのメーカー、型番によって、CD-ROMドライブ側のコネク タ形状・ピン配列が異なるためです。つまり、弊社では、お客様がどのような CD-ROMドライブを所有しているのか判らないため、色々な場合を想定して「十数本 のCDオーディオケーブル」を添付することは、事実上不可能なためです。 購入方法ですが、お客様自身の手で、CD-ROMドライブのメーカーと型番を確認して、 「音源ボード側はサウンドブラスター、CD-ROMドライブ側はxxx製の型番xxxx」 用のCDオーディオケーブルが必要である ということを申し出て、DOS/Vショップ、パソコン量販店等でお求め下さい。 「CDオーディオケーブル」の入手が困難な場合、または、外付けのCD-ROMドライブの場合に は、CD-ROMドライブのオーディオ出力/イヤホンジャック出力を、サウンドブラス ターの LINE IN に入力して下さい。 接続には、オーディオショップで販売している、ステレオピンプラグのケーブル (ケーブルの両端が、ウォークマンのイヤホン端子と同じ形状のもの。)を利用す ることが出来ます。 パソコンが、エンハンスドIDE規格に対応していて、マザーボード上にあるIDEイン タフェイスにCD-ROMドライブを直接接続している場合には、CD-ROMドライブとの接続用デー タケーブルをサウンドブラスター上にある、IDE CD-ROM インタフェイスと接続する必要 はありません。 音楽CD-ROMを聴くためには、CD-ROMドライブのLINE OUT出力をサウンドブラスター のLINE INに入力することだけが必要になります。 ****** README 終了 ******