シナロケのホームページを初めて見たとき、およそコンピュータと縁のなさそうなバンドなのに……ってビックリして、しかも鮎川氏自身が作ってるってことにとてもビックリした。でも、そこらへんのホームページに負けず劣らずカッコEし。自身で作ってるから、コンテンツだって充実してるし。誰もが知ってるようなくだらない情報じゃなく、ROCK好きにはたまらないページだ。
たしかに考えてみると、コンピュータと音楽っていうと、どうしても「打ち込み」系を思い浮かべるけど、パソコンなんて道具の一種にしか過ぎなくて、それはボールペンとか電卓とか鋏とか、そういうものと同じレベルなんだよな。自分にとってのパソコンがそうであるように(私の場合、職業柄、パソコンを使うこと自体にもっと意味があるのかも知れないが)。だから、ロッカーが音楽のためにパソコンを使うんじゃなく、ホームページで「ROCK好き集まれ!」って言うためにパソコン使ったって、何の不思議もないんだ……。
この本には、鮎川氏がパソコンに興味を持ったきっかけからホームページの立ち上げ、またホームページを作りたい初心者向けのアドバイスなどが書かれている。これはパソコンの本じゃなく、ROCK好きに読んでもらいたい本だと思う。で、けして「よしっ、パソコン使わなくちゃ」っていうんじゃなく、パソコンに興味が少しわいて、まずインターネットでもしてみようかな?くらいでいいと思う。
このイベントで山川氏のハープと鮎川氏のギターで演奏されたブルース(STONESのナンバーらしいんだが、分からなかった。うぅ、未熟者じゃ)は最高だった。両氏の傍らにはコンピュータ(それぞれFMVとMacだった)が置いてあったけど、演奏は計算されてない、生のブルース空間だった。
イベントのあと、サイン会があり、私ももちろんサインもらった。私のこと分かってくれて、いろいろ話ししてくれたんだけど、もう頭真っ白でよく覚えてないです;; 握手してくれた手は大きくて力強くて、「あぁ、あのレスポールを弾いてた手だぁ」と思ったたら心臓が口から飛び出しそうなくらいドキドキした。絶対忘れないぞ!! 忘れないうちにギターの練習でもしよう。鮎川さん、ありがとうございました!!!
余談だが、この日は競馬は負けたのだがパチンコで勝ったので、その点でも気分のいい日だった。