機種構成はPentium100MHzのデスクトップ2000D-2140、ミニタワーで120MHzの2000T-2240、133MHzの2000T-2340の3機種であり、価格はオープンプライスとなっている(エイサーによる予想実勢価格はそれぞれ、248,000円、298,000円、338,000円)。
機能面では、Creative社の「PhoneBlaster」の搭載が最大の特徴で、28,800bpsのモデム、14,400bpsのFAX、16bitステレオサウンド機能が統合されたこのカードは、留守番電話機能、ハンズフリー電話機能などの豊富なテレフォニー機能を実現しており注目される。
他には、バス(レフ)ポートを備えた「Aura Sound Speakers」、「Internet Explorer」の標準装備とAIXの3時間無料アカウントによるインターネットへの即時接続などの特徴がある。
キーボードも統一感のあるデザインで、取り外し可能なパームレストを装備している。106タイプが標準となる予定。モニターも本体と統一感のあるデザインで回転座が取り外し可能で、デスクトップ/ミニタワーの両方に対応している。当面15インチのみの供給で、17インチモニタの提供が来年第1四半期なのは残念である。
ハードウェア、ソフトウェアともオールインワンパソコンの水準はクリアしている。選択は、特徴的なデザインにの好悪によるだろう。
出荷は本年12月10日を予定しているが、秋葉原の一部店頭には11月23日から展示され予約販売される。
CPU:Pentium 120MHz,Second cache:256KB、RAM(最大):16MB(128MB)、VRAM(最大):1MB(2MB)、CD-ROM:4倍速ATAPI、Bus:PCI×2、ISA×3、PCI/ISA×1、空きドライブベイ:3.5"×1、5"×1、SIZE(mm):411(H)×188(W)×483(D)、重量:11.5Kg、ソフト:Windows 95、Works for Windows 95、辞スパ、駅すぱあと、NIFTY Manager、三国志リターンズなど。
(レポート:伊達)