発表会速報


Pentium Pro搭載ハイエンドデスクトップ(95年11月02日発表)

問い合わせ先:0120-101589(コンパックカスタマーセンター)


  • 11月02日販売開始

  • '96年第一四半期出荷予定


     コンパック株式会社は、Pentium Proを搭載したハイエンドデスクトップDESKPRO XL 6150を発表した。発表はインテルのPentium Proの発表後、同じニューオータニで行なわれ、コンパック代表取締役社長 村井 勝氏をホストに、インテルジャパン社長 西岡 郁夫氏、マイクロソフト社長 成毛 真氏も出席した。

     XL 6150は、150MHzのPentium Proを搭載し、Windows NT 3.51Workstationを標準サポート。PD(!!)、Matrox Millenniumグラフィックスコントローラ、PCI/SCSI2 I/Fなどを標準装備している。CAD/CAM、グラフィックスをはじめとするハイエンド・ワークステーション市場をターゲットとしている。

     注目のPentium Proは、DESKPRO XLの流儀にならってドーターボード上に装備されていた。巨大なヒートシンクと、背面パネルの1/3近くを占めるSilentCool(TM)ファンが、Pentium Proの巨大な熱量を実感させる。

     注目されるコメントは以下のとおり。

    *村井社長

    ・Pentium Proマシンは、パソコンメーカーからコンピュータメーカーへとCOMPAQが発展していく第一歩である。

    ・昨日、外電でつたえられたCOMPAQがPentium Proのバグによりサーバーの出荷が遅れたとの報は、誤解によるものであり、サーバーの出荷が後になったのはテストに工数がかかっているからである。

    *成毛 マイクロソフト社長

    ・Windows NT 3.51の日本語版の出荷は'96/01中頃へずれ込む。

    ・Windows NTサーバーの出荷台数は年内に約5万台である。

    ・Windows NTは米国でも出荷が延びており、ネットワークOSのシェア1位になるのは米国のほうが早いかも知れない。

    ・11月23日以降は一部のゲームソフトを除いて、32ビットアプリケーションのみ出荷を行なう。


    (レポート:伊達)


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