サウンド


Advanced Gravis Computer Technology Ltd.[米]

【新着情報】 【製品情報】 【サポート】
 古くから(現在も)ジョイスティックなどのゲームコントローラを作り続けてきたベンダーだが、ウェーブテーブルシンセサイザーを搭載した低価格サウンドカード「Gravis UltraSound」でサウンドカード市場にデビュー。
 主にマニアを中心に大きな支持を受け、すっかりサウンドカードベンダーとしても定着している。ウェーブテーブルシンセだけを持つアップグレードカードのUltraSound Ace、 フルスペック仕用のUltraSound MAX、そして名前の通りのUltraSound Plug & Playが、同社の現在の主力製品だが、本業の方ももちろん健在で、ゲームパッドからフライトシミュレータ用のコントローラまで、多彩なラインアップが用意されている。 【鈴】


Creative Labs, Inc.[米]

【新着情報】 【製品情報】 【Win95サポート情報】 【FTPインフォ】
 シンガポールに本拠を置くCreative Technology Ltd.の米国法人で、数々の互換カードを生み出したPC標準のサウンドカード、Sound Blasterシリーズでお馴染みのベンダーである。
 サウンドカード市場では、もちろんトップシェアを握っており、このほかにも、キャプチャやMPEGカードのVideo Blaster、モデムのPhone Blaster、3Gグラフィックスアクセラレータ(本当にアクセラレーション機能しかない)の3D Blasterなど、多彩なラインアップを揃えている。
 Sound Blaster自体は、サウンドカードとして特に優れているわけではないが、多くのアプリケーションやOSが標準でサポートする点においては、右に出るものがいない最も安心できるカードである。
 最新のドライバは、同社のFTPサイトで提供されており、現在は、Direct Soundに対応したFull Duprexドライバ(全二重なので録再が同時にできる)のβテスト中だ。
 なお、国内では、アイオーデータ機器と共同でクリエイティブメディアを設立し、日本語版のリリースとサポートを行っている。 【鈴】


Media Vision, Inc.[米]

【製品情報】 【プレスリリース】 【サポート】 【Win95に関するFAQ】
 Sound Blasterがまだ8bitカードだった頃に、Pro Audio Spectrumで16bit時代の先鞭をつけたのがMedia Visionである。
 現在は、サウンドカードにPro Audio StudioやPCMCIA Sound Card、ウェーブテーブルシンセのPro 3DやPremium 3Dなど加え、キャプチャカードのPro Movie StudioやハイエンドグラフィックスカードのPro Graphicsなどのプロダクツが揃っているのだが、  日本国内では、一連のごたごたでプッツリと消息を絶ってしまって以来(本当に梨のつぶてだったそうな)、同社の製品はほとんど見かけなくなってしまった。
 現在は会社更生法の適用を受け、再建の道を歩いているのだと思うが、あの時のゴタゴタを境に、国内の代理店も離れてしまった。 【鈴】


Turtle Beach Systems[米]

【製品情報】 【プレスリリース】 【FTPサイト】
 56K Digital Audio Systemという$2000台中盤のハイエンド向けのレコーディングシステムを扱っていた同社が、$1,000を切るMultiSoundを引っ提げてサウンドカード市場に降りてきたのは、今から5年ほど前のことである。
 互換性は一切無視し、ひたすらハイクオリティを求めたこのカードは、それまでのノイズの巣窟の用なPCのサウンドカードとは、一線を隔す存在であり、また、はじめてウェーブテーブルシンセサイザを載せたサウンドカードでもあった(E-muのProteus 1/X互換だったが)。
 以来、「音のいいサウンドカード」というのがTurtle Beachの一般的な評価となっている。
 が、TahitiとMonterey(Tahiti+WaveTableのRio)以降は、互換性とコスト重視のゲーム市場にも目を向けた、普通のサウンドカードもラインアップしている。国内では、丸紅エレクトロニクスから販売されている。 【鈴】


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