410PT3J.EXE インストール手順 =========================================================================== セクション 1 ネイティブNetWareサーバへのパッチのインストール セクション 2 NetWare SFT III サーバへのパッチのインストール ___________________________________________________________________________ 注意)以下NetWare 4.1J SFT IIIと区別する為に、NetWare 4.1Jを ネィティブNetWareとすることがあります。 INSTALL.NLMの[プロダクトオプション]で使用できるパッチインストール用の スクリプトが提供されています。また、パッチをDOSパーティションの C:\NWSERVER\PATCHESディレクトリに手作業でコピーすることもできます。 このスクリプトファイルは、サーバのフロッピードライブから実行することがで きます。 RCONSOLEからも実行できますが、この場合はを押してローカルのA:ドライ ブを指定してください。 PM410では、次の機能強化が行われています。 - 「PMLOAD」PMLOADは、指定されたディレクトリをスキャンして、すべての パッチを自動的にロードします。 例: PMLOAD C:\NWSERVER\PATCHES\NATIVE\START - 「PATCHES」コンソールコマンドが改良されました。 パッチがアルファベット順に表示され、総数がリスト の最後に表示されます。 - 「UNLOAD PM410」コマンドを実行すれば、すべてのパッチがアンロード されます。 NetFRAMEユーザへの注意点: NetFRAMEでは特殊なアーキテクチャが採用されているため、[プロダクトオ プション]を使用したインストールでは、パッチをブートドライブにコピー することはできません。次に示すRCONSOLEを用いた手段でブートドライブに ファイルをコピーしてください。 1) パッチファイルを任意のディレクトリで解凍します。 2) RCONSOLEを実行し、更新対象のNetFRAMEサーバに接続 します。 3) +を使用してRCONSOLEメニューを表示させます。 4) [サーバへのファイル転送]オプションを選択します。 5) [ソースパス]に、DOSの完全パス名を入力します。 たとえば、「f:\patch\native\start」と入力して、を 押します。 6) [宛先パス]に、「C:」を入力してを押します。 RCONSOLEは、宛先パスにあるファイルをすべてコピーします。 コピーの終了後、次の行をSTARTUP.NCFファイルに追加してください。 LOAD PM410 PMLOAD C:\ 他にPM410.NLMとパッチをロードする行があればそれらを削除してください。 ●インストール前の注意点 1.既に410PTJ2に含まれるパッチを適用している場合は、モジュールを削除するか ディレクトリ名を変更してください。 例)\NWSERVER\PATCHES --> \NWSERVER\410PT2 2.NetWare 4.1J SFT IIIをご使用の場合は IOSTART.NCF, MSSTART.NCFの中で、パッチを ロードしている行をコメントアウトしてください。 3. 98 サーバご使用の場合  ネイティブNetWareに410PT3Jをインストールすると、STARTUP.NCFファイルでパッチを ロードしている行を自動的にコメントアウトします。  インストール終了後、以下の行はコメントアウトせずにロードするようにSTARTUP.NCF を修正してください。  またSFT IIIにインストールする場合は、コメントアウトせずにこの行は残しておい てください。 LOAD PT1023FX.NLM =========================================================================== セクション 1 ネイティブNetWareサーバへのパッチのインストール ___________________________________________________________________________ 1.任意のディレクトリで410PT3J.EXEを解凍します。 2.解凍すると以下のディレクトリがあります。 ..\NATIVE\LOADER\DOSV\JLOADER.EXE \PC98\98LOADER.EXE -DOS/Vサーバの場合 JLOADER.EXEをLOADERディレクトリにコピーし、LOADER.EXEにリネームします。 -98 サーバの場合 98LOADER.EXEをLOADERディレクトリにコピーし、LOADER.EXEにリネームします。 3.SFTIIIディレクトリを除いた全てのファイルをフロッピーディスクにコピーします。 4.フロッピーディスクをサーバのフロッピードライブに挿入します。 5.「INSTALL.NLM」をロードします。 6. [プロダクトオプション]を選択します。 7. [リストにはないプロダクトのインストール]を選択します。 を押します。 ICMD.NLMがロードされ、*.IPSによりフォロッピードライブからファイルがコピー されます。 次の項目が実行されます。 ・ パッチがコピーされます。 ・ PM410がロードされます。 ・ PMLOADにより、ディレクトリがスキャンされ、パッチがロードされます。 ・ STARTUP.NCFのバックアップが作成され、STARTUP.NCFファイルが更新されます。 8. サーバを再起動します。 =========================================================================== セクション 2 NetWare 4.1J SFT III サーバへのパッチのインストール NetWare 4.1J SFT IIIにパッチをインストールするには、次の操作を手作業 で行なってください。 ___________________________________________________________________________ 1.任意のディレクトリで410PT3J.EXEを解凍します。 2.解凍すると以下のディレクトリがあります。 ..\SFTIIIE\LOADER\DOSV\JLOADER.EXE \PC98\98LOADER.EXE -DOS/Vサーバの場合 JLOADER.EXEをLOADERディレクトリにコピーし、LOADER.EXEにリネームします。 -98 サーバの場合 98LOADER.EXEをLOADERディレクトリにコピーし、LOADER.EXEにリネームします。 3.NATIVEディレクトリを除いた全てのファイルをフロッピーディスクにコピーします。 4.サーバをダウンさせ、各IOEngineを終了します。 5.各マシンのMSERVER.EXE起動ディレクトリに\PATCHESディレクトリを作成し、 フロッピーディスクの内容をコピーします。 6.次の3行を各IOSTART.NCFファイルの先頭に追加します。 SET NEW START ADDRESS FOR UNCLAIMED MEMORY BLOCK=xxxx LOAD C:\NWSERVER\PATCHES\SFTIII\IO\START\PM410 PMLOAD C:\NWSERVER\PATCHES\SFTIII\IO\START\ 7.次の2行をMSSTART.NCFファイルの先頭に追加します。 LOAD C:\NWSERVER\PATCHES\SFTIII\MS\START\PM410 PMLOAD C:\NWSERVER\PATCHES\SFTIII\MS\START\ 8.MSERVER.EXEの起動ディレクトリのPATCHES\SFTIII\LOADERディレクトリに移動し、 次のコマンドを実行します。 LSWAP LOADER.EXE MSERVER.EXE 9. サーバを再起動します。 10.各マシンでMSERVER.EXEを実行して、1次サーバにするマシンでサーバを アクティブにします。