SPXとSPXIIの問題をデバッグする場合の助言 1. LANalyzer、SNIFFERまたはパケットのトレースを取るツールで終端どうしのパケットのトレースを採取します。異常の原因を見つけるために分析を行ないます。 2. LSLのパケット受信バッファの数またはECBの数を調べる。これはMONITOR.NLMをロードすれば調べることができます。サーバがパケット受信バッファを使い尽くすと、奇妙な現象が発生します。 全てのサーバの動作が止まってしまうことになります。 3. サーバがABENDした場合は、イメージダンプを取ります。 4. (SPXSを使っている場合は)SPXS.NLMのバージョンを調べます。 5. あるリンク上のSPX/SPXSのスループットが良くない場合、リンクの品質を調べます。この場合PING.NLMが使用できます(PINGはIPで動作します)。 1000バイト以上の長さのパケットを送信します。PING.NLMはパケットロスのパーセンテージを表示します。 6. スループットが上がらない場合、CPUの使用率を調べ、CPU時間を消費しているプロセスを探します。 7. 限定されたSPXセッションの中で、現象を再現させます。SPXのコネクションが多くなると、デバッグは更に複雑になります。