この README ファイルには以下に示すモジュールをご使用になる上での重要な事項 が書かれています。モジュールをご使用になる前に必ずお読みください。 ●SBACKJ5.EXE について ・このダウンロードファイルには、NetWare 3.12J、および4.1J用のSBACKUP、SMSの 最新のファイルが含まれています。なお、NetWare 3.11Jのバックアップ/復元はサ ポートされておりません。 ・このダウンロードファイル内のLICENSE.SMSの内容については、一般ユーザの方は 対象になりません。 ●解消された問題点 NetWareファイルシステムTSA全般: 1) 拡張属性(OS/2で使用)を復元するためのコードを追加しました。拡張属性はバ ックアップされていましたが、復元できませんでした。 2) BackupTrusteesでトラスティがないことを示すエラーコード0x9Cと0xFEがチェ ックされるようになりました。0x9Cは3.11から使用されている古い戻り値です。 0xFEは新しい戻り値です。 3) 復元の前に既存トラスティを削除するオプションが追加されました。 TSA410.NLM: 利用できるネームスペース数に関するOSの定義を使用しないようになりました。 WSMAN.NLM: DOSワークステーションのシャットダウンが完全には行われていない場合、DOS TSAはサーバに再接続できませんでした。establish new connection(再接続の設定) とclear abandoned connection(破棄された接続のクリア)との競合する条件を解消 しました。 TSA312.NLM: Arcserve使用時に、ホストと相手先サーバとの接続が確立されないという問題を 解決しました。 TSANDS.NLM: 1) 割り当てられたリソースを解放するためのコードが追加されました。ファンク ションBuildResourceListにallocが1つ追加されていて、それに対応するfreeが ReleaseTargetServiceに追加されていませんでした。 2) エンジンがTSANDSに「エラーログ」および「データセットのスキップ」を要求 すると、ファイルエラーが発生していました。変換されるべきではない名前が変換 されていたことが原因です。この問題は、TSANDS.NLMにリテラルな文字列を追加す ることによって修正されました。 3)「ペアレント/チャイルドの上書き」オプションを「NO」に設定しても、クラス タイプが「unknown」のオブジェクトを上書きで復元する機能が追加されました。 SMDR.NLM: /dev/nspx2のt_openを削除しました。これは、旧バージョンのSPXS.NLMで失敗し ていました。標準nspxデバイスが代わりに使用されます。94/3/2より日付の古い SPXSとともにSMDRをロードすると、サーバがハングしたり、アベンドすることがあ ります。 SBACKUP.NLM(4.1J用): 次の新機能が追加されています。 1) テープからログファイルを再作成できるようになりました。この機能は、ログ /エラーファイル管理メニューの[セッションファイルの作成]で実行できます。 2) ログファイルの中の文字列を検索できるようになりました。この機能は、ログ /エラーファイルを表示するときに実行できます。 3) メディアユーティリティを実行する前に、操作を確認できます。 4) バックアップ容量の表示をセッションあたり4.2GBから4.2TBに増加しました。 ●既知の障害事項 TSA410.NLM: リストア時のオプションに [圧縮ファイル解凍ファイルとしてバックアップ] のオプションが ありますが、このオプションは機能しません。 SBACKUP.NLM(for 3.12J): Netware 3.12JからNetWare 4.1Jのボリュームをバックアップする時、[削除する 前にファイルを即パージとしてフラグします] のオプションがありますが、このオプショ ンは機能しません。 TAPEDAI.DSK,ASPITP3X.DSK: NetWare 3.12Jサーバで、ライトプロテクトされた状態のテープが挿入されている 時に、TAPEDAI.DSKまたはASPITP3X.DSKをロードした場合、サーバがアベンドするこ とがあります。TAPEDAI.DSKまたはASPITP3X.DSKをロードする際には、テープがライ トプロテクトされていないことをご確認ください。なお、この障害は平成8年5月 以降にリリースされる、NetWare 3.12J用サーバパッチで修正される予定です。 ●ファイル一覧 ..\ LICENSE.SMS 4,136 96-03-14 17:43 SBACKJ5.TXT (このファイル) ..\312J\ A3112.NLM 16,446 95-10-31 8:26 AFTER311.NLM 14,952 95-10-31 8:25 ASPITP3X.DSK 34,110 95-04-14 19:12 DIBIDAI.NLM 17,315 94-01-12 9:05 NOVADIBI.NLM 17,119 92-03-31 12:08 SBACKUP.NLM 179,942 95-03-28 17:57 SMDR.NLM 56,147 95-10-30 21:14 TSA312.NLM 132,200 95-10-31 21:22 ..\312J\NLS\9\ TSA312.MSG 9,296 96-02-15 9:34 TSADOS.MSG 9,296 96-02-15 9:34 ..\41J\ ASPITP4X.DDI 3,255 95-03-12 16:24 ASPITP4X.DSK 36,647 95-04-14 19:12 SBACKUP.NLM 250,536 96-02-05 14:28 SMDR.NLM 56,591 95-10-30 21:14 SMSDI.NLM 134,760 95-08-10 11:14 TSA410.NLM 134,158 95-10-31 21:21 TSANDS.NLM 78,722 95-11-03 15:07 ..\41J\NLS\4\ SBACKUP.MSG 21,105 95-08-02 10:15 SMDR.MSG 2,901 95-08-01 17:18 SMSDI.MSG 8,668 95-08-10 11:14 TSA410.MSG 11,244 95-10-30 21:28 TSADOS.MSG 11,244 95-10-30 21:28 TSANDS.MSG 12,196 95-02-07 17:00 ..\41J\NLS\9 SBACKUP.MSG 18,422 96-02-13 10:10 SMDR.MSG 2,458 96-02-05 15:46 SMSDI.MSG 7,695 96-02-07 10:58 TSA410.MSG 9,296 96-02-15 9:34 TSADOS.MSG 9,296 96-02-15 9:34 TSANDS.MSG 10,375 95-03-23 16:40 ..\COMMON TAPEDAI.DDI 1,154 95-03-18 16:23 TAPEDAI.DSK 33,997 94-10-03 8:33 TSADOS.NLM 86,189 95-08-01 18:27 TSAPROXY.NLM 10,088 95-01-05 15:52 WSMAN.NLM 14,001 95-08-02 9:37 ..\DOS\DOSV\ TSASMS.COM 20,177 95-08-02 6:46 ..\DOS\FMR\ TSASMS.COM 20,111 95-08-02 6:47 ..\DOS\PC98\ TSASMS.COM 20,258 95-08-02 6:47 ..\OS2\ TSAOS2.EXE 88,576 95-08-02 7:30 ..\OS2\NLS\ENGLISH\ TSAOS2.HLP 2,175 93-01-22 9:46 TSARC.DLL 17,408 95-08-02 8:43 ..\OS2\NLS\NIHONGO TSAOS2.HLP 2,355 95-01-13 2:52 TSARC.DLL 17,408 96-02-07 8:48 ●インストール方法 1. \COMMON ディレクトリにあるファイルを3.1Jおよび4.1JサーバのSYS:SYSTEMデ ィレクトリにコピーします。 ※ コピーを実行する時に同じ名前を持つ既存ファイルが存在する場合、そのフ ァイルのフラグにRWが設定されていなければなりません (必要であれば既存フ ァイルをリネームするか別の場所に移動しておいてください)。 2. <3.12J サーバの場合> \312J ディレクトリのフィイルを、SYS:SYSTEM ディレクトリにコピーします。 \312J\NLS\9 ディレクトリのファイルを、SYS:SYSTEM\NLS\9ディレクトリにコ ピーします。 <4.Xサーバの場合> \41J ディレクトリのファイルを、SYS:SYSTEM ディレクトリにコピーします。 \41J\NLS\4 ディレクトリのファイルをSYS:SYSTEM\NLS\4 ディレクトリに、また \41J\NLS\9 ディレクトリのファイルをSYS:SYSTEM\NLS\9 ディレクトリにコピー します。 2. \DOS\DOSV ディレクトリのファイルを、バックアップ対象のDOS/V、JDOS、AX、 J-3100ワークステーションにコピーします。また、\DOS\FMR ディレクトリのファ イルをFMRワークステーションに、\DOS\PC98 ディレクトリのファイルをPC98ワー クステーションにそれぞれコピーします。 3. \OS2 ディレクトリにあるファイルと、使用する言語のサブディレクトリにある ファイルを、バックアップ対象のOS2ワークステーションにすべてコピーしてくだ さい。 **注意** このダウンロードファイルにあるすべてのNLMは、SYS:SYSTEMからのみロードして ください。また、サーバのサーチパス上に同じ名前の古いファイルが存在しないこ とを確認してください。GPPEアベンドや、メッセージファイルの不整合を示すエラ ーが発生することがあります。 SFT III NetWare 4.1J SFT III を使用している場合は、SBACKUP.NLMとTSAxxx.NLMは共に MSengineにロードします。TAPEDAI.DSKまたはASPITP4X.DSKとHBAドライバは IOengineにロードします。 ●モジュールの依存性 SMSは、次に示すモジュールと依存関係があります。これらのモジュールはリスト に記載されているバージョン(またはそれ以上)にアップグレードしてください。こ れらファイルのリリース済みバージョンは、NIFTY-Serve または PC-VAN の NetWire J Novell Station データライブラリ1番にアップロードされています。 3.12J AFTER311.NLM 95-10-31 (本キット) A3122.NLM 95-10-31 (本キット) CLIB.NLM 94-10-27 (LIBUPJ3.EXE) SPXS.NLM 94-05-17 (LIBUPJ3.EXE) STREAMS.NLM 93-07-20 (LIBUPJ3.EXE) TLI.NLM 93-09-14 (LIBUPJ3.EXE)) 4.1J CLIB.NLM 95-03-07 (NetWare 4.1J 製品) SPXS.NLM 95-01-27 (NetWare 4.1J 製品) STREAMS.NLM 95-01-27 (NetWare 4.1J 製品) TLI.NLM 95-01-30 (NetWare 4.1J 製品) DSAPI.NLM 94-10-18 (NetWare 4.1J 製品) TLI関連の問題 4.1Jサーバと3.12Jサーバが混在するネットワーク環境では、バックアップや復元 を実行するときに、4.1JサーバのSPXパラメータを調節する必要があります。 SPXCONF.NLMを使用し、4.1JサーバのSPXパラメータを次のように変更してください。 SPX watchdog abort timeout 540 SPX watchdog verify timeout 110 SPX ack wait timeout 1500 SPX default retry count 50 Maximum concurrent SPX sessions 1000 ** 注意 ** 現在、SBACKUPはバックアップされたデータに対して、READ-AFTER-WRITE検査を実 行しません。万が一のハードウェアなどの障害によってデータが復元できなくなる ことを防ぐため、バックアップされたデータの一部を復元し、バックアップデータ が正常にメディアに書き込まれているかを確認してください。この検査は、作成す るバックアップセットすべてに対して行ってください。また、バックアップ手順の 正規ステップとして、この検査を組み込むことをお勧めします。 ●TAPEDAI と DIBIDAI ファイルの説明 TAPEDAI.DSK TAPEDAI.DSK は、特定のテープデバイスを制御するために作成された、NetWare デ バイスドライバです。3.12Jサーバでは、TAPEDAI.DSKはDIBIDAI.NLMと共に使用され ます。4.1JサーバではDIBIDAI.NLMは必要ありません。 DIBIDAI.NLMは、SBACKUP.NLMにDIBIインタフェースを提供します(3.12Jのみ)。 DIBIDAI.NLMはDIBIリクエストをNetWare DAIコールに変換します。その結果、 ディスクサービスを得るためにNetWareが使用するのと同じIOリクエストメカニ ズムで、デバイスドライバコールがTAPEDAI.DSKに渡されます。 TAPEDAI.DSKは、SBACKUPをロードする前にロードしなければなりません。 TAPEDAI.DSKを頻繁に使用する場合、STARTUP.NCFからロードすることができます。 ●TAPEDAI.DSKでサポートされるテープデバイス メーカ/製品 ARCHIVEAnaconda ARCHIVEPython ARCHIVEViper 2525 CIPHER T826 (half inch - 2.6 Gig) CIPHER T860 (half inch - 6 Gig) DEC ARDAT TLZ06 EXABYTEEXB-8500 HP HP35450A HP HP35470A* HP HP35480A* HP C1553A (DDS2, 4mm DAT magazine) HP C1533A (DDS2, 4mm DAT) TANDBERG TDC 3800 TANDBERG TDC 4100 TANDBERG TDC 4200 WANGDAT1300 WANGDAT3200 WANGTEK5150 WANGTEK5525ES WANGTEK6130 WANGTEKWANGTEK_6130_HS * HP35470A および HP35480A では、SCSI Valid Bit がcrossing Early Warning に設定されるようにディップスイッチを設定しなければなりません。これを行わな い場合、テープにまたがるセッションは信頼性がなくなります。スイッチが正しく 設定されているかどうかを調べるために、複数のテープにまたがったバックアップ と復元をテストしてください。実際にテープにまたがってバックアップされたファ イル一つをテストしてください。 *********************************** ノベル株式会社及び米国Novell, Inc.(以下総称してノベルという)は、お客 様と別途契約書等の書面にて取り決めを行わない限り、お客様に対して、ノベ ルのソフトウェアについていかなる表明も保証も行いません。特に、ノベルは 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