+-------------------------------------------------------------+ | MS-DOS 6.2,PC-DOS 6.3 以降対応LSPマネージャ | +-------------------------------------------------------------+  DOS環境におけるLSPのインストール方法について説明します。  このインストールに際して下記の条件が必要です。 a.)OSバージョンがMS-DOS 6.2以降またはPC-DOS 6.3(DOS/V機)以降 b.)LANカードにODIドライバが付属していること c.)DOS付属のEXPAND.EXEがDOSディレクトリに存在すること d.)Windows95のDOSモードでの使用は動作保証できません。 +--------------------------------------+ |DOS版LSPマネージャのインストール| +--------------------------------------+  1. LANボードをパソコンに取り付け、MS-DOSを起動してください。このときできるだけ ODIドライバをAUTOEXEC.BAT に記述してパソコンを再起動しておいてください。 2. LSPユーティリティをフロッピードライブに入れ、カレントドライブをフロッピードライブの\(ルートディレクトリ) にします。 DOS/V機の場合: C>A:[Enter] A>CD \[Enter] NEC機の場合(Bドライブがフロッピードライブの場合): A>B:[Return] B>CD \[Return] 3. インストーラを起動します。 DOS/V機の場合 A>INSTDOSV[Enter] NEC機の場合 B>INST98[Return] 4. インストーラが起動すると起動ドライブの入力を要求してきますので起動ド゙ライブを入力 してください。 5. ODIドライバの記述がAUTOEXEC.BATにない場合(又は検出できない場合)は、 LANボードメーカについて問い合わせがあります。 @AUTOEXEC.BATでLANカードの検出が出来なかった場合 ●メルコ製LANボード(LGY-AT/98,LCI-AT/98,LPC-T/TS) をお使いの場合 →「1:メルコ製」 ●上記以外のメルコ製のLANボードまたは 他社製のLANボードをお使いの場合→「2:メルコ製以外」 ●LANボードがパソコンに取り付けてない場合→「3:カード無し」 「2:メルコ製以外」を選択すると手順6のインストール先の指定へ移ります。 「3:カード無し」を選択するとインストーラは終了します。パソコンの電源を切って LANボードを取り付けてから、再度インストールしてください。 A メルコ製を選択した場合LANカードの選択画面が表示されます。 使用しているLANボードに対応する番号をを選択してください。 B PnP対応LANカード以外を選択した場合は割り込みレベル(IRQ)およびI/Oポート番号 を入力してください。 割り込みレベル(IRQ) 割り込み番号(INT) 3 ------ 0 5 ------ 1 6 ------ 2 12 ------ 5 6.インストール先の指定をします。 7.インストールを開始します。[Y][Enter]を押してください。 8.「ファイルの複写が完了しました。」と表示されたら、設定ファイルの更新を行いますの で[Y][Enter]を押してください。書き換えを行わない場合は、LSPのインストールした ディレクトリに設定例(CONFIG.LSPおよびAUTOEXEC.LSP)が格納されます。 その場合は、エディッタなどで設定ファイルの更新をする必要があります。  9.「インストールが完了しました。LSPユーティリティをフロッピードライハブから取り出し、設定を 有効にするためにパソコンを再起動してください。 注)手順5で「2:メルコ製以外」を選択した場合は、設定ファイルを書き換える必要があり ます。本文末の「設定ファイルについて」を参照して設定ファイルを変更してください。 +--------------------------+ |LSPマネージャの起動方法| +--------------------------+ DOS上から次のコマンドを入力してLSPマネージャを起動してください。 C>LSP[Enter] +--------------------------+ |LPSマネージャの終了方法| +--------------------------+ [ESC]キーを押すと「LSPマネージャを終了します」と表示されますので、[Enter]を押してください。 +--------------------------+ |LSPマネージャのキー操作| +--------------------------+  LSPマネージャのキー操作は以下の通りです。(括弧内はNEC機の場合) 1.画面切り替えキー [F1] (f.1) 出力先選択画面にする [F2] (f.2) LSP接続画面にする [F3] (f.3) リネーム画面にする [F4] (f.4) パラメータ設定画面にする 2.操作キー [Enter] (Retrun)設定値変更 [ESC] ([ESC]) LSPマネージャ終了(または再検索の中止) [Del] ([DEL]) 削除 [Ctrl]+[U] アンドゥ [F10] (f.10) LSPを再検索する [↑] カーソル上移動 [↓] カーソル下移動 [←] カーソル左移動 [→] カーソル右移動 +--------------------------+ |LSPマネージャの使用方法| +--------------------------+ 1.出力先変更  まず、LSPマネージャを起動すると、出力先選択の画面が表示されます。  出力先選択の画面では、以下のことが設定できます。 ・出力先LSPの選択 ・ローカルプリンタ/リモートプリンタの切り替え ※出力先LSPの設定は必ずしておく必要があります。 @出力先LSPを選択する場合 出力先LSPの所へカーソルを持っていき、[Enter]キーを押してください。 Aローカルプリンタ/リモートプリンタの切り替えをする場合 ●出力先をLSPからローカルプリンタに変更する場合  「LOCAL PRINTER」の所へカーソルを持っていき、[Enter]キーを押してください。 ●出力先をローカルプリンタからLSPに変更する場合  「REMOTE PRINTER」の所にカーソルを持っていき、[Enter]キーを押してください。  そこで、接続可能なLSPが表示されるので、出力LSPの所へカーソルを持っていき [Enter]キーを押してください。 2.LSP接続設定 [F2]キーを押すと「LSP接続設定」の画面になります。 ●[↑][↓][←][→]キーを押して、「送信機」ウィンドウの中の送信機LSPにカーソルを あわせて[Enter]キーを押してください。送信機LSPが選択されます。 ●[↑][↓][←][→]キーを押して、「受信機」ウィンドウの中の受信機LSPにカーソルを あわせて[Enter]キーを押してください。受信機LSPが選択されます。 選択後、「******の接続先を++++++から######に変更します」と表示されますので、 [Enter]キーを押してください。 LSPの接続状況が「プリントサーバ接続状況」のウィンドウに表示されますので確認してくださ い。 3.リネーム [F3]キーを押すとリネーム画面になります。 @[↑][↓][←][→]キーを使い、名前を変更したいLSPにカーソルに合わせてください。 A[Enter]キーを押すと入力窓が表示されるので、名前を入力してください。 B「******から++++++に変更します」と表示されるので、[Enter]キーを押してくだ さい。画面で名前が変更されたことを確認します。 4.設定 [F4]キーを押すと、設定画面になります。 [↑][↓]キーにより変更したい項目にカーソルを移動して、[←][→]キーで設定を変更して ください。 +--------------------------------+ |LSPマネージャが起動しない場合| +--------------------------------+ 同じネットワーク内でLSPマネージャ(DOS版、Windows版ともに)は複数同時に起動できません。もし、LSPマネージャが他のパソコンから起動してないのにLSPが起動しない場合は、LSPと接続しているパソコンからDOSのコマンドラインで「LSPCAN.EXE」を実行してください。 +--------------------+ |設定ファイルについて| +--------------------+ LSPマネージャのインストール手順5で「2:メルコ製以外」を選択した場合、「NET.CFG」および「AUTOEXEC.BAT」などの設定ファイルを変更する必要があります。*印の箇所をエディッタなどで変更してください。変更後パソコンを再起動してください。 ●NET.CFG(LSPをインストールしたディレクトリ) Link Driver ***** *****はODI ドライバ名 IRQ * *はLANボードの割り込み番号 PORT * *はLANボードのI/Oポートアドレス ETHERNET FRAME_802.3 ETHERNET FRAME_802.2 802.3、802.2どちらか記述してください ETHERNET FRAME_II 802.2/802.3の後でなければいけません PROTOCOL MEL 5053 ETHERNET_II TCP/IPを使用する場合に必要 ※ IRQ, PORTは PnP 対応のLANカードでは必要ありません。 ※ NET.CFG は 起動した LSL.COM が存在するのディレクトリ、もし存在しない 場合は環境パスに従って検索を行い読み込まれます。LSL.COMが起動した後、 メッセージが表示されこの時に、読み込まれた NET.CFG のディレクトリが表示され ます。正しく起動しない場合は、読み込まれた NET.CFG を 変更してみてください。 ●AUTOEXEC.BAT LSL.COM ****.COM ****.COMはODIドライバ名 LSPODI.COM <ドライブ名>:\LSP ←MS-DOS上のみで使う場合 LSPODI.COM <ドライブ名>:\WINDOWS ←Windows3.1およびMS-DOS上で使う場合 ※LSPODI.COMの記述 LSPODI.COM <ドライブ名>:\ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。 ・本製品に添付されている"LSL.com"及び"IPXODI.com"の著作権は、Novell,Incに帰属します。 ・MS-DOS、Windowsは米国Microsoft社の登録商標です。                                株式会社 メルコ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−