+--------------------------------------------------------+ | Windows95対応16ビットODI版LSPマネージャのインストール | +--------------------------------------------------------+  Windows95におけるインストール方法について説明します。  このインストールに際して下記の条件が必要です。 a.)パソコンにWindows95がインストールされていることが必要です。 b.)LANカード(Melco製)が実装されて、Win95に正常に設定されていることが必要です。 c.)LGY-VI,LCI-100VGには対応していません。 d.)PCMCIA LANカード をお使いの方は、以下の場合ではインストールできません。 @DOS版16ビット ソケットサービス/カードサービスが存在しないノートパソコン ALPC-Tシリーズ以外のPCMCIA用LANアダプタをご使用の場合 B16ビットODIを持っていない方 (Win95プリインストールモデルは存在しないことが多い) CFUJITSU FMV,IBM ThinkPad,TOSHIBA DynaBook,NEC 98NOTE以外のノートパソコン +----------------+ |インストール手順| +----------------+ 1.パソコンのフロッピーディスクにWin95用LSPマネージャのインストールディスクを挿入します。  エクスプローラにて、インストールディスク(ルートディレクトリ)にある「LSPset95.exe」をダブルクリックして 実行します。 「LSP Managerをセットアップします。」と表示されたら「継続」をクリックします。 2.インストール先のディレクトリを指定します。 (デフォルトでは、Windows95がインストールされているドライブの「\LSP」になります。 このままでよければ、「継続」をクリックします。 3.自動的に、「エンハンスモード(32ビットまたは16ビットNDIS」ドライバから、「16ビットODI」 ドライバに変更します。このときWindows95に必要なファイルがありますので、 CD-ROMあるいは、指定されたフロッピーを挿入して「継続」をクリックして ください。 4.Win95のプラグ&プレイ機能によりLANカードの選択は必要ありません。 5.自動でIRQ(割り込みレベル)とI/Oポートアドレスを設定しますので、設定の必要は ありません。 6.「インストールは終了しました。」と表示されたら「OK」ボタンをクリックして、 インストールを終了します。 ・これまで、使っていたCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATは、それぞれ以下のように書き 換えられます。 CONFIG.SYS  => CONFIG.LSP AUTOEXEC.BAT => AUTOEXEC.LSP 7.インストールが完了したら、Windows95を終了して、パソコンをリセットしてください。 +---------------------+ |Windows95の再起動方法| +---------------------+ タスクバーの「スタート」をクリックし、「Windowsの終了」を選択します。 「コンピュータを再起動する」を選択し、「はい」をクリックします。 +----------------------+ |トラブルシューティング| +----------------------+ A.2重でインストールした場合 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  2重でインストールしても設定が2重で設定されることはなく問題ありません。 B.他社製のLANカードを使用している場合 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ・他社製のLANカードに付属の「リアルモード(16ビット)ODIドライバ」が必要です。 (Windows95のネットワーク内のLANカードのプロパティで16ビットODIドライバに変更する事が 可能なもの) B-1.LANカードを実装し、Win95を起動。 B-2.LSPインストーラを実行し、LSPユーティリティをインストールします。 B-3.コントロールパネルのネットワークにて、「リアルモード(16ビット)ODIドライバ」を設定します。 B-4.Win95に付属の"メモ帳"または"ワードパッド"により、Autoexec.batを 変更します。 ex.A:\LSP\???.COM => a:\Windows\XXX.COM (???.COM はインストールされているドライバによって異なります。) (XXX.COM はLANボード付属のODIドライバです。) ●NET.CFG(LSPをインストールしたディレクトリ) Link Driver ***** *****はODI ドライバ名 IRQ * *はLANボードの割り込み番号 PORT * *はLANボードのI/Oポートアドレス ETHERNET FRAME_802.3 ETHERNET FRAME_802.2 802.3、802.2どちらか記述してください ETHERNET FRAME_II 802.2/802.3の後でなければいけません PROTOCOL MEL 5053 ETHERNET_II TCP/IPを使用する場合に必要 ※ IRQ, PORTは PnP 対応のLANカードでは必要ありません。 ※ NET.CFG は 起動した LSL.COM が存在するのディレクトリ、もし存在しない 場合は環境パスに従って検索を行い読み込まれます。LSL.COMが起動した後、 メッセージが表示されこの時に、読み込まれた NET.CFG のディレクトリが表示され ます。正しく起動しない場合は、読み込まれた NET.CFG を 変更してみてください。 ●AUTOEXEC.BAT LSL.COM ****.COM ****.COMはODIドライバ名 LSPODI.COM <ドライブ名>:\LSP ←MS-DOS上のみで使う場合 LSPODI.COM <ドライブ名>:\WINDOWS ←Windows3.1およびMS-DOS上で 使う場合 ※LSPODI.COMの記述 LSPODI.COM <ドライブ名>:\ C.「16ビットソケットサービスをインストール後再度LSPインストーラを起動してください」と表示された場合。(弊社製LANカードLPC-T等をお使いの場合) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以下の手順で16ビットソケットサービスおよび16ビットODIをインストールしてください。 @使用しているパソコンの確認をしてください。以下の場合はWin95にLSPを  インストールできません。 ●DOS版16ビット ソケットサービス/カードサービスが存在しないノートパソコン (Win95プリインストールモデルは存在しないことが多い) ●LPC-Tシリーズ以外のPCMCIA用LANアダプタをご使用の場合 ●16ビットODIを持っていない方 ●FUJITSU FMV,IBM ThinkPad,TOSHIBA DynaBook,NEC 98NOTE以外の          ノートパソコン A実行中のLSPインストーラを終了し、CONFIG.SYSの内容を確認してください。 このとき、16ビット ソケットサービス/カードサービスの記述がされている場合は、 その記述がされている行を削除してください。(REM行も削除してください) BLPC-Tハードウェアマニュアル P.6 〜 P.12の「3. ソケットサービス/カードサービスドライバを 参照して、DOSプロンプトからソケット/カードサービスドライバの記述をCONFIG.SYSに 追加してください。この時、再起動およびリセット等をしないでください。 C本インストールの手順のはじめからLSPマネージャをインストールしてください。 D.LSPユーティリティをアンインストールしたい場合 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ フロッピィに付属の"LSPUNS95.EXE"を実行してください。 ただし、LANドライバはODIのままです。また、CONFIG.SYS及びAUTOEXEC.BATは、 元に戻りますが、ユーティリティ自身はHDD内に 残ります。 (PCMCIA LANカードを使用した場合16ビットソケットサービス/カードサービスがCONFIG.SYS に残ります。) E.CONFIG.SYSが無くなってしまった場合(PC-98ノート使用の場合) PC-98ノートでソケットサービスを変更すると、CONFIG.SYSの内容がなくなる場合があります。この場合、元のCONFIG.SYSはWin95の「デスクトップ」にテンポラリファイル(ファイル名は不明)として移動しています。以下の手順により、CONFIG.SYSを差し替えてください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ @[スタート]-[プログラム]-[エクスプローラ]を選択して、エクスプローラを起動してください。 A起動ドライブのルートディレクトリ(例ではA:\)にある CONFIG.SYS ファイルを選択して、 [DEL]キーを押してください。CONFIG.SYSファイルが削除されます。 Bエクスプローラの[デスクトップ]の下に1つだけファイルがあります。そのファイルを起動 ドライブのルートディレクトリに移動してください。(移動方法はWin95に付属のマニュアルを 参照してください。) C移動したファイルを選択した後、[ファイル]-[名前の変更]でファイル名を"CONFIG.SYS" に変更してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。 ・本製品に添付されている"LSL.com"及び"IPXODI.com"の著作権は、Novell,Incに帰属します。 ・Windowsは米国Microsoft社の登録商標です。                                株式会社 メルコ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−