************************************************************************** GA−968Vx/PCI Windows3.1ドライバ Ver1.21 Copyright (C) 1995-96 I-O DATA DEVICE,INC. ************************************************************************** このたびは、グラフィックアクセラレータボード GA−968Vx/PCI を ご利用いただきまして誠にありがとうございます。 このファイル内容をよく読んでからご使用ください。 ●ボードの概要 GA−968V2/PCIは2MB、GA−968V4/PCIは4MB のVRAMと、64ビットグラフィックアクセラレータエンジン機能と動 画再生を高速に処理するビデオアクセラレータエンジン機能をもっている S3社製Vision968搭載しています。 したがって、従来のDRAM搭載アクセラレータより高速です。 ●インストール方法 ・日本語Windows 3.1 日本語DOS上から、このディスクの GASETUP.EXEを起動してください。対 話形式のメッセージにしたがって、ドライバのインストールを行なってくだ さい。 ・英語Windows 3.1 VGAモードでWindowsを立ちあげ、このディスクの SETUP.EXEを実行してくだ さい。 ・Windows NT 3.5 WINNT35 ディレクトリのREADME.TXTをお読みください。 ・Windows 95 WIN95 ディレクトリのREADME.TXTをお読みください。 ●このディスクの内容 <\> Windows3.1ドライバディレクトリ SETUP EXE GA-968Vx/PCI サポートソフトインストーラ Windows版 GASETUP EXE GA-968Vx/PCI サポートソフトインストーラ 日本語DOS版 INSTALL BAT GA-968Vx/PCI サポートソフトインストーラ 日本語DOS版 README TXT このファイル S3UTIL CP_ アクセラユーティリティII(コントロールパネル) S3UTIL HLP アクセラユーティリティIIヘルプ OEMSETUP MS インストール情報ファイル (マイクロソフト版Windows用) OEMSETUP IBM インストール情報ファイル (IBM版Windows用) S3_68_08 DR_ 256色ディスプレイドライバ S3_68_16 DR_ 65536色ディスプレイドライバ S3_68_32 DR_ 1677万色ディスプレイドライバ S3CTRL EX_ ディスプレイエフェクト S3CTRL INI ディスプレイエフェクト情報ファイル S3CTRL HLP ディスプレイエフェクトヘルプファイル S3CTLLIB DL_ ディスプレイエフェクトライブラリ SCANMODE EXE VGAリフレッシュレート変更プログラム S3_68VDD 38_ 仮想ディスプレイドライバ (VDD) S3_68VGA 3G_ 386グラバ GA968 INF インスト−ル情報ファイル(Windows95用) Windows 3.1(英語版)ディレクトリ S3CTRL EX_ ディスプレイエフェクト (英語版Windows用) S3CTRL HLP ディスプレイエフェクトヘルプファイル (英語版Windows用) S3CTRL INI ディスプレイエフェクト情報ファイル (英語版Windows用) S3UTIL CP_ アクセラユーティリティII(英語版Windows用) S3UTIL HLP アクセラユーティリティIIヘルプ (英語版Windows用) S3CTLIB DL_ ディスプレイエフェクト (英語版Windows用) S3_68VGA 3G_ 386グラバ (英語版Windows用) OEMS3_68 INF インストール情報ファイル (英語版Windows用) USSETUP EXE GA-968Vx/PCI サポートソフトインストーラ (英語版Windows用) Windows3.5ドライバディレクトリ GA968V DLL ディスプレイドライバ GA968V SYS ポートドライバ OEMSETUP INF インストール情報ファイル README TXT 注意事項 Windows95ドライバディレクトリ GA968 DRV ディスプレイドライバ S3CTRL EXE ディスプレイエフェクト95 S3CTLLIB DLL ディスプレイエフェクト95 ライブラリ S3CTRL HLP ディスプレイエフェクト95 ヘルプ S3CTRL INI ディスプレイエフェクト95 INIファイル S3UTIL DLL アクセラユーティリティ ライブラリ S3UTIL HLP アクセラユーティリティ ヘルプ GA968 INF インスト−ル情報ファイル EXTMON INF 拡張モニター情報ファイル GA968 VXD ミニVDD DDA64V32 DLL DirectDraw HAL 32Bit DDA64V16 DLL DirectDraw HAL 16Bit README TXT 注意事項 ●アクセラユーティリティII(S3UTIL.CP_) Windows3.1のコントロールパネルにアクセラユーティリティIIが登録されます。 このユーティリティにより、解像度・色数・システムフォントのサイズを変更 する事ができます。 解像度のみを変更する場合、変更ボタンで瞬時に切り替わります。 色数・システムフォントのサイズを変更する場合、Windowsは再起動となります。 使用するアプリケーションによっては解像度瞬時変更に対応できないものがあ ります。この場合アプリケーションを一度終了して再度起動してください。 (例) AfterDark MS-KANJIインターフェース Microsoft Word Video for Windows1.1E ●ディスプレイエフェクト(S3CTRL.EX_) ディスプレイエフェクトは、インストーラで WIN.INIに自動的に登録されます ので、Windowsを起動するとこのプログラムは自動的に起動されます。 これによりホットキー(SHIFT+CTRL+1〜0) で、ハードウェアズームや、カラー カーソルの設定などをすることができます。 詳しくは、S3CTRL.HLPをご覧ください。 デフォルトのキー操作は以下のようになっています。 1. ディスプレイアジャストの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[1] 2. オートスクロールのON/OFF [CTRL]+[SHIFT]+[2] 3. ハードウェア・ズームイン [CTRL]+[SHIFT]+[3] 4. ハードウェア・ズームアウト [CTRL]+[SHIFT]+[4] 5. カラーカーソルの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[5] 6. スクロールストップのON/OFF [CTRL]+[SHIFT]+[6] 7. キースクロール(左) [CTRL]+[SHIFT]+[LEFT] 8. キースクロール(上) [CTRL]+[SHIFT]+[UP] 9. キースクロール(右) [CTRL]+[SHIFT]+[RIGHT] 10. キースクロール(下) [CTRL]+[SHIFT]+[DOWN] 11. カラー補正の起動 [CTRL]+[SHIFT]+[7] 12. スローモーションモードの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[8] 13. MPCモードのON/OFF [CTRL]+[SHIFT]+[9] 14. アクセラユーティリティIIの起動 [CTRL]+[SHIFT]+[0] 15. ディスプレイエフェクトのメインウィンドウとアイコンの切替 [CTRL]+[SHIFT]+[-] LEFT,UP,RIGHT,DOWNは、カーソルキーのことです。 ●ディスプレイ省電力モード(DPMS) DPMS対応ディスプレイをご使用の場合は、ディスプレイエフェクトの DPMS設定メニューにより、DPMSの設定ができます。 DPMS(Display Power Management Signaling)とは、一定時間キーや マウス操作をしなかった場合に、ディスプレイが省電力モードに移行する ように、ディスプレイに信号を送ることでVESAによって規格化されて います。 省電力モードには、スタンバイ・サスペンド・オフの3つのモードがあり それぞれが必要とする消費電力と省電力モードからの復帰に要する時間に は次の関係があります。 消費電力 スタンバイ > サスペンド > オフ 復帰時間 スタンバイ < サスペンド < オフ DPMS未対応ディスプレイで、サスペンド・オフを設定すると、画面の 同期ずれを起こしますので、ご注意ください。DOSプロンプトフルスク リーンモードでは、DPMSは動作しません。 ●DCI(Display Control Interface) GA-968Vx/PCIはハードウェアでDCI機能を持ち動画のウィンドウをハードウ ェアで拡大表示を行います。これにより、Windows3.1で動画(AVI,MPEG)を高速 に表示することができます。 動画の表示中はディスプレイエフェクトによる解像度変更機能は使えません。 ●SYSTEM.INIについて SYSTEM.INIの[S3_68]セクションの説明 (英語のスペルの大文字・小文字の区別はありません。) Resolution=xx 解像度の番号の指定 1 640x480 60Hz 2 640x480 72Hz 3 640x480 75Hz 4 640x480 100Hz 5 800x600 56Hz 6 800x600 60Hz 7 800x600 75Hz 8 800x600 100Hz 9 1024x768 86Hz i 10 1024x768 60Hz 11 1024x768 70Hz 12 1024x768 75Hz 13 1024x768 100Hz 14 1152x864 60Hz 15 1152x864 70Hz 16 1152x864 80Hz 17 1280x1204 93Hz i 18 1280x1024 60Hz 19 1280x1024 75Hz 21 reserve 22 reserve 23 1600x1200 98Hz i 24 1600x1200 60Hz 25 1600x1200 63Hz 26 reserve 27 2048x1536 87Hz i BigScreen=xx/Yes/No ビッグスクリーン(デスクトップ)サイズの指定 xx 解像度の番号(上記の番号) Yes 最大のサイズにする No ビッグスクリーンを使用しない dpi=xx システムフォントサイズに従ったDPI値 96 12/16ドットフォント (デフォルト) 120 20/24ドットフォント MCLK=+x/-x メモリクロック(MCLK)の周波数補正で符号付16 進数1桁の数値で指定するMCLKを上げると描画が 速くなりますが、上げすぎると、画面にゴミが出 たり、暴走の原因になります。パソコン本体によ っても上限値は変わります。 FontSize=12/16/20/24 システムフォントのサイズ 16 (デフォルト) Bold=Yes/No ボルドフォントの太さ Yes 太く(GDIで処理をする) No 標準 (デフォルト) アプリケーションによっては太いボルドフォント を前提に作られていることがあり、ボルドフォン トを使用するとカーソルと文字がずれることがあ ります。この場合は "BOLD=Yes" を設定してくだ さい。 DCI=Yes/No DCIのサポート Yes サポートする (デフォルト) No サポートしない ShiftZoom=Yes/No シフトキーを押しながら、マウスカーソルを画面 の左上に持っていくと、ハードウェアズームを行 います。 ShiftZoom = No の場合ズームはされま せん。 Yes 行う No 行わない (デフォルト) FastDraw=Yes/No RoundRect,Rectangle,Pie,Chord,Arc,Ellipse, Polygonのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない Rectangle=Yes/No Rectangleのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない VisualBasic を使用したアプリケーションの一部 では、GDIリソース が開放されないことがありま す。この場合 No にしてください。 Polygon=Yes/No Polygonのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない Ellipse=Yes/No Ellipseのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない RoundRect=Yes/No RoundRectのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない ArcChordPie=Yes/No Arc,Chord,Pieのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない ●トラブルシューティング 1. Windowsが立ち上がらない ・SYSTEM.INIの以下の行を確認してください。 [Boot] セクション 386grabber=S3_68VGA.3GR display.drv=S3_68_08.DRV [386Enh] セクション display=S3_68VDD.386 device=vddd.386 (マイクロソフト版の場合) [DispatchGrabber] セクション EnableDispatch=1 (マイクロソフト版の場合) ・IBM製Windowsの場合、モノクロのVRAMをUMBに設定(CONFIG.SYSの EMM386.EXEのオプションに、I=B000-B7FFをつける。QEMM386.SYSを使用の 場合はオプションにST:Mを指定)すると動作しないので、モノクロのVRAM をUMBに使用しないでください。 EMM386.EXEの場合 I=B000-B7FFの指定をやめる。 VMM386.EXEの場合 /U=B0-B7の指定をやめる。 QEMM386.SYSの場合 ST:Mの指定をやめる。 ・CONFIG.SYS のEMM386.EXEにhighscanオプションをつけた場合PCIのBIOSと UMBのアドレスが重なりWindowsが起動しない事があります。この場合は EMM386.EXEにhighscanオプションをつけないでください。 2.IBM製WindowsでサポートソフトのSETUP.EXEを実行して、うまくインスト ールできない DOSからGASETUP.EXEを起動してください。 3.アイコンの色が黒くなる プログラムマネージャに多くのアイコンを登録すると、Windows 起動時に プログラムマネージャでUAEが発生したり、アイコンの色が黒くなる場 合が有ります。この現象はシステムリソース(メモリ)が不足している事 が原因です。 ディスプレイドライバの色数を減らしたり、登録アイコンを減らす事で解 決できます。1677万色ドライバの時は、1グループにアイコンは18個ま でしか登録できません。アイコンの色が黒くなったグループにアイコンを 追加すると、UAEが発生しますのでアイコンの追加はしないでください。 4.ペイントブラシ等でカラー印刷ができない 65536色、1677万色ドライバ を組み込むと、ご使用のアプリケーションや プリンタドライバの組み合わせによって、カラー印刷ができないことがあ ります。この場合、256色ドライバ を使用するか、他のアプリケーション (ライト等)にデータを張り付けて印刷してみてくだい。 5.DCI対応なのに動画がスムーズに再生されない。 ・添付の Video for Windows 1.1Eランタイム を組み込んでください。古 いバージョンはDCIに対応していません。 ・動画ファイル(AVI)は Indeo3.1,Indeo3.2,Cinepac 以外の場合は効果は ありません。 ・SYSTEM.INI WIN.INIの設定がまずい可能性があります。以下を確認して ください。 WIN.INI [drawdib] セクション DCIDVA=2 ; なくても良いが DCIDVA=0 はだめ DVA=2 ; なくても良いが DVA=0 はだめ SYSTEM.INI [drivers] セクション vids.draw=udh.dll dci=display [S3_68] セクション dci=Yes ; dci=No の時は DCI未対応になる 6.DOSプロンプトのWindows内表示がおかしい 1677万色ドライバの時はDOSプロンプトの Windows内表示は正しく動作 しません。フルスクリーン表示にするか、色数を減らしてご使用ください。 7.DOSが起動しない 使用するマザーボードの種類によっては、DOSが起動しない症状を起こ す場合があります。 このような場合には弊社サポートセンターに問い合わせてください。 ●BBSでのバージョンアップサービスおよび問い合わせについて 弊社IOS-NETおよびNIFTY-Serveにおいて、サポートソフトウェアの最新バー ジョンの差分ファイルを提供しています。ご自由にダウンロードしてご利用 ください。また問い合わせに 関しても受け付けますので、ご利用ください。 IOS-NET ・アクセス電話番号:0762-34-9811(金沢) 03-5295-6570(東京) 06-368-2291(大阪) 166-77100(VTX網) (300/1200/2400/9600/14400/28800bps MNP5) ・回線数:7 ・漢字,文字コード:S-JIS ・通信速度:300/1200/2400/9600/14400/28800(自動判別) ・通信方式:全二重 ・データビット長:8ビット ・パリティチェック:なし(NONE) ・ストップビット:1ビット ・フロー制御(Xコントロール):行う(XON) ・シフト制御(Sコントロール):行わない(SOFF) ・ゲストID:GUEST 又は IOS00000 ・ゲストパスワード:なし ・ゲスト利用の制限:アクセス時間は30分 NIFTY-Serve ・PCベンダーフォーラムB (GO FPCVB) InterNet URL ・http://www.iodata.co.jp