1995年9月24日 このREADMEファイルでは、CD400のWindowsNTドライバーをインストールする 手順と、CD400を使ってWindowsNTをインストールする手順について説明します。 CD400SでもCDROMドライブとしてのみWindowsNTで使用することができます。 この場合CD400Sのサウンド機能は使用できません。 注:WindowsNTはPC-Cardのホットプラグ(PCの電源を入れたままでのPC-Card の挿入)をサポートしていません。CD400使用時には、CD400をPCMCIAソケットに 接続し、CD400の電源をオンにしてから、WindowsNTを起動してください。 CD400のWindowsNTドライバーをインストールする手順 ------------------------------------------------ NT3.51の場合: メインにあるWindowsNT セットアップを実行し、「設定」から 「SCSI アダプタの追加と削除」を選択します。追加ボタン を押し、確認に対してOKボタンを押します。アダプタのリストから 「その他(ハードウェアメーカーのディスクが必要です)」を選択します。 NT4.0の場合: WindowsNT4.0 Beta2はサポートしません。 My Computer/Control Panel内のSCSI Adaptersを実行し、Driverタグから Addボタンを押します。 Have Diskボタンを押します。 CD400セットアップディスケット(NT用)をフロッピーディスクドライブに セットしてインストールを続行します。インストール完了後、システムを 再起動すればCD400が使用可能になります。 CD400を使ってWindowsNTをインストールする手順 -------------------------------------------- 用意するもの: a) NTをインストールする先のノートブックPC b) CD400もしくはCD400S c) DOS/VがインストールされているPC。既にターゲットPCにDOS/Vが インストール済みであれば必要ありません。 d) PlayAtWill 3.0 e) フォーマット済みのブランクディスケット。 NT3.51の場合は4枚。 NT4.0の場合は3枚。但しWindowsNT4.0 Beta2はサポートしません。 インストール手順: 1.DOS/Vが動作しているPC上でブートアップディスケットを作成します。既に ターゲットPCにDOSがインストールされていれば、PlayAtWillとCD400のDOS ドライバをインストールして、以下のステップ2から実行してください。 イントールするNTが英語版の場合は以下の2と3は省略し、3のドライバに 関するCONFIG.SYS内の記述を削除してください。 ブートアップディスケット作成手順。 1) 3.5インチディスケットを/Sオプション付きでフォーマットします。 /Sはシステムファイル転送オプションです。 2) 以下のフォントファイルをブートアップディスケットのルートディレ クトリにコピーします。 $JPNHN16.FNT $JPNHN19.FNT $JPNZN16.FNT $SYS1DIC.FNT $JPNHN24.FNT $JPNZN24.FNT $JPNZN12.FNT $JPNHN12.FNT $SYS1Z16.FNT $SYS1Z24.FNT 3) 以下のファイルをDOSディレクトリから ブートアップディスケットの ルートディレクトリにコピーします。 $FONT.SYS $DISP.SYS COUNTRY.SYS 4) 以下のファイルをPlayAtWill DOS/Windows用ディスケットからブート アップディスケットのルートディレクトリにコピーします。すでに PlayAtWillがインストールされているPCがあればそのPCからもコピー できます。 IBMDSS01.SYS (又はSSDPCIC1.SYS) IBMDOSCS.SYS DICRMU01.SYS 5) 以下のファイルをCD400セットアップディスケットからブートアップ ディスケットのルートディレクトリにコピーします。すでにCD400/ CD400S がインストールされているPCがあればそのPCからもコピーする ことができます。 PCMCDSND.SYS MSCDEX.EXE 6) 以下の内容でCONFIG.SYSを作成します。 buffers=20 FILES=50 lastdrive=z COUNTRY=081,932,COUNTRY.SYS SHELL=\COMMAND.COM DEVICE=$FONT.SYS DEVICE=$DISP.SYS DEVICE=IBMDSS01.SYS DEVICE=IBMDOSCS.SYS DEVICE=DICRMU01.SYS /MA=C800-CFFF DEVICE=PCMCDSND.SYS /I:11 /P:240 /D:PCMCD001 PCMCDSND.SYSのオプション /Iと/PはInterruptとI/O Portを示します。 この値はインストール先のPCに応じて調整が必用になる場合があります。 IBMDSS01.SYSの代わりにSSDPCIC1.SYSを使用する場合は、CONFIG.SYSの 記述を変更してください。 7) 以下の内容でAUTOEXEC.BATを作成します。 MSCDEX /D:PCMCD001 2.上記手順で作成したブートアップディスケットでターゲットPCをブート アップします。ターゲットPCにはCD400を接続しておいてください。 3.ブートアップ時にCD400に割り当てられたドライブ名が表示されます。 CD400にNT CDROMをセットし、その\I386ディレクトリにあるWINNT.EXE を実行してください。NTのインストールが開始されます。 4.CDROMからのファイルコピーが完了すると、指示に従ってNTのインストール 時に作成したディスケットでNTを再起動します。このなかで、標準に サポートされいるSCSI アダプター以外のインストールが指定できますが、 ここではCD400のインストールは行ないません。 5.指示にしたがって、Windows NT Setupを起動し、NTの機能設定をします。 6.すべての設定が終わると、NTを再起動します。 7.NT3.51の場合は、再起動してから、メインにあるWindows NT セットアップ を実行し、「設定」から「SCSI アダプタの追加と削除」を選択します。 追加ボタンをし、確認に対してOKボタンを押します。アダプタのリスト から「その他(ハードウェアメーカーのディスクが必要です)」を選択し ます。NT4.0の場合はControl Panel内のSCSI Adapterを実行し、Driver タグからAddボタンを押し、Have Diskを押します。 8.CD400のセットアップディスケットをディスクドライブに入れて、OK ボタンを押します。OEMオプションの選択で「IBM PCMCIA CD-ROM Drive CD-400」と表示されるのを確認しOKボタンをし、ドライバーをコピー します。 9.WindowsNT セットアップを終了し、指示に従って再起動してください。 再起動後、CD400が使用可能になります。