このソフトウェアは、RAIDコントローラ StrageWorks RAID Array 200シリーズの BIOS,ファームウェアのアップグレードプログラムです。 このソフトウェアには以下のものが含まれています。 StrageWorks RAID Array 210 BIOS V1.19 StrageWorks RAID Array 210 ファームウェア V2.16 StrageWorks RAID Array 200 シリーズ DOS用 マネージャユーティリティ StrageWorks RAID Array 200 シリーズ DOS用 ドライバ ● 変更内容 ● 使用上の注意 ● 解凍ファイル ● アップグレードに必要なもの ● ディスケットの作成 ● アップグレードの前に ● 使用方法(RAID コントローラを1枚だけ装着している場合) ● 使用方法(RAID コントローラを複数装着している場合) _ ● 変更内容 このBIOSおよびファームウェアでは、次の点が変更になっています。 -高負荷時に不具合が発生することがある問題の解決 ● 使用上の注意 -このソフトウェアは、RAIDコントローラ StrageWorks RAID Array 200シリーズの BIOSがV1.19およびファームウェアがV2.16より古いものを、BIOS V1.19および ファームウェア V2.16にアップグレードするものです。現在のバージョンは、起動時 の表示を確認してください。 ___________________________________________________________________________ |SWXCR BIOS Version 1.17 <---- BIOSのバージョン |Digital Equipment Corporation | |SWXCR Firmware Version 2.15 <---- ファームウェアのバージョン |SWXCR Memory = 4 Mbytes -BIOSおよびファームウェアのアップグレードを行うには、事前にアップグレード用の ディスケット作成する必要があります。このディスケットを作成する作業は、必ず MS-DOS/Vが稼動しているコンピュータで行ってください。 Windows NTまたはその他のOSでは、正常にディスケットの作成ができません。 ディスケットの作成方法および、アップグレードの作業方法は、「● 使用方法」を 参照してください。 ● 解凍ファイル RASA21J.EXEを実行すると、EXPANDディレクトリが作成されて以下のファイルが解凍 されます。 README TXT :このファイル LICENSE TXT :ライセンス情報 DOSIMAGE EXE :フロッピーディスクの内容をすべてをファイルに 変換/リストアするユーティリティ DOSIMAGE DOC :DOSIMAGEの説明 SA21J IMG :ディスケットのイメージファイル (DOSIMAGE.EXEを使用してディスケットを作成します) ● アップグレードに必要なもの MS-DOS/Vが稼動しているコンピュータ 1台 (Windows NTなどのMS-DOS/V以外のOSでは正常に作業ができません) MS-DOS/Vで1.44MBにフォーマット済みのフロッピーディスク 1枚 ● ディスケットの作成 ここでのディスケットの作成方法は、RASA21J.EXEを実行したディレクトリが C:ドライブのルートディレクトリの場合について記述されています。 その他のディレクトリで実行した場合には、ディレクトリ名を読み替えて使用して ください。 -1.44MBでフォーマットしたフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブに挿入 します。 -DOSで次のコマンドを実行します。 C:\EXPAND>dosimage restore SA21J.img a: -フロッピーディスクに次のラベルを記入します。 StrageWorks Standalone RAID Array 200 Software V2.1J for Intel Systems ● アップグレードの前に -ご使用のコンピュータが既に稼動している場合には、事前にシステム全体のバック アップをとってください。 ● 使用方法(RAID コントローラを1枚だけ装着している場合) 1.BIOSのアップグレード -作成したディスケットをフロッピーディスクドライブに挿入して電源をONにします。 -メニュー画面が表示されたら、「2. Update EISA BIOS to (Version 1.19)」を 選択してください。 -画面のメッセージにしたがってキーを押すとBIOSがアップグレードされます。 -再起動したら次の画面表示のように、BIOSが1.19になっていることを確認して ください。 ___________________________________________________________________________ |SWXCR BIOS Version 1.19 <---- BIOSのバージョン |Digital Equipment Corporation | |SWXCR Firmware Version 2.15 |SWXCR Memory = 4 Mbytes -以上でBIOSのアップグレードは終了です。 2.ファームウェアのアップグレード -作成したディスケットをフロッピーディスクドライブに挿入して電源をONにします。 -メニュー画面が表示されたら、「3. Update EISA Firmware to (Version 2.16)」を 選択してください。 -画面のメッセージにしたがってキーを押すと、ファームウェアが アップグレードされます。 -再起動したら次の画面表示のようにファームウェアが2.16になっていることを確認 してください。 ___________________________________________________________________________ |SWXCR BIOS Version 1.19 |Digital Equipment Corporation | |SWXCR Firmware Version 2.16 <---- ファームウェアのバージョン |SWXCR Memory = 4 Mbytes -以上でファームウェアのアップグレードは終了です。 3.BIOSのアップグレード後 -SCU(システムコンフィギュレーションユーティリティ)起動して、設定を確認したあと 設定内容を保存してください。 -OSおよびアプリケーションを起動して動作確認しください。 ● 使用方法(RAID コントローラを複数装着している場合) 1.BIOSのアップグレード -作成したディスケットをフロッピーディスクドライブに挿入して電源をONにします。 -メニュー画面が表示されたら、「6. Exit to DOS Prompt」を選択してDOSプロンプト を表示してください。 -次のコマンドを入力してください。このコマンド例は、RAID コントローラを2枚装着 している場合です。RAIDコントローラを2つ以上装着している場合には、装着している 数にあわせてswxcrbio.119の数を増やしてください。 A:\SWXCR>swxcrbio swxcrbio.119 swxcrbio.119 -画面のメッセージにしたがってキーを押すとBIOSがアップグレードされます。 -再起動したら次の画面表示のように、BIOSが1.19になっていることを確認して ください。 ___________________________________________________________________________ |SWXCR BIOS Version 1.19 <---- BIOSのバージョン |Digital Equipment Corporation | |SWXCR Firmware Version 2.15 |SWXCR Memory = 4 Mbytes -以上でBIOSのアップグレードは終了です。 2.ファームウェアのアップグレード -作成したディスケットをフロッピーディスクドライブに挿入して電源をONにします。 -メニュー画面が表示されたら、「6. Exit to DOS Prompt」を選択してDOSプロンプト を表示してください。 -次のコマンドを入力してください。このコマンド例は、RAID コントローラを2枚装着 している場合です。RAIDコントローラを2つ以上装着している場合には、装着している 数にあわせてswxcrfwa.216の数を増やしてください。 A:\SWXCR>swxcrfw swxcrfwa.216 swxcrfwa.216 -画面のメッセージにしたがってキーを押すと、ファームウェアが アップグレードされます。 -再起動したら次の画面表示のようにファームウェアが2.16になっていることを確認 してください。 ___________________________________________________________________________ |SWXCR BIOS Version 1.19 |Digital Equipment Corporation | |SWXCR Firmware Version 2.16 <---- ファームウェアのバージョン |SWXCR Memory = 4 Mbytes -以上でファームウェアのアップグレードは終了です。 3.BIOSのアップグレード後 -SCU(システムコンフィギュレーションユーティリティ)起動して、設定を確認したあと 設定内容を保存してください。 -OSおよびアプリケーションを起動して動作確認しください。