YAMAHA ソフトシンセサイザー S-YG20 体験版  いつもヤマハ製品をご愛用いただきまして、まことにありがとうございます。  ソフトシンセサイザー S-YG20(以下S-YG20といいます)は、パソコンのCPU パワーを使って発音するソフトウェアタイプのMIDI音源です。外付けのMIDI音源 と同様に、下記のようないろいろなMIDI再生アプリケーションを使って、高品位 なサウンドが得られます。  ・S-YG20付属のMIDIプレイヤー。  ・Windows95(R)に付属のMediaPlayer。  ・市販のカラオケソフト、シーケンサーソフト。  S-YG20を使って、いろいろなMIDIファイルの再生をお楽しみください。 *この体験版の使用期限は、1997年3月31日に設定されております。 *体験版に関するユーザーサポートは行いませんのでご了承ください。 ■S-YG20について  GMに対応した128音色を含む、360音色をもち、9ドラムキット+2SFX バンク、さらにリバーブを内蔵しており、従来のGMのみの音色だけではなく、 YAMAHAが提唱するXGフォーマット特有の音色もカバーされています(一部、 代替え発音を含みます)。  音質の設定を変更するには、コントロールパネル内のYAMAHA SGMP Driver アイコンをクリックして設定画面を起動し、出力サンプリングレートやステ レオ/モノの切り替えやリバーブのオン/オフの設定を行います。CPUの負荷 が許す限りは22K,ステレオ、リバーブオンでお聞き下さい。もしも負荷が重 く、再生時に音切れ等が発生する場合はリバーブをオフにしたり、サンプリ ングレートを11Kにする等の工夫をしてみて下さい。 ■S-YG20の仕様  ソフトシンセサイザードライバーの特徴 ・最大発音数32音GM-対応 音源 (リバーブ付加) ・YAMAHA製音源ICアルゴリズムをPentiumの32bitコードで実現 ・CODEC内蔵WindowsマシンをGM音源として使用できる ・MIDIチャンネル毎に異なるリバーブレベルの設定が可能  ソフトシンセサイザードライバーの仕様   GMシステムレベル1にリバーブ機能を付加し音質重視/速度重視等が 選択可能になっています。   音源部仕様     ・音源方式     PCM / WAVE TABLE ・最大同時発音数 32音         (CPUの性能、他の負荷の影響で32音以下になる場合もあります。) ・音色数     360音色+9ドラムキット +2SFXバンク ・出力波形     ステレオ/モノ   エフェクト部仕様 ・エフェクトタイプ リバーブ   MIDI入力ドライバ部仕様      ・対応MIDIメッセージ GMシステムレベル1   ※ ソフトシンセサイザーの発音は、MIDI信号を受信してから、約0.5秒かかりま    す。そのため、外部MIDI機器(例えば MIDIキーボード)から、 S-YG20 を発    音させると遅れが生じます。   ※ ソフトシンセサイザーはDOS/DOS窓では使用できません。   ※ ソフトシンセサイザー使用時のMIDI再生音量はミキサーのWAVEでコントロール    されます。   ※ ソフトシンセサイザー使用時同時に2個以上のMIDIアプリケーションは起動で    きません。 ■動作環境について  対応パソコン  NEC PC-98/IBM-PC並びにAT互換機  CPU       Pentium(TM)/66MHz以上  実装メモリー  8MB以上(16MB以上推奨)  サウンド機能  16bitPCMサウンド機能  対応OS    Windows(R)3.1、Windows(R)95 ■インストール  1.setup.exeを起動します。  2.後は画面の指示に従ってインストールを行ってください。  3.再起動後、S-YG20は使用可能になります。 ■使用方法  *S-YG20付属のMIDIプレイヤーでのMIDI曲の再生  1.インストール後、S-YG20フォルダー内のMIDIプレイヤーを起動してください。    起動後、[SET]ボタンをクリックします。    音源設定ダイアログボックスで[YAMAHA SGMP Driver]を選択してください。    サンプル曲が同梱されていますので再生してみてください。    詳しい使用方法はヘルプファイルをご覧ください。  *MIDI再生アプリケーションから[YAMAHA SGMP Driver]が選択できない場合   (たとえばメディアプレイヤーなど)  1.コントロールパネルの中の[マルチメディア]を開きます。  2.[MIDI]を選択し、[MIDI出力]の[単一の機器]の中から[YAMAHA SGMP Driver]   を選択します。  3.[更新]ボタンをクリックし、[OK]ボタンをクリックします。 ■アンインストールについて  S-YG20をハードディスクから削除する場合は次のようにしてください。  1.Windows(R)3.1の場合は、プログラムマネージャーの    "YAMAHA Soft Synthesizer S-YG20"内の[アンインストール S-YG20]を、    Windows(R)95の場合は、プログラム(P)の"YAMAHA Soft Synthesizer S-YG20"    フォルダー内の[アンインストール S-YG20]を起動してください。  2.起動後は画面の指示に従ってください。  3.システムの再起動後に、S-YG20関連のファイルはハードディスクから    削除されます。 ■トラブルシューティング  インストールできない  ・ハードディスクやメモリーなど、必要なハードウェアがそろっていますか?  ・MS-DOSやWindowsなど、必要なソフトウェアがそろっていますか?  ・ハードディスクに十分な空き容量がないとインストールできない場合があり   ます。不要なファイルを削除して空き容量を増やしてください。  起動しない  ・ハードディスクやメモリーなど、必要なハードウェアがそろっていますか?  ・MS-DOSやWindowsなど、必要なソフトウェアがそろっていますか?  ・正しい手順でインストールできていますか?  音が鳴らない  ・マルチメディア内の設定を確認してください。MIDIの設定がYAMAHA SGMP Driverに   なっていますか?  ・8bitのサウンドカードでは、S-YG20の再生はできません。  ・IBM社のMWaveを使用している場合は、このS-YG20を使用しないでください。  MIDI対応ゲームなのに音が鳴らない  ・S-YG20はDOS/DOS窓では使用できません。Windows対応のMIDI使用ゲームでは可能で   す。   ソフトウェアシンセサイザーはコンピュータ資源の消費量が多いために、CPUとメ   モリの組み合わせや、同時に動作しているアプリケーションによって、計算が間に   合わず、音が途切れる場合があるので、あらかじめご了承ください。  ■XG ホームページ  YAMAHA ホームページ http://www.yamaha.co.jp/xg/にて ドライバーを含めたXG関連の情報を発信しておりますので、ご覧ください。 *Soft Synthesizer、ソフトシンセサイザーは、ヤマハ株式会社の商標です。 *Microsoft および Windows は米国 Microsoft Corporation の米国および  その他の国における登録商標です。 *README.TXTに掲載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標  または商標です。 (C) Copyright 1996 YAMAHA CORPORATION All Rights Reserved