第3章 6.フローティングパレット

選択ツール

選択ツールは、書いたラインデータや文字の色を変えたり、移動したり、コピーしたり、切り取りしたり、消したりするとき、その対象になるデータを選ぶときに使います。

ラインデータや文字データは、そのデータ上にポインタを合わせ、クリックすることで選択できます。
また、Ctrlボタンを押しながらクリックすると前に選んだデータも選択状態のまま、次のデータを選択できます。

自由曲線、直線の選択方法
自由曲線、直線の選択は、ライン上にポインタを合わせクリックします。
(Ctrlボタンを押しながらクリックすると前に選んだデータも選択状態のまま、次のデータを選択できます。)
一度に複数のデータを選択するときは、下図のように自由曲線は、線かかるようにポインタをドラッグします。
直線は、直線の書き始めか、書き終わりの部分が選択範囲に入るようにポインタをドラッグします。

マウスから手を離すと、下図のようにラインデータの始まりと終わりに小さな四角が表示され、ラインデータの色が変わります。

この状態になるラインデータは選択されています。

色を変更する場合
カラーパレットにポインタをもっていき、希望の色をクリックすると選択されているラインデータは、クリックした色に変わります。
確定するには、描画キャンパス上をクリックしてください。

移動する場合
下図のように小さい四角にポインタを合わせ左ボタンを押したまま、希望の場所までドラッグします。
このとき選択されているラインデータは、同じように動きます。
マウスのボタンを離すとその位置に置かれます。
確定するには、描画キャンパス上をクリックしてください。
(右ボタンを使うと小さい四角にポインタをもっていかなくても、右ボタンを押した状態で移動できます。)

切り取り、コピー、消去の仕方
選択された状態で各コマンドを実行します。


円、四角、文字の選択方法
下図のように、円、四角はライン上にポインタを合わせクリックします。
(一度に複数の円、四角データを選択することはできません。)
文字の選択は、文字をクリックするか、文字を囲むようにポインタでドラックします。
(選択範囲に入っている文字は、すべて選択されます。)

下図のような状態になるデータは、選択されています。

カラーの変更や移動の仕方、切り取り、コピー、消去の仕方は、自由曲線、直線と同じです。


消しゴム(大、小)の選択方法
通常消しゴムは見えませんが、下図のように自由曲線を選択しようとして、その選択範囲に消しゴムが掛かっている場合

下図のように消しゴムの軌跡がグレーに表示され選択された状態になります。

ラインデータの小さい四角を左ボタンでプレスして移動すると、消しゴムも同時に移動します。
(右ボタンでも同じように同時に移動します。)
しかしながら、消しゴムのグレーの軌跡を左ボタンで掴むことはできません。
切り取り、コピー、消去の仕方は、自由曲線、直線と同じです。


6.フローティングパレット
/選択ツール/ペンツール/直線ツール/四角ツール/円ツール/
/消しゴム(大)/消しゴム(小)/文字ツール/