1996年6月11日  IBM ThinkPad  Mwave DSP モデム・フィックス・ディスケット                         バージョン 2.17 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ディスケットの役目  ここで提供されるMwave DSP モデム・フィックス・ディスケット  を使ってMwave モデム ソフトウェアを更新することで、モデム機能  の不具合を解決(フィックス)することができます。  対象となる機種、条件は次の(A)、(B)を同時に満たす場合です。そう  でない場合は、今回は関係ありませんので絶対に更新作業を行わないでくだ  さい。  (A)Mwave DSP機能を搭載したThinkPad シリーズ     具体的には次の機種です(96年6月10日現在)。   ThinkPad 530CS、535   ThinkPad 755CD、755CE、755CDV、755CX   ThinkPad 760C、760CD、760ED  (B)(A)の機種のうち、導入されている Mwave DSPサポート     ソフトウェアのバージョンが以下の場合   − DOS/Windows* 3.1をお使いの方      バージョン 2.00 または 2.02   − OS/2 Warp をお使いの方      バージョン 2.00 または 2.02   − Windows* 95をお使いの方      バージョン 2.10 または 2.11   (ヒント)    バージョン 1.00 または 1.10 をお使いの方は、更新する    必要はありません。絶対に更新作業を行わないでください。  導入された Mwave DSP サポート・ソフトウェアのバージョンの  確認は、「Mwaveの情報」の章を参照してできます。  Mwave モデム ソフトウェアを更新する必要があるかどうかの判断は  「問題解決/変更の概要」の章を参照してください。  Mwave モデム ソフトウェアを更新するには、  「Mwave モデム ソフトウェアの更新のしかた」の章を参照してくだ  さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Mwave モデム ソフトウェアの更新のしかた  導入は以下の手順に従って行ってください。   但し、Mwave DSP モデム・フィックス・ディスケットは、真の  DOS環境で導入する必要があります。 (DOS/Windows* 3.1 をお使いの方)  1)Windows*が動作中の場合は、Windows*を終了して    DOSコマンド・プロンプトを表示します。  2)ディスケット・ドライブにMwave DSP モデム・フィックス・    ディスケットを入れます。  3)DOSコマンド・プロンプトで a:¥install と入力し、     「Enter」キーを押します。  4)次のメッセージが表示されたら、導入は完了です。    Installation is complete. Please    reboot your system.     尚、次のメッセージが表示されても無視してください。     Note: Please do not install     older versions of DAA.  5)導入が完了したら、ディスケット・ドライブからディスケットを取り出    し、「Alt」と「Ctrl」キーを押しながら「Delete」キー    を押して、システムを再始動します。  6)−DOSの場合、 C:¥> プロンプトから country と入     力し、「Enter」キーを押します。     リストで「Japan」が選択されている事を確認します。     最後に「Enter」キーを押します。    −Windows*の場合、「Mwave ThinkPad」グルー     プをダブルクリックし、次にその中の「機能選択」アイコンをダブル     クリックします。     リストで「Japan」が選択されている事を確認します。  これで全ての作業が完了しました。 (Windows* 95 をお使いの方)  1)[スタート]メニューから[Windowsの終了]をクリックします    次に、「MS−DOSモードでコンピュータを再起動する」を選択し、    「はい」ボタンをクリックします。  2)ディスケット・ドライブにMwave DSP モデム・フィックス・    ディスケットを入れます。  3)DOSコマンド・プロンプトで a:¥install と入力し、     「Enter」キーを押します。  4)次のメッセージが表示されたら、導入は完了です。    Installation is complete. Please    reboot your system.     尚、次のメッセージが表示されても無視してください。     Note: Please do not install     older versions of DAA.  5)導入が完了したら、ディスケット・ドライブからディスケットを取り出    し、「Alt」と「Ctrl」キーを押しながら「Delete」キー    を押して、システムを再始動します。  6)Windows* 95が再始動したら、[スタート]メニューから    [プログラム]−[Mwave ThinkPad]−[Mwave     機能設定≠フ順に選択します。  7)リストで「日本」が選択されている事を確認します。  これで全ての作業が完了しました。 (OS/2 Warp をお使いの方)  1)2重ブート機能を使って、OS/2からDOSに切り替えます。詳しく    は、OS/2 Warpのユーザーズ・ガイドを参照してください。     簡単な方法は、      −デスクトップ上の「OS/2 システム」を開きます。      −「コマンド・プロンプト」を開きます。      −「2重ブート」を開きます。      −画面の指示に従います。    Windows*が起動した場合は、Windows*を終了して    DOSコマンド・プロンプトを表示します。  2)ディスケット・ドライブにMwave DSP モデム・フィックス・    ディスケットを入れます。  3)DOSコマンド・プロンプトで a:¥install と入力し、     「Enter」キーを押します。  4)次のメッセージが表示されたら、導入は完了です。    Installation is complete. Please    reboot your system.     尚、次のメッセージが表示されても無視してください。     Note: Please do not install     older versions of DAA.  5)導入が完了したら、ディスケット・ドライブからディスケットを取り出    し、「Alt」と「Ctrl」キーを押しながら「Delete」キー    を押して、システムを再始動します。  6)2重ブート機能を使って、DOSからOS/2に切り替えます。詳しく    は、OS/2 Warpのユーザーズ・ガイドを参照してください。     簡単な方法は、      −DOSコマンド・プロンプトで         c:¥os2¥boot /os2       と入力し、「Enter」キーを押します。      −画面の指示に従います。  7)OS/2のデスクトップ上の「Mwave for OS/2」をダブ    ルクリックし、次にその中の「機能選択」アイコンをダブルクリックし    ます。  8)リストで「日本」が選択されている事を確認します。  これで全ての作業が完了しました。 (OS/2 Warp with WIN−OS/2 をお使いの方)  1)PC−DOS、またはDOS/Vコマンド・プロンプトを開きます。  2)ディスケット・ドライブにMwave DSP モデム・フィックス・    ディスケットを入れます。  3)DOSコマンド・プロンプトで a:¥install と入力し、     「Enter」キーを押します。  4)次のメッセージが表示されたら、導入は完了です。    Installation is complete. Please    reboot your system.     尚、次のメッセージが表示されても無視してください。     Note: Please do not install     older versions of DAA.  5)導入が完了したら、ディスケット・ドライブからディスケットを取り出    し、OS/2を再始動します。  6)OS/2のデスクトップ上の「Mwave for OS/2」をダブ    ルクリックし、次にその中の「機能選択」アイコンをダブルクリックし    ます。  7)リストで「日本」が選択されている事を確認します。  これで全ての作業が完了しました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題解決/変更の概要  以下の問題が、ここで提供されるMwave DSP モデム・フィックス  ディスケットによって解決されました。  −(例:NIFTY−Serve*で)モデム接続速度が28800bps   に設定されていると、14400bps対応のアクセス・ポイントに接続   する時、実際には2400pbsの接続速度でしか通信できないことがあ   る。   今までは、Mwave モデムの[オプション]−[設定]メニューで、   「最大速度」を「28800(V.34)」(これが標準設定)から   「14400(V.32bis)」にする必要があった。  −モデム接続速度が28800bpsの時、通信中にまれに接続が切れるこ   とがある。  −ANGEL LINE*(エンジェル ライン:NTT電話番号検索サー   ビス)に接続できない。(Mwave モデムのコーリング・トーンを相   手側のモデムが誤認識してしまうことがある。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Mwaveの情報  Windows*、又はWIN−OS/2環境導入済みOS/2 Warp  に導入された Mwave DSP サポート・ソフトウェアのバージョン  の確認をするには、以下のようにしてください。  1.Windows* 3.1上で、「メニュー バー」上の「ファイル」    の中から「ファイル名を指定して実行」を選択します。    または、Windows* 95上で、[スタート]メニューの中から    [ファイル名を指定して実行]を選択します。    または、OS/2 Warp上で、OS/2コマンド・プロンプトを開    きます。  2.次のファイル名を指定して実行します。     C:¥MWW¥MANAGER¥MWLEVELS.EXE    (C:¥MWWは、Mwaveサポート・ソフトウェアが導入されてい  =@ るディレクトリです。もしMwaveサポート・ソフトウェアを別の     場所に導入した場合、そのディレクトリを指定してください。)  3.テキスト・ウィンドウが開きます。  4.開いたテキスト・ウィンドウの下の部分に、Mwaveサポート・ソフ    トウェアのバージョンが以下のように表示されています。   (例)    OEM=Mwave ThinkPad Release 2.00                               ====              Mwaveサポート・ソフトウェアのバージョン  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標  * ANGEL LINEは、NTT(日本電信電話株式会社)の登録商標    です。  * NIFTY−Serveは、ニフティ株式会社の商標です。  * Microsoft、Windowsは、米国Microsoft    Corporationの米国およびその他における登録商標です。  * その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標および商標です −−−−−−−−−−− <ファイルの終わり> −−−−−−−−−−−−